ハマってしまい、MoMAに通い詰めた企画。
最近 再評価され注目されている キャスティング・ディレクター Casting Directors にフォーカスしたもの。
今回のフォーカスは、
・Ellen Lewis
・Laura Rosenthal
彼女たちがキャスティングした作品群が毎日2本 ~ 3本(週末)かかり、通い詰めた。
で3回目の今日は、ただでさえ謎めいた?ボブ・ディラン をさらに謎めいて描く一作「アイム・ノット・ゼア」(2007)
昨日から公開された「アステロイド・シティ」じゃないが、出演陣が異様に豪華!
・ケイト・ブランシェット(が、ボブ・ディラン?を演じる)
・故ヒース・レジャー(が、ボブ・ディラン?を演じる)
・リチャード・ギア(が、ボブ・ディラン?でいうかビリーザキッド、を演じる)
・クリスチャン・ベール(が、ボブ・ディラン?を演じる)
・ベン・ウィショー(が、ボブ・ディラン?を演じる)
・マーカス・カール・フランクリン(が、ボブ・ディラン?を演じる)
さらに女優陣で
・シャーロット・ゲーズンブール
・ジュリアン・ムーア
・ミシェル・ウイリアムズ
・キム・ゴードン!(バンド:ソニック・ユース のベース奏者)
とキャスティングだけでその異様さが伝わると思うが、当ブログのこのシリーズは元々タイトルにあるように、Casting Director に焦点を当てたもの。
鬼才トッド・ヘインズ と長い協力関係にあった Laura Rosenthal が大活躍!というわけ。
×6人がかりで ボブ・ディラン を様々な角度から表現しようという無理難題な企画をカタチにした(汗)
別途アップ予定なのが、このサントラ盤(CD ×2枚組)
上記にもある シャーロット・ゲーズンブール とか ソニック・ユース だけでなく、劇渋いメンツでディランの曲をカバーしまくっており、映画でふんだんに流れるこの音楽も映画の大事なアクセント。
結論: ×6人がかりで ボブ・ディラン を様々な角度から表現、Casting Director の腕の振るい所が万歳の一本。
シリーズ(1)A League of their own はコチラ
シリーズ(2)名将シドニールメット遺作「その土曜日、7時58分」はコチラ