![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/d9/64a81df04909903703f7af8f6f1a5b37_s.jpg)
原作は ジュディ・ブルーム「神さま、わたしマーガレットです」(1970)
よくある女子青春ものなのだが、時代が1970年 周辺、なので全ての価値観がその時代。
写真のポスターさえ、1970年風のデザイン(汗)
主人公 マーガレット は、マンハッタンに両親と住んでいたが、シティから引っ越すことになる。
行き先はニュージャージーなので、実際そんなに遠くはないが、主人公にとっては大きな違い。
このため時々シティに住む祖母(右)の家にお泊まりしてNYを満喫。
年齢は6年生。
つまり性の目覚めの年代のため、女友達たちと苦戦しながら一歩一歩前へ…
母親(左)もその活動をサポートし見守りながらの、青春物語という構成。
ニュージャージー で友達ができたはいいが、グループのリーダー格はやたらの仕切りたがり(汗)
かつ付き合っていくうちに、性格的にも無理があることが発覚してくる…
俳優陣は写真の左右のベテラン2人= レイチェル・マクアダムス、キャシー・ベイツ
2人ともいい味出しているが、特に キャシー・ベイツ の孫を見守る お婆ちゃん 役がハマっている!
この2人を中心に、主人公役 アビー・ライダー・フォートソン を盛り立てている。
まあ女性映画だから、こんなところかな?
俯瞰してみるに、やはり 1970年 周辺、の価値観が作品に適度な上品さを保たせている、と感じた(結果的に)
というのは昨今のこの手の性の目覚めの年代の女子青春ものは、ややぶっ飛び杉!、な傾向があるからだ!
(例えば「ブックスマート」とか「エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ」)
今作はあくまでも「笑って許せる」レベル(笑)
ということで、
結論:1970年 周辺、の価値観が作品に適度な上品さを保たせている点で お勧め!の 女子青春もの。
日本公開、ないのかな...