
主演:ヴィオラ・デイヴィス= 時代のディーヴァ ブルース歌手 マ・レイニー(写真)
時代は1927年
場所は、シカゴ
1時間半のシチュエーション物。
人気ブルース歌手 マ・レイニー はディーヴァであるゆえか、尊大な態度の持ち主。
それはボスのレコード会社の白人たちに対しても同じで、毒舌を吐きまくる。
そんな彼女がシカゴの録音スタジオに入るが、やはり雰囲気は緊迫。
曲のアレンジで揉めだしたのはほんの皮切りで、ある曲の口上を親戚筋にやらせると言って聞かない。
しかもその親戚筋のボウヤは 吃音持ちで、NGを連発!
SP時代だから、録音を失敗するたびに原盤が捨てられていく…
このスタジオでの会話劇が物語の中心となる。
音楽映画かと思ったら実は会話劇だったのね!
(元は演劇なのかなあ... 調べる気もしないけど)
共演で印象的だったのが、これが遺作になってしまった、チャドウィック・ボーズマン。
今までのイメージとは違う、マシンガントークのお調子者トランペッター役。
演技の幅がこんなに広かったのね… R.I.P…
結論:ブルース歌手 マ・レイニーの録音の1日は、音楽映画かと思いきや、実は会話劇。