唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

震災。

2011-03-17 19:34:25 | インポート
12日昼、メールで姪とやっと連絡がつき、結構被害があったとの事で、とりあえず水を2ケース買って急遽栃木へ向かった。
 
 倒壊して炊き出しも想定していただけに、大した被害がないと思って普通にしていたが、感覚とは人それぞれで、大きくショックを受けている人もいた。

 育った環境が自分とは全く違うから感覚も違う。 仕方が無い。
 普通に食事が出来、電気がついて、暖かい布団に寝られる、何が非常時かわからなかったが、非常時に緊張感が足りないと説教を受ける。

 誰も片づけを始めないので、仕方なく屋根に残っていた瓦を落とし、落ちた瓦礫と一緒に片付け。
 敷地内の兄貴の家の方が被害は大きく、盛土を止めていた大谷石が崩落し下に通る道を塞いでいた。 こちらも誰も手をつけないから、片してきた。
 甥っ子が手伝ってくれて、冗談をやりながら楽しい作業になっていた。
 やる事が無くなり16日には帰って来た。

帰りに親戚によると、こちらの方が被害が大きいのに全く平常。 世間の買いだめをおかしく笑っていた。
 ローソクがあるから停電なんてどうにでもなるよ。。。。
 2.3日買い物なんてしなくてもどうにでもなるよ。。。。
 みんなそんなに生き残りたいのかな。。。。。。
 

 隣の家は倒壊寸前で後の道が通行止めになっている位だが、落ち着いている。 全てを何かに任せているような、 すごいと思った。 家族みんながそう言う感覚なのだ。 
 長年、大変なお世話になってきたが、水を届けた時には人生で初めてだと思うが、よかったと喜んでもらえた。 逆にこちらがうれしかった。

しかし、呼んでも無いのに忙しいはずの屋根屋がいち早くやって来て応急処置をしてくれたというし、 自分が行くと、お見舞いで頂いたと思えるようなケーキが出てくるし、帰りにもまた、ケーキが出てきた。  ドンだけ周りがよってくるのか。

 成功する人の心の有様はみんな同じだ。

成功したから余裕があるのではなく、元々成功する人間性を持ち合わせている人間が結果的に成功する。