公開時は、以下2つの情報を聞きすぎてパスしてしまった
・ビクトル・エリセ 31年ぶり
・「ミツバチのささやき」の可憐な少女 アナ・トレント が出演
特に アナ・トレント 出演、に「あざとさ」すら感じ取ってしまったので…
だが先日、今年のベストに選ぶかもなブログを読んだことで「ヤバい、見よ!」(笑)
見始めると、捜索を依頼する「王」の雰囲気、台詞がいちいちグサリと刺さってくる
この時点で「この映画当たりだな」と直感した!
このあと物語は大きく転換し、違うタイムラインに移る
主役俳優の失踪が原因でボツ化した、ほぼ仕上がったはずの「映画」
テレビ番組の「あの人は今?」的な企画(写真)を起点に、当時の監督がその失踪俳優を探すことに…
22年ぶりに、当時のスタッフなどに会いつつ、手掛かりを探る。
となると、今回のテーマもまた、「映画」
名作とされる「ミツバチのささやき」でさえ、少女がフレンケンシュタイン映画を鑑賞。
つまり、この「映画」関連に持ち込む手法は「監督の作風」
ラストでわかったのだが、冒頭部分ですら「映画」のシーン
面白かったんだけど一貫して「映画愛」に訴えている点で、ズルいといえばズルい
結論:「映画愛」に訴えている点で、ズルいといえばズルい、一貫して(笑)