アメリカを激震させ、ニクソンを退任に追い込んだ大事件、 ウォーターゲート事件 を扱う。
ウォーターゲート事件といえば、名作映画が!
それは「大統領の陰謀」
ワシントンポストの若き2人のジャーナリストを、
・名優ダスティン・ホフマン
・ロバート・レッドフォード
が演じ、報道の力でニクソンを追い込んでいく。
この映画で特に印象的だったのは「ディープ・スロート」
捜査機関の幹部でありながら、2人に情報を少しずつリークする男。
この男こそが、マーク・フェルトなのだ!!!
今作で彼を演じるのは、リーアム・ニーソン!(写真センター)
「大統領の陰謀」で強力なインパクトを残した立体駐車場での「会話のシーン」がここでも出てくる。
「大統領の陰謀」では、ディープ・スロートの顔はほとんどわからず「影の存在」
今作では、ニーソンがちゃんと顔を出す一方、若い記者はチラリとしか映らない。
全くのガキ扱い(笑)
という具合で、視点が違うと全くシーンの表現も変わるんだなと楽しんだ!
一方で、ニーソンの熱演をよそに、物語は煮え切らない出来。
まわりで ダイアン・レイン(写真右から2人目)、トニー・ゴールドウィンもがんばるが、どうにもドラマが盛り上がらない…
NY滞在時、テレビCMも流れていたので期待しちゃったんだけど…
結論:題材を消化しきれず、日本では公開されないでDVDスルー、が濃厚か?!?