日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

原作は ジュディ・ブルーム「神さま、わたしマーガレットです」(1970)

 

よくある女子青春ものなのだが、時代が1970年 周辺、なので全ての価値観がその時代。

写真のポスターさえ、1970年風のデザイン(汗)

 

 

 

 

主人公 マーガレット は、マンハッタンに両親と住んでいたが、シティから引っ越すことになる。

行き先はニュージャージーなので、実際そんなに遠くはないが、主人公にとっては大きな違い。

このため時々シティに住む祖母(右)の家にお泊まりしてNYを満喫。

 

 

年齢は6年生。

つまり性の目覚めの年代のため、女友達たちと苦戦しながら一歩一歩前へ…

母親(左)もその活動をサポートし見守りながらの、青春物語という構成。

 

 

ニュージャージー で友達ができたはいいが、グループのリーダー格はやたらの仕切りたがり(汗)

かつ付き合っていくうちに、性格的にも無理があることが発覚してくる…

 

 

 

 

 

俳優陣は写真の左右のベテラン2人= レイチェル・マクアダムス、キャシー・ベイツ

2人ともいい味出しているが、特に キャシー・ベイツ の孫を見守る お婆ちゃん 役がハマっている! 

 

この2人を中心に、主人公役 アビー・ライダー・フォートソン を盛り立てている。

まあ女性映画だから、こんなところかな?

 

 

 

俯瞰してみるに、やはり 1970年 周辺、の価値観が作品に適度な上品さを保たせている、と感じた(結果的に)

というのは昨今のこの手の性の目覚めの年代の女子青春ものは、ややぶっ飛び杉!、な傾向があるからだ!

(例えば「ブックスマート」とか「エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ」)

今作はあくまでも「笑って許せる」レベル(笑)

 

 

ということで、

 

結論:1970年 周辺、の価値観が作品に適度な上品さを保たせている点で お勧め!の 女子青春もの。

 

日本公開、ないのかな...



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