朝夕、とくに夜はやけに涼しくなってまいりました。
シーシーと虫なんか鳴いちゃって・・・いけません。若いころは春が格別に苦手でいろいろ困ってましたが(笑)、このごろは、気温にしろエスカレーターにしろ、クダリのほうが苦手になりつつあります。
なんですかね~・・・、ある年齢までは秋はロマンチックだったりセンチメンタルだったりしましたけど、胸ときめくような機会と無縁となった今、気温が下がってくるとどうしても「老・病・死」に思いが至ります。ブラームスの作品番号の大きいほうの曲なんか、凍りつくような思いで聴いたりすることもあります。・・・・聴くのにけっこう勇気がいったりもする。
9月以降は現実の生活では行事続き。演奏会も多いし、運動会、文化祭、ハロウィン、クリスマス、などなどのうちに、あっという間に来年になってしまいそうです。積み上げられた書類のなかになにか忘れている大事な用があるようでコワい(汗)。
子供2人でも、よく「あああっ」と忘れてしまっていることがあるのに、4人5人の子供のいいるお母さんってすごいです。しかも仕事しながら・・・なんて神業としか思えません。まして、習い事や勉強に熱心なお母さんはほんと尊敬です。習い事は送迎だけでもかなりの負担です。もし、外部の方(シッターさんとか)に依頼したら、それだけで相当な額になりますもん。
逆に一日のほとんどを家族の用事で走り回っていたお母さんたちが、まったく子供の用事がなくなったとき、生きがいがなくなったかのようにボーッとなってしまうのもわかるような気がします。うちはまだまだ手がかかりまくりですが。
ところで今日こそは書類をやっつけるぞ・・と思いつつ、珍しく読みふけってしまった本2冊。
中山七里著「おやすみラフマニノフ」と、サイバラ先生の「西原理恵子の人生画力対決2」。
「おやすみラフマニノフ」は基本ミステリーですが、音楽の細かいことがかなり書き込まれていて、「へー」なことやタメになることも多く、一気に面白く読みました。
サイバラ先生のご本は、例によって、超のつく破壊力で、笑い死にするかと。浦沢直樹氏との絵対決なんてもう勝負以前の問題だと思うのですけど、いちいちオカシイ。浦沢氏にポニョを描かせて(さすがにあまりなじみはおありでなかったよう)「これは浦沢線が出てない」とかケチつけてたり。
息子が読んで「これは12禁だ」言うてました。・・私もそう思います。もう娘は読んでしまったかもしれませんが。
・・・・いけない・・・明日は本番だった(汗)。