ネガフィルムのデジタル化作業をしていたら、昭和49年ごろの畑沢の風景写真が出てきました。当時はどこにでもある風景でしたから、プリントせずにフィルムのままで眠っていました。あれから約40年経ちますと、とても懐かしい風景です。当時の私は、カメラを買ったばかりで、どうしょうもないものを手当たり次第に撮影していたようです。確かに撮影技術は、相当の低レベルです。それでも、どうしょうもない写真が、かえって傑作のような気がします。上手な人なら絶対に撮らないものを残すことになったからです。
これは4月に入り、大分、雪が融けた状態です。田んぼには、3月の下旬に牛舎から運んだ堆肥が点々と転がっています。雪が完全に消えると、一か所にまとまっていた堆肥を田んぼ全体に散らします。このような光景も、牛の飼育がなくなると消えてしまいました。今は、どこでも見ることができません。
ところで、私の持っている古い写真は、あまり多くありません。皆さんが持っている古い写真で、差支えないものがありましたら、是非、御提供くださるようお願いします。