台風一過の晴天の中、氏神様にお参り。 いつもきれいに掃除をしてくださる神社の役員の方が丁度掃除を終えられたところだった。
落ち葉や枝でかなり荒れていたであろう境内はきれいに清清しく整備されていた。
少しお話しさせていただくと、
川端康成の雪国の舞台となった神社で直ぐ近くの建物は駒子が当時住んでいたものを再築したものだと知った。
今は、神主がいないこの神社。 この方、役員なのだが、毎日参拝し、境内の掃除をされている。 お陰様で参拝者は気持ちよくお参りさせていただいている。
夏場に、老人の方が2.30人で掃除をしていたことがあったので、聞いてみると、シルバー人材センターから派遣してもらい仕事をしてもらっているのだとという。
しかし、それには参加してなかった。
全く意に介していない。 「年2回、みんな楽しみにしているよ、お金もらえるから。」 と。 人格高潔なり。
昨日は神社に着くころから降り始めてしまった。 仕方なく、軒先を借りて雨宿りをいてたが、伊勢神宮に参拝した時を思い出すような気持のよさを感じられた。 あの時も雨に降られたが、雨宿りをしながら長い時間を過ごさせて頂き気持が良くなっていくのを感じられた。 なんということは無いのだろうけれど、もしかしたら、大変な事なのかは、解らないが、、、、、
話しが一段落して別れ、そんなことを考えながら散歩をしていると、 何とも胸の辺りが気持が良くて爽やかに続いた。
こんな心持でいられたら、人生最強だ。