ふらっと ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)に立ち寄ったら、ド強烈なものに出くわした!
石岡 瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか SURVIVE - EIKO ISHIOKA
石岡 瑛子さんの経歴をざっと。
東京芸術大学美術学部卒業後、アートディレクターとして 資生堂入社。
独立後、PARCO の鮮烈なイメージを創造。
その後NYに移り、そのフィールドで活躍の場を広げる。
【主な受賞歴・活動】
・アカデミー衣裳デザイン賞(映画:ドラキュラ で受賞、白雪姫と鏡の女王でノミニー )
・グラミー賞(日本人初!)= M デイビスのアルバム『TUTU』のジャケットのデザイン
・ニューヨーク映画批評家協会賞(ブロードウェイミュージカル美術)
・カンヌ国際映画祭芸術貢献賞(映画ミシマ 美術監督)
・オペラ「ニーベルングの指環」オランダ国立オペラ 衣装デザイン
・北京オリンピック2008 開会式の衣装デザインを担当
・シルク・ドウ・ソレイユ「ヴァレカイ」
・紫綬褒章を受章
入場した1F は映像インスタレーション + 彼女の名言 の展示。
地下B1 がメイン展示で、広告・キャンペーンの凄い 仕事 がズラリ(写真)
そしてBGM?がまた凄い。
彼女の「独白」が次々と流れ、それがいちいちグサグサと突き刺さる(汗)
資生堂入社時の頃のから、NY渡航の覚悟から、デザイナーのデジタル時代の考え方 etc..。
耳が釘付けに!!!
例えば、
「いつも崖っぷちにつま先で立ってる。そんな実感があるわね。
ヘタをすると落っこって命を落とすわけだけど、そこに踏ん張って生き残るみたいなー
ーそんな瞬間が何度もある。クリエイティビティの本質はそういうことの中にありますから」
彼女がマントラのように唱えていたコトバが作品から紡ぎ出される。
「REVOLUTIONARY」
「TIMELESS」
「ORIGINALITY」(私の底から湧き上がる何かを)
それらを体現した作品群にふれるたびに、揺さぶられる構造!
展示は、前期と後期に分かれており、
前期は、~ 1月23日(広告・キャンペーン)まで。
後期は、2月 3日 ~ 3月19日(グラフィック・アート)
実はメイン展示は、東京都現代美術館 にて。
「血が、汗が、涙がデザインできるか」
期間は、~2月14日まで。