![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/71/7f/b3161d0fae8bc9cc02690ffb8b03e40b_s.jpg)
David Byrneのプロジェクトは基本抑えるのだが、当初これだけはパスしていた。
なんたってテーマが、フィリピンから追放された権力者、イメルダ!
(元フィリピン大統領夫人のイメルダ・マルコス)
なのでCDの購入は、パス。
とはいいつつ、パブリックシアターでの公演(2013)は一応チェック(汗)
だったが、オフ・ブロードウェイ(パブリックシアター)→ ブロードウェイ に昇格!
というわけでその感想は...
かなりのスケール・アップ!
パブリックシアター もそこそこのサイズだったが、今度は大シアター!
観客席は大きく ×4 に区分け
① Floor = 巨大なディスコ・フロア ← このフロアの観客は、踊る!踊る!
② Floorside seats
③ Front mezzanine
④ Rear mezzanine
というわけで、ディスコ・ビート に乗り、ノリノリ のミュージカル!
なぜディスコ・ビート かというと、イメルダはNY生活当時、世界一?のディスコ「NYスタジオ54」の常連。
ディスコ・ビートで踊るイメルダのイメージから、プロジェクトが急展開したのだろう。
ビッグ・ビートの発展に寄与した Fatboy Slim の起用もうなづける。
とはいえ内容は前回同様。
権力というものがいかに醜くなりがちなものか、なストーリー(汗)
1. おもねる者の言うことしか聞かなくなる。
2. しかも、そうする人を取立てる。
3. そして、いったん手にした権力は、屁理屈をつけ離さない。
こんな処で、忘れてしまいたい悪夢が蘇るなんて(汗)
こんなヘビーな内容を、変幻自在のステージや演出で、場を巧みに操縦。
もちろんコンセプト・作曲のDavid Byraneの音楽が冴える。
時折鳴るロック・ギターは、間違いなくByrneのフレージング。
Fatboy Slim のビートも効いていた。
結論:オフ・ブロードウェイ から 昇格を果たし、ブロードウェイ初!の全キャスト=アジア勢 で描く、イメルダ・マルコス はディスコ・ビート に乗り、ノリノリ のミュージカル!
だけでなく、驚きの展開 が待っていた!
それは 明日アップ(汗)