台風19号の被害についてコメンテイターとかの発言を聞いて、
「後付で、よくもまあ、当たり前の事を長々としゃべるのもだな」と思っているのだが、
街中で育ったほとんどの日本人には新鮮に聞こえるみたいで気持ちが悪い。
普通に考えて、
堤防のすぐ外側に家を建てるか?
河川と河川が交わる内側に家を建てるか?
河川より低い土地に家を建てるか?
河川敷の野球場が洪水の時どうなるかを予測できない人間が居るなどとは思っていなかった。
何十年も使うのなら、いつかは大雨に遭うと考えるのが普通だと思うのだが、そうではない。
景観がきれいだ、とか、他に土地が無いとか、タワーマンションだから安心だとか?
全く理解が出来ない。
上流で雨が降り、下流の浮島で取り残されるキャンパーなどが典型で全く意識が違うのだろう。
田舎で育てば当たり前のように感じる感覚が、安全な環境で育つ人間には全く無い。
幸い住環境にも周りの自然環境にも恵まれて育ったから家の心配などしたことは無いが、誰に教えてもらうでもなく、家を建ててはいけない場所くらいは自然に感じていた。
堤防の外側に建つ家を見れば、考えるまでも無く、うわー怖いと感じる。
河川敷の野球場は、洪水の後の後始末の大変さを思う。
河川でのキャンプは上流でダムが放水始める事を思う。
家そのものも、よくもまあこんな華奢なものを作って住んでいるなと思う事もある。
教科書を読んで得られる知識と、自然環境から目で見て、耳で聞いて、感じて、想像して得られる知識では比べ物にならない位大きい。
勉強ばかりして来て、知識を入れることに慣れきった日本人に、災害対策リテラシーを上げようとしても難しいような。。。。
幼少時にしっかり経験していないと生きる力は身につかない。。。
全体が理解できないで、一つ一つ知識を入れても役に立たないでしょうに。
どんな所でもリスクがあって、どんな所でも良い所もある。
そして、何があっても不思議ではないのが自然。。。
人生も何があってもおかしくない。。これを肝に銘じて覚悟をもって生きていれば多少の事には驚かない。 何でも来なさい。。。。。それが必要だから来るのだから。
必要なくなれば、いなくなって、はいさようなら。。。あがりです。
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