~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

かぶりものには目がないが

2006年05月17日 19時19分22秒 | 雑感
昨日の新聞を整理しようとしてふとみたら、
「かたそうな話だからやめとこ」といったんパスしようとした記事にハマった。

某地裁の女性判事補によるコラムで、英国の王立裁判所を訪れたときの話。

王立裁判所の建物は大変荘厳で華麗なんだそうである。
ところが、建物の入り口にはグッズ売り場が・・。
筆者は<Royal Courts Of Justice>の文字と建物の正面図がプリントされたTシャツを着ているテディベアを購入されたらしい。

以下引用
<日本の裁判所には、入り口で「最高裁」「○○地裁」などと書かれたこけしを販売しようなどという発想はあるまい。>

絶対にそんな発想はないと思います。「法服クン人形」とかは例えあったとしても、「こけし」はないんではなしでしょうか。
最高裁と黒々と胴体に筆字で書かれたこけしを想像しただけでシビレます。

英国の裁判はご承知のように白いかつらをかぶって行われる。
筆者によると「不思議の国のアリスなどのおとぎ話の世界の裁判のように思えてくる」。

以下本文より
<おとぎ話気分に浸って傍聴していたが、裁判官が尋問を開始すると法廷内の空気が引き締まった。
テディベアを販売していようと、白いかつらの人による裁判であろうと、裁判官の法廷での言動にはやはり威厳と荘重さがある>

よかった。<モンティ・パイソン>みたいな裁判だったらどうしようかと思いました(笑)。
白かつらでもちゃんと引き締まってるのですね。

でも、これもし日本におきかえるとしたらどうなるのか・・・
こけしをはじめとする裁判所お土産グッズが入り口に並び、
法廷に入ってみると、ちょんまげ姿の裁判官が登場する・・・。

・・・・・・・・私、絶対に笑う。いや、ほんとに笑う・・・・・・