~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

塩谷 哲&松本和将 2台ピアノジョイントコンサート

2012年09月17日 00時49分01秒 | ピアノ

3日連続のコンサート通い、最後は「塩谷 哲&松本和将 2台ピアノジョイントコンサート」。

これはめちゃくちゃ楽しみにしていたんですね・・・・というより、以前東京で共演されたことがあるということを知り、ぜひこちらでもコンサートを!!と念じているうちに、なぜか叶ってしまったという次第です(笑)。

主催・共催さん、ありがとうございます。

***プログラム***********

1.ミヨー:スカラムーシュ(2台)

  Ⅰ Vif Ⅱ Modere Ⅲ Brazileira

2.松本ソロ (当日発表)

  ショパン:ノクターン第8番 変ニ長調 op.27-2

        ワルツ第2番 変イ長調  op.34-1

3.塩谷ソロ(当日発表)

  ビル・エヴァンス: ワルツ・フォー・デビー

4.塩谷 哲:Valse (2台)

   ~~~~~~休憩~~~~~~~

5.モーツァルト:2台のピアノためのソナタ ニ長調 K.448

  ⅠAllegro con spirito ⅡAndante ⅢMolto Allegro

6.塩谷 哲: 組曲「工場長の小さな憂鬱」より(2台)

  Ⅰ純白の野心 Ⅱ森に棲む妖精たちのラベル貼り Ⅳ慈愛  Ⅶ彩られる明日へ

7.塩谷 哲: Spanish Waltz (2台)

<アンコール>

 塩谷 哲: あこがれのリオデジャネイロ(2台)

 ミヨー  :「スカラムーシュ」よりBrazileira(2台)

*************************

これはもう「楽しかった」の一言。

なんというでしょうね、ピアノをおもちゃがわりに育った少年二人がまんまおじさん(・・・失礼・・)になったという感じ。

塩谷さんはトークも軽妙で、通常はまったく影の存在、客席に頭さえも下げてはいけない譜めくり人(MちゃんとKちゃん)までオモテに出して、

「譜めくり、すばらしい」と讃え、フルネームで紹介したうえに、インタビューまで(驚)。

さらに「将来はピアニストになりたいんですか?・・・・もし、楽譜どおり弾くのが嫌になったらおじさんとこにきてね」のオチ。・・・・・おもしろすぎ。

ミヨーとモーツァルトは譜面台を立て(といってもかなり寝かせて)楽譜を見て弾くというスタイルでしたが、

1曲目のミヨーにして、塩谷さんの方は「音が多い?あれ、これってアドリブ?」な箇所あり。

楽譜見ててこれって・・あとはどうなるの?(笑)。

次、松本さんのソロ。スクリャービン「黒ミサ」かと思ってたのに、ショパン。いいんです、一部のヘンタイより多数の健全なお客さん(笑)。

いや、このショパンが絶品。とくにノクターン。CFXって、名手にかかるとこんな信じられないような美しい弱音が引きだせるんですね。松本さんの演奏は、いろいろな会場・さまざまなピアノで聴いてますけど、あらためてびっくり。

松本さんのソロ2曲目を受けて、塩谷さんによるワルツ祭り開始(笑)。塩谷さん作曲の「Valse」・・・いい曲でした。18~19歳くらいに作られたということでしたが、いやだからこそなのかもしれませんが、意欲的で濃い曲。

この曲の中で松本さんの長い即興もありましたが、これがまたなんというか手垢のついてない即興で、新鮮かつ個性的。

語るようなことでもないですけど、私子供のころ、即興演奏をこれでもかというくらいさせられ(会場から音列をもらってその場ですぐやるという一種見世物のようなことまで)、子供なりに「使い回し」に陥った経験があるのですが、そういうのってやはり、聴いてるほうもわかるというかいまいち面白くなかったりします。

松本さんの即興は、いわゆる「本業」とは言えないのかもしれませんが、塩谷さんもおっしゃっていたように「これがほんとにすばらしい」です。

後半、モーツァルトは、おふたりの表情がうかがえたので、純クラシック曲でありながら、駆け引きというかやりとが視覚的にも楽しめて面白かったです。「え、そこそう弾いちゃうの?」「じゃ、こういくよ」みたいなものがわかるとアンサンブルは見ている側も楽しい。塩谷さんが「漫才みたいなもんだよね」とおっしゃってましたけど、まさにそんな感じ。

モーツァルトでこれだったら、これからあとはさらにどうなるの??(笑)

次の<組曲「工場長の小さな憂鬱」より>はもともとソロ曲なんだそうです。そのソロの楽譜のままを今日はふたりで分けて弾かれたそうですが、タイトルが「ええ~~」な感じで、大笑い。これはとりあえず、ネタバレしないようにしときます。

最後のSpanish Waltz は、実はある機会に塩谷さんのソロで聴いたことがあったのですが、2台でやると規模も違うし、ひとりがリズム担当に回り、メロディーがアドリブになる箇所が、聴く側としては超楽しみ。どんどんアドレナリン回ってきて、これはアンコール大変なことになりそう・・・と思ってたらなりました。

アドリブだらけになり、お互いやめられない止まらない状態?(笑)。あれミヨーが見え隠れしてる・・・と思ってたら、2曲目でやっぱり。

最初に楽譜見て演奏された時のより、聴いてるほうもずっと楽しかったかも。でもたとえ楽譜見て弾くのがいやになったとしても、そうそう簡単にいわゆる「暗譜」ではなく「アドリブ」やりながらの演奏って、ふつうなかなかできませんよねえ。

基本的にどうも私は、自作とか即興演奏なんかが好きな人間らしく、このコンサートはひさびさに脳のどこかが覚醒した感じです。

また、先日の大野和士さんの演奏会に続き、家族全員で出かけたので、みんなで感想をワイワイ言いながら帰ったのも楽しかった。

またやってください。もう少し小さい空間でも楽しいと思うので、ぜひどこかで!  


魚住 恵 ピアノリサイタル

2012年09月15日 21時42分38秒 | ピアノ

「魚住恵リサイタル」を聴いてまいりました。(エリザベト音大ザビエルホール 18:00開演)

プログラム~~~~~~~~~~~

モーツァルト:ピアノ・ソナタ 変ロ長調 KV570

ショパン:ピアノ・ソナタ 変ロ短調 Op.35「葬送」

    (休憩)

ドビュッシー:<映像>第一集

武満 徹:<雨の樹素描 II -オリヴィエ・メシアンの追憶に->

メシアン:<幼子イエズスに注ぐ20のなまざし>より 「幼子イエズスの口づけ」

 (アンコール)

ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

全体として、お姿、ドレス、演奏、語り、すべてに非常にセンスの良いリサイタルでした。(ドレスは前半オレンジ、後半はブルー系の微妙に変色するもの)

お年はだいたい存知あげているのですが、信じられないくらいお美しく素敵。これまで何回か演奏に接しているのですが、ソロのリサイタルを聴かせていただくのは私は初めてで(11年ぶりでいらっしゃるとか)、あらためてご自分の世界をビシッとお持ちの方なのだと実感。

前半プログラム、しっかりとした音運び。充実した音質は高い音でも「アルト」を思わせるところがあり、(楚々としたお姿を裏切るような)男前な骨太さを感じました。

これはあくまでも私の個人的な感覚なのですが、いい意味で、二次元の「絵画」を思わせるところがあって、それは昨日広響のプログラムで読んだ、「ブーレーズが『メシアンは組み立てない。並置する』と語っているように・・・・」という一節を想起させるところがあり、後半プログラム、とくにメシアンへの期待が高まりました。

後半、ドビュッシーを経て、武満、メシアンへの運びはトークも含めて見事。

最近私自身の現代曲への親和性が増しているせいなのか、演奏がすばらしかったせいなのか、その両方なのかわかりませんが、とにかくメシアンは忘れられない。全20曲のうちの1曲だけだったのがとても残念でした。私自身の勉強の至らなさで、どこがどうよかったのか語れないのが非常にもどかしいのですが、「もっと聴きたかった、この世界にもう少しとどまりたかった・・・」という感想でお許しください。

次回、11年後と言わず、ソロリサイタルを開催されることを楽しみにしております。


トゥーランガ+リラ

2012年09月15日 00時43分04秒 | 交響曲・管弦楽曲等

広響定期(市文化交流会館 18:45開演)に行ってまいりました。

プログラムは

モーツァルト 交響曲第33番変ロ長調 K.319(約25分)

メシアン:トゥーランガリラ交響曲(約75分)

の2曲。

実は、16時ごろに一回チラシの挟み込みのために同ホールへ行き、いったん帰ってご飯を食べてまた出かけたわけです。

私は広響の定期にそうしげしげ通っているわけではないのですが、今日(14日)は、制服姿の高校生がずいぶん多いな・・という印象でした。「<プロ改組40周年定期>ということで、招待券もけっこう出ているのでは?」と思いましたが、若い子がたくさん聴きにくるのは歓迎すべきことです。

モーツァルトはまあまあというか、ステージ客席共に、「メインはメシアン」感がありありすぎて、前プロとしてもちょっと薄い感じ・・・・。

これが終わって休憩。こんな感じ↓

オンドマルトノ見学ツアー状態。そりゃ見たいですよ、近くで。

演奏者の原田節氏は、プログラムのプロフィールによると「慶應義塾大学経済学部を卒業後渡仏、パリ国立音楽院オンド・マルトノ科を首席で卒業」とあります。これを一読しただけでも「へええ~」数回。

「パリ国立音楽院にオンド・マルトノ科ってあるんだ~!」というわけで、検索してみましたら、なんともおしゃれなHPのなかに、・・・・ありました、ありました。

たしかに「トゥーランガリラ交響曲」はオンド・マルトノ大活躍ではありますが、ほかにも独奏楽器としてピアノもあるわけで、これも超難しい(たぶん)。今回のソリストは永野英樹さん。

ところで、・・・まずは「トゥーランガリラ」とはなんぞや?

「トゥーラン+ガリラ」と、私ながらく信じておりましたが、・・・違いました(汗)。正解は「トゥーランガ&リラ」。

これは2つのサンスクリット語を合成したものだそうで、<トゥランガ>が「早駆けする馬のように走り去る時間」、もしくは「砂時計の砂にも似て流れる時間」を意味し、<リラ>は「生と死の聖なるゲームであり、また愛の意味も持つ」とのことです。

メシアン自身の語るところによれば、この交響曲は「愛の歌であり、喜悦と、時間と運動とリズム、そして生と死に寄せる賛歌」ということになるんだそうです。

で、ここで素朴な疑問・・・なんで最近、至るところでメシアン??

私、不勉強にして知りませんでしたが、今年はメシアン没後20年の記念イヤーなんですね。1908~1992に生きた方ということなので、それはたしかに「つい最近まで生きておられた」という認識はありますけど、そうですか、没後20年ですか・・。そうか、あれから20年たったのか(個人的な記憶の話・・・殴)。

「トゥーランガリラ交響曲」そのものは、1946年から1948年にかけて作曲されたそうで、さすがにそのころは私も生まれておりません。時期的には「戦後まもなくのころ」ということになりましょうか。

全体を通しての感想は、「思ったほどわけわからん曲でもなければ、そう長くも感じなかった」ということ。全10楽章ですが、20世紀の曲としては聴きやすい曲なのでは?(あまりほかの曲を知りませんけど)

とくに前半の5楽章まで(なかでも1&2楽章)は、曲の内容、音量、音色にことごとく圧倒され、「すごい曲だなあ」と驚くばかり。1941年生まれでいらっしゃる指揮の秋山氏、頭脳超明晰、体や振りもピシっとされていて、「スコアもオケも掌中にあり」という感じを受けました。

後半は、たぶん私の、聴衆としての集中力が落ちたんだと思うのですが、前半に比べるといまいちちゃんと聴けなかった気がします。

オンド・マルトノの不思議な音は、電子楽器ということもあり、ある意味違和感があるんですが、その違和感はもちろん狙って使われているはずなので、それがまたおもしろい。ピアノも、硬質で乾いた音が、ふつうに聴く「ピアノ」のイメージを変えるというか、広げる感じでした。

この曲に使われていた楽器は以下です。

*****************************

独奏ピアノ、独奏オンド・マルトノ、

ピッコロ、フルート2、オーボエ2、イングリッシュホルン、クラリネット2、バスクラリネット、ファゴット3、ホルン4、

ピッコロトランペット、トランペット3、コルネット、トロンボーン3、テューバ、

ジュ・ド・タンブル(=鍵盤式グロッケンシュピール)、チェレスタ、ヴィブラフォン、チューブラベル、バスドラム、プロヴァンス太鼓、スネアドラム、テンプルブロック3、マラカス、トライアングル、タンバリン、ウッドブロック、シンバル、サスペンデッドシンバル、小シンバル、チャイニーズ・シンバル、タムタム

弦5部

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パーカスセクション、ぱんぱん(笑)。

さて、明日は、メシアンのピアノ曲を聴いてきます(・・もちろんそれだけではないですけど)。

 


寿司は腰で握る

2012年09月14日 12時46分51秒 | ピアノ

週刊誌を読んでおりましたら、こんな記事がありました。

銀座九兵衛二代目主人さんのお話より:

<・・・・・親父はいちいち教えてくれませんでした。唯一教えてくれたのは「寿司は手先で握るのではなく腰で握るもの」ということ。当時は「技術は横目で盗むもの」で、握り方は身体で覚えていくものだったんです。今、うちの若い者は僕の握り方を真似ますが、僕と親父は少し違いますし、息子も僕とは少し違います。自分なりの握り方を会得していけばいいんです。要は手早く、力みなく、無駄な動きをしないで握ることですね。・・・・・・・>

寿司は腰で握る

なんの動作でも腰は大事なので、なんとなくわかるような気がしますけど、こうすぱっと言われると爽快です。

ピアノは腰で弾く

・・・・なんかカッコいい(笑)。

中華料理の鍋使いなどは、いかにも腰でやらないとダメそうな感じがするんですが、あまり動きのなさそうな寿司握りにして腰なのか・・・・深い。

音楽だと、声楽、管楽器、弦楽器は見るからに全身をちゃんと使わないと音が出なさそうで、たとえ「腰で歌う」「腰で吹く」「腰で弾く」と言われても、「いやそうでしょうとも」と思うのですが、

ピアノについてはそこまで身体身体という感じがしないのはなぜか・・・。管楽器の方などはブランクがあると「まずは走り込みからを始めます」という人もおられるのに、「ウン十年ぶりにピアノを再開するので、まずは腹筋から始めます」などということはついぞきいたことがありません。

でも、ほんとは相当要るんだと思います、身体そのものが。

私は、ピアノそのものの楽曲よりもオケパートを弾くことの方が多いんじゃないかと思うような、邪道ピアノ弾きですけど、

いつも悩むのが、オケがトゥッティ(全部一緒に)で、「ウヮン」と鳴らす和音部分がうまく弾けないこと。

師匠にも相談したことありますけど、いまだにできない。

先日の伴奏の録音を聴いてみても、そういう部分が硬いというか、いわゆる「鳴って」ないんですよね。音量ではなく、まったくもって音質の問題です。

ここだけ、若くてスリムな女の子のような音になっていて(もちろんそういう子でもいい音を出せる子は出せるわけですが)、「なんのための体重だよ、二の腕の重みはどうした・・・」と自分で突っ込みたくなります。

いや体重じゃないんですよ・・・おもに腹筋の問題。

先日、ベートーヴェンのソナタをレッスンしていただいたとき、師匠が弾きながら「腹筋が痛い」とおっしゃってましたけど、

その後やっと、今日あたり、私も腹筋が痛くなるような感覚がわかってきました(・・・遅っ・・・)

まだタイミングよく、必要な音すべてをきちっと腹筋かけて弾けるわけではないですが、

かかったときとかかってないときが、全然音が違うのははっきりわかってきました。

腹筋を使うためには、腰に余分な力が入ってるとやりにくい。でも、ちゃんと安定していて、ある意味「意識」してないと、うまくいかないんですね。

いろいろ考えなくても、できる方は最初からできるんだと思いますけど、もともと身体使えてない人間なので、ああでもないこうでもないとやってみないことにはできるようにならないんですよ。

まずは、腹筋の手前にある脂肪をとりたい・・・(殴)。 


オンドマルトノ

2012年09月13日 20時12分47秒 | その他音楽

突然ですが、<オンドマルトノ>です。

電子楽器のひとつで有名といえば有名、もし知らなくても、それはそれでありです。

その<オンドマルトノ>が使われる大曲、メシアンの「トゥーランガリラ交響曲」が明日、広島交響楽団定期演奏会で演奏されます。

うちは息子は行くことになっており、私は娘をどうするかが決まらないことには(さすがにひとり留守番というわけにはいかず・・・)、予定がたたないわけですが、生で聴いてみたい曲のひとつであります。

その<オンドマルトノ>が、実は地元の音大に40年間眠っていた・・・・というニュースが新聞やテレビで流れ、

ふだんはよほどのことがなければ話題に上らないこの楽器が、ちょっとしたブームです。

どんな楽器かというとですね、こんな楽器です。

テルミンみたいな音もしますけど、ちゃんと鍵盤があって、鍵盤は鍵盤で弾くことができるんですね。

とある友人、「音頭丸殿」だと思っていたんだとか。・・・それって全然楽器の名前じゃないじゃん(汗)。

ほんとはこういうスペル Ondes Martenot (フランス語)で、Ondes は電波、Martenot は発明者の名前だそうです。

 


コンサートのお知らせ

2012年09月12日 14時51分10秒 | ピアノ

 芸術の秋、多くの演奏会が催されますが、今回以下の2つのリサイタルをご紹介いたします。 

 

 イェルク・デムス ピアノリサイタル                

 デムス氏が生涯をかけて取り組まれているバッハ平均律 その全曲演奏会が四夜に分けて演奏されることになり, 第一夜 第二夜が 広島で!      

 83歳にしてなお第一線で活躍されている孤高のピアニスト巨匠デムス氏の 貴重な瞬間 深い音楽の心 をお届けいたします

 

  第一夜  2012年11月2日(金) 18:45開演  (18:15開場)    

                          バッハ:平均律ピアノ曲集 第2巻より BWV870~881

                    パルティータ第1番 変ロ長調     BWV825 

  第二夜  2012年11月16日(金) 18:45開演 (18:15開場)      

                          バッハ:平均律ピアノ曲集 第2巻より BWV882~893

                    半音階的幻想曲 二短調       BWV903

    場所   アステールプラザ オーケストラ等練習場  

  入場料  各 3,000円(当日3,500円) 

  主催 広島ドイツリート協会

     チケットはヤマハ、デオデオのプレイガイドで扱っています。

  (会場での飲食、10歳以下のお子さんのご入場はご遠慮ください)

 

 

♪萩原麻未リサイタルのお知らせ♪

 公演日:2012年11月11日(日)

 時間 :開演16:30(開場16:00 )

プログラム: 

 ドビュッシー:前奏曲第1集から
“音と香りは夕暮れの大気に漂う”“西風のみたもの”“亜麻色の髪の乙女”“ミンストレル”ほか
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調op58
ラヴェル:ラヴァルスほか
※やむを得ない事情により,曲目等が変更になる場合もございます。

場所:呉市文化ホール

料金:一 般
 S席        3,500円
 A席        3,000円
 B席        2,000円
 学生券・Z席券 1,000円

友の会
 S席        3,150円
 A席        2,700円
 B席        1,800円
 学生券・Z席券  900円

※未就学児童のご入場はお断りいたします。

※Z席(舞台の一部がご覧になれないお席で44席限定です)と学生券は当日販売いたします。
(学生券は入場時に学生証が必要です)
※託児室(有料)あり。詳しくは、株式会社くれせん(0823-22-2498、平日9:00~17:30)まで。

チケット 【呉】呉市文化ホール2階事務局
イオン広店
蘭島閣美術館
公声堂
中国新聞呉支社 【広島】デオデオ本店
中国新聞社読者広報部
ヤマハ広島店 【その他】中国新聞各販売所(お取り寄せ) 主催:(公財)呉市文化振興財団
呉市教育委員会
中国新聞社
企画・制作:(有)公声堂 お問い合わせ:呉市文化振興財団事務局 (呉市文化ホール内) 
呉市中央3丁目10-1 TEL (0823)25-7878

 

なお、9月16日(日)朝9:00~9:30「題名のない音楽会」で、出光音楽賞受賞コンサート(8月23日収録)の模様が放送され、麻未さんも出演されます。

上記ふたつのリサイタルにつきましては、私の方に直接ご連絡いただいてもかまいません。

(←の「メッセージ」からどうぞ)

   

 


講座のお知らせ

2012年09月11日 10時01分58秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

10月6日(土)に、以下のような講座があります。

私個人の電話や携帯メールをご存じの方はそちらから申し込んでいただいても結構です。

メールでお申込みいただく場合は、<聴講お申し込み>以下をコピー&ペーストして、必要事項を書き込んでいただけると助かります。

また、楽器店、コンサート等でチラシを手に入れられた方は、FAXでお送りいただいてもかまいません(チラシには番号が記載してあります)。

なお聴講料は当日会場にてお願いいたします。

 

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<松本和将氏によるドイツ2大B講座>

第1部:ブラームス ~ 6つの小品 Op.118 ~

第2部:ベートーヴェン ~ピアノソナタ第17番「テンペスト」~

第3部:ベートーヴェン ~ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」~

松本和将  MATSUMOTO KAZUMASA  ―――――――――――――――――――――

幼い頃よりピアノに目覚め、高校在学中に「ホロヴィッツ国際ピアノコンクール」第3位など、国内外のコンクールで上位入賞。また、ジュニアオーケストラでのヴァイオリン演奏やバンド活動等で音楽の世界を広げた。1998年19歳で「第67回日本音楽コンクール」優勝。併せて増沢賞はじめ、全賞を受賞。1999年より、国内外での活発な演奏活動を開始。 2001年「ブゾーニ国際ピアノコンクール(イタリア)」第4位、2003年 世界三大コンクールの一つ「エリーザベト王妃国際音楽コンクール(ベルギー)」第5位入賞。ソロ、オーケストラ共演、室内楽、多彩な輝きを放ち続けるピアニストとして、観客はもちろん、世界中の演奏家達からも注目を集めている。ビクターエンターテインメントより9枚のCDをリリース、「後期ロマン派名曲集」はレコード芸術で特選盤に選ばれる。2009年、デビュー10周年を迎え、東京文化会館を皮切りに、3年連続のオールショパンプログラム全国ツアーを開始。東京公演はライブレコーディングされアウローラ・クラシカルより2枚のショパンアルバムをリリース。2012年8月には3枚目のショパンアルバム『苦悩から昇華へ』を発売。

また。近年は、和太鼓、箏、尺八など和楽器とのコラボレーションや、ピアニスト・塩谷哲との共演など、ジャンルを超越した音楽活動にも取り組んでおり、また、東京芸術大学非常勤講師(2008~2012)、くらしき作陽大学特任准教授として、後進の指導にもあたっている。谷口厚子、芦田田鶴子、故中島和彦、角野裕、御木本澄子、パスカル・ドヴァイヨンの各氏に師事。

岡山県芸術特別顕賞、倉敷市芸術文化栄誉章、福武文化奨励賞、マルセン文化賞、エネルギア音楽賞受賞。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆日 時:2012年10月6日(土)第1部11:00~11:50、第2部12:30~13:20、第3部13:30~14:20

◆場 所: ヤマハ広島店3階サロン 

◆聴講料: 1部のみ:2,000円、2部(組み合わせ自由):3,000円、3部通し:4,000円。 

◆定 員: 各部25名 (先着順。要予約)

◆主 催: ドイツ2大B講座企画委員会

◆協 力: (株)ヤマハミュージック中四国広島店 鍵盤営業課

◆お申し込み・お問い合わせ: メール officeagiato@mail.goo.ne.jp

 

            <聴 講 お 申 し 込 み>

お名前                   

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お電話(携帯でも可)              FAX            

聴講希望の部     □第1部     □第2部    □第3部          

※ご記入いただいた個人情報は、当講座のご連絡以外の目的では使用いたしません


あれやこれや

2012年09月10日 17時46分54秒 | 雑感
一日帰省は、9ヶ月も経つうちに、ほぼルートが決まってきました。

父の病室で母と落ち合い、
銀行やデパートの用事をすませ、
実家の雑用をやる、

…という感じです。
今日は新幹線の延着もあって、父の食事はもう終わっており、顔を見てなんとなく言葉を交わした程度。
その後銀行に行ったのですが、これがなかなか面倒くさいことになりました。
私の実家なんですが、母がずーっと専業主婦ということもあり、口座は父のものが主で、母のは引き落とし等のための当座口座みたいになってます。
また母の脚が悪いこともあって、お金まわりのことは退職後の父がすべて引き受けてました。
それが今や父が動けない話せないになり、仕方なく母が窓口に行ってなんとか引き出してきているわけです。
まだキャシュカードがあればそこまでの問題ではないんですが(ほんとはいけないんでしょうけど)、
窓口では当人以外のものがまとまった額を引き出すのはNGでありまして、本人に電話をするか訪ねるかして意思を確認させてください…とくるわけです。
当然といえば当然なんですが、妻が夫の名義で雑事を代行するのが当然だった世代には、どうもわかりにくいというか納得がいかない。
それに意思の確認がちゃんとできるのかどうか…
母にしゃべらせていたら、到底ラチがあきそうもないので、「では今後のことも考えて、後見人という立場を得ればいいわけですか?」と私がふってみました。
「それは家裁に申請してそうしていただければ、何の問題もありません」

…左様か…またひとつ仕事が増えたな(笑)


銀行のあとはデパートの用事。
何号館まであるのか謎の、デカい上に入り組んだデパート内をすいすいと動けるようになっている自分を発見。

最後に実家に寄って、灰だらけの玄関から道路までの階段を掃き、水を流して本日終了。

鹿児島日帰り

2012年09月10日 12時15分16秒 | 雑感
新幹線、寝てて全然気づかなかったんですが、新山口で車両点検のため20分くらい止まってたらしい…。

して鹿児島ですが、
暑いあまりに暑い。駅の電光掲示板には36℃とあります。真夏です。
いや、元気でますね、暑いと(笑)。
考えてみたら、子供のころ、感覚的には5月から9月は夏でしたね。
小6のころ、9月末にペラペラのワンピースを着て、最終便の飛行機で東京に向かい、タラップ降りるとき寒くて震え上がった記憶があります。
9月末ってもう秋なんだ、秋分というがほんとだ~と驚きましたもん。

気候の違いってあなどれないです。

伴奏本番

2012年09月10日 01時35分24秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

9日(日)は、弦楽器(ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)の発表会に行ってまいりました。

昨年は講師(友人)演奏の伴奏のためだけに行ったのですが、今年は、チェロの生徒さん3人の伴奏と講師演奏伴奏をさせていただきました。

合わせは私の希望も入れていただいて、事前に2回、当日のリハ1回でしたが、ほんとにいい勉強になりました。

生徒さんは学生さん1名と大人の方が2名。いずれも趣味でされていて、舞台の経験は浅い方がたのようでしたが、

練習のたびにどんどん変わっていって、本番はもう見違えるようでした。

練習を積んで音程やテンポが安定してくるのはわかりますが、本番がいちばんのびやかで魅力的な音であり、

また、あせってどんどん次に行くことなく、むしろピアノをゆったりと待つくらいの間で、弾かれました(ご本人たちは超緊張していたとおっしゃるのですが)。

本番はこちらもすっかり楽しませていただいて、発表会というより演奏会のような気持ちでご一緒させていただけて良かったです。

技術的にどうこうということよりも、「本番でこそいい音楽ができる、楽しめる」という点が、ほんとうにすばらしい。

ここのところ忘れかけていたかもしれない、「趣味でやる音楽の良さ」を思い出したような気がします。

 

友人の講師演奏も、まあ良かったんじゃないでしょうか(笑)。

途中からどうも伴奏がオラオラと煽りがちでスマン・・・・どうも本番になるといけません。

でも今日はうまくかわされたといいましょうか、道連れにされなかった(できなかった??)といいましょうか。

・・・・では次回をお楽しみに(殴)。