唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

遺言。

2011-11-03 09:36:55 | インポート
テレビに出ていた、女和紙職人、ガンの宣告を受け、死を覚悟し遺言を書き始めたところ、こんなにやる事があるんだと気がつき、「死んでなんかいられない。」と決意が固まったと言う。 その後ガンを克服し、やり残した事を3年でやりつくしてしまい今は、さらに遺言を書いては達成し、それをを繰り返しているそうだ。
遺言とは、死んだ後の為に書くものでは無く、生きている時に指針とするために書くもんだと。。。

天職とは与えられるものではなく、自分で決意してそれが転職になるものだとも、言っていた。

 反論するものではないが、自分はやりたいことが無かった、それが幸いしたと思っている。昔みたいに強烈にやりたい事がある時期に人生を奪われると感じたら、そのストレスに耐えられなかったと思う。 何もやりたいことが無かったからある程度自然に受け入れられた。 事実、「やりたい事が無くてよかった。」と思ったし、それだから選ばれてしまったのかとも思った。

 天職は決意、、、それはそうだが、感じるものが無ければ決意は出来ない。 勝手に決意しているつもりにはなれるが、これは決意ではない。  感じるか感じないかも自分次第だが、決意は自らすると言うより自然と感情が起こるものだと思う。
でも、それを自分で決意したと思えるところが彼女の強さなのだろう。  どちらにしても羨ましい。