日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 
 
 
先日の アカデミー賞 の結果に驚いている当ブログ。
 
 
 
・カンヌ国際映画祭(2021) パルム・ドール(最高賞)は、
 
 
一方、
・アカデミー賞(2022)の作品賞は、
 
 
 
圧倒的な怪作 vs ウェルメイドな家族映画(笑)
 
 
作品の方向性があまりに違う!
約10ヶ月のタイムラグがあるとはいえ…
 
 
 
 
それもありなん、なのはこの2つの映画祭の評価基準に大きな違いがあるから。
 
・カンヌ国際映画祭
 
審査委員が毎年毎に変更 → この中から選出される 審査委員長 も毎年違う!
このため、審査委員長 がリードする方向性によって評価基準が変わる、が基本は「時代を切り拓く1作」
 
ちなみに「TITANE」を選出した審査委員長は、スパイク・リー!
 
 
・アカデミー賞
 
映画芸術化学アカデミー(AMPAS)の会員が投票。
構成員は、映画業界で実績を積んできた業界人たちで約10000人弱。
最大の登録主体は「俳優」で約 14%、次にプロデューサー(約 7%)、製作・配給会社の経営幹部(約 7%)と続く。
 
この「製作・配給会社の経営幹部:というのが一つのミソで、ネット配信勢に冷たくしてきた、というのが定説。
今年は遂にネット配信者が作品賞に輝いたわけだが、これまでも今回も大量のノミネートがあった Netflix ではなく、Apple。
確かにApple製作の受賞作は通常の劇場公開に乗り期間も十二分にとり、コロナ禍に苦しむ劇場を結果的に支えた。
 
確かにNetflix は俎上に載るために仕方なく一部の劇場で一週間程度の限定公開しかしない。
Disney っていうか Pixcer の「ソウルフル・ワールド」なんて、コロナ禍を理由にネット配信のみ…
 
 
というわけで今年のアカデミー賞は無難かつ最も業界寄りの一昨で決定したしたわけ!
 
ある意味、コロナ禍のこの2年を象徴するような出来事だった、ということか?(汗)


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