
渡米中、まず観ようと思っていたのがコレ!
こちらでの評判も良いし、宣伝で「今作はこのシリーズのダークナイトだ!」とあり、グッときた(笑)
近未来(年は出てこなかったような気がする)
プロフェッサーXを連れ、逃亡中のウルヴァリン。
だが2人とも疲労の色を隠せない...
特にプロフェッサーXの衰えがひどく、いよいよ老境に入ったことを思わせる。
あれだけ明晰な判断力で学校・Xメンを率いてエグゼイビアも遂にこんな状態に...
そう、超能力がいくらあるとはいえ、その限界がきていたのだ!
そこに現れるのが.........
ヒュー・ジャックマンは今作で最後の出演だと最初から公言していたそう。
このお陰か、過去にないダークな仕上がり。
先の「今作はこのシリーズのダークナイトだ!という宣伝文句もうなづける。
ウルヴァリン Wolverin というタイトルにせず、ローガンと個人名にしたところにもコダワリがあるように感じる。
近未来なのにアメリカの田舎風景でしか話が進まないのも、ロードムービー的な感覚で良い。
映画の中でポチポチと未来的なシーンがさりげに出てくるのも、現実感があって好感。
その静かさを打ち破ってアクションは過去になく残虐!
ウルヴァリンの刃先が、敵の頭蓋骨から胸元から etc... 切り裂きまくる。
過去にないこの暴力表現に圧倒されてしまった。
結論:最終章に相応しい締め方で、シリーズの決着をきっちりつける「潔さ」がマル。
やろうと思えば、ちゃんと出来るじゃん(笑)
(最低中の最低、アベンジャーズシリーズをチラ見するにつれ...)