激しい生き方が自分を壊す。

　鈴木宗男が、食道ガンになった。

　数年前には胃がんを切除していた。

元気になってフルマラソンに挑戦するなど積極的に健康をアピールしていた。　しかも４時間内で完走していた。

　政治家だから仕方が無いのかも知れないが、他人事ながらもう少しゆっくりしたほうがいいと感じていた。

　今回も手術をするそうだが、いくら切っても、根本の原因を取り除かないと、また出てくる。　切除を続ければ、臓器が無くなっていく。

　そもそも、あの激しすぎる言動で日常を生きているのに病気にならないでいるのが自分には不思議だった。　
　　病気の原則に当てはまらないほどのパワーがあるのかと思っていたが、時限爆弾が着々とカウントダウンしていた。

　金もコネもあるのだから、正しいガン治療の方法にたどり着けるのではないかと思うが、そうはいっていない。

　医者の言うことを鵜呑みにすることなく、ガンを治している人のいう事を聞いてみれば直ぐなのに、　鈴木宗男でもたどり着けないほどにそう言う情報が未だ整備されていない。　　

　一生懸命に生きることは大切だが、限度がある。
　自分を壊すほど激しく生きては、どうしようもない。