今月号で10周年を向かえた雑誌、 Free & Easyについて書きたい。
時効だと思うので、ここに差し支えなさそうな範囲で濃いハナシの一部を書かせていただく。
当時、ある仕事である人気度トップクラスのタレントとの付き合いがあった。
そのマネージャーだったO氏との付き合いはそこから始まった。
厳しいがハートもあり、印象的な人物だった。
一年くらい付き合った頃、何か不穏な空気が先方内にぷんぷんし始めた。
何が起こっていたのか。
O氏は、その当時既に成功していたそのブロダクションの人気雑誌の責任者でもあった。
が、ちょっとしたきっかけである人物が登用され、環境の変化が表面化しはじめたのだ。
新方針が全く受け入れられないO氏、そしてやはりなじめない旧来のスタッフたち。
そこでO氏は決断した。
スッパリ辞め、新雑誌を立ち上げた。
当時のスタッフを根こそぎ引っこ抜いて。
その雑誌の名が、Free & Easy。
ここで懺悔させていただこう。
(まだまだ青かった自分....)
懺悔1.
辞める直前、打合せの鎌倉でさりげでやめる事を示唆されたにもかかわらず、全くリアクションできなかった自分。
未熟さが身にしみる。
懺悔2.
そして後日、新雑誌名を聴いたときにに、「?!?」だった自分。
この未熟さがまた身にしみる。
O氏はこう言った。
「新雑誌のテーマはズバリ、不良」
そして続いて微妙にうれしそうにボソッと、「Free & Easy」
いろいろ解釈は成り立つが、今の自分はCrosby Stills & Nashの1st-Album B面一曲め"Wooden Ships" のあのフレーズだと考えている。
(少なくとも浜崎あゆみではない、時制的にも。ただ実際コラボもしているが)
何はともあれ、10周年おめでとうございます!
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