アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

シラスを食べてもウナギは減らないかも

2025年02月21日 | Weblog
 シラス干しに、大根おろしをかけて食べる…旨いです。たぶん、脳が「旨い」と、言っている。私の舌は老化してしまい、それほど旨味を感じていないと思いますが、脳が「旨いと思え」と教えてくれます。

 カミサンが、「シラス干しを控えなければ、ニホンウナギが食べられなくなるのでは…」と心配しております。でも大丈夫だと思います。

 シラスは、ご存じの通り「白子」と書きます。カタクチイワシ・マイワシ・イカナゴ・ウナギ・アユ・ニシンなど、体に「色素がない白い稚魚」の総称…。
 つまり、「シラス干し=ウナギの稚魚」ではないワケで、食卓からシラス干しをカットしても、ウナギに影響が出るとは思えません。

 なお、「シラス台地」とは、何の関係もありません。シラス台地のシラスは、「白砂、または白州」。
 なぬ?「サントリーのウイスキーにも『白州』がある」って?あれの読み方は「はくしゅう」。2万円もしますから…手が出ませんわ。

 シラスから離れますが、今まで通りにしていると、ニホンウナギはやがて絶滅するのかなあ?ホンマグロも…。そして、クジラも。調査捕鯨すら安泰とは言えないようなぁ…。

 中国の話なんですが、スズメ退治を命じられた北京市民は、屋根の上で鍋やドラなどを一斉に叩たいた。「その話、知ってる」って?ハイハイ、有名な話ですからね。これは、スズメが長く飛べないという特性を利用したスズメ退治。
 騒音に驚いて飛び立ったスズメは、長くは飛べない…しかし、市民が鍋を叩いているので降りることができない。疲れ果てて唯一あった静かな空き地(これがワナ)に降りたところを火をかけられる。こうして、数十万羽が駆除されてしまった。そりゃないだろうって?50年代に中国政府が行った「四害駆除運動」の実話です。

 稲穂をついばむスズメを駆除しました。…しかし、BUT!スズメなき後は、スズメのエサであった害虫が大量発生しました。当然、農業は大打撃を被った。スズメ駆除は、自然の連鎖を無視した愚策だったぁ…。

 そうなんです!「自然の連鎖」に対し、我々人類が手を加えるということは…してはならないことなのです。

 ですから、ウナギも食べる、マグロも食べる、クジラもこれまで通り捕る。これを変えてしまうと…た、た、大変なことになりますよっ!

 なぬ?「その考え、反捕鯨国に通じるか」って?
 彼らは、どっちに転んでも身に痛みを感じる状況にはならないのです。「日本人!鯨を捕るなよっ!可哀想だべ!野蛮人め」の一点張り。
 自然の連鎖同様、食文化の違いも尊重していただきたいもの。

 海洋生態系の中で鯨だけが増加すれば、海洋生態系全体のバランスが崩れることになります。
 鯨による漁業との競合問題とは、カタクチイワシやサンマ、スケトウダラ、サケ、イカなどの商業漁業対象種を鯨が食べてしまうことによる問題です。増えている鯨を保護してしまうと、サンマもタラもサケもイカも食べられなくなっちゃうよぉーっ。


往路追い風 復路も追い風…ん?

2025年02月20日 | Weblog
 思い出すたび、「姑息さ」を感じています。私は、「儒教精神が脈々と息づいている国、韓国。若者の礼儀正しさには感服…」密かにレスペクトしていますがね。
 もっとも、最近の韓国は、「おかしいなあ」と、思っていますけどね。
 なぬ?「元々が、仇日教育の国なんだ!おかしいのは、今始まったことではない」
 だって?そ、そうですがぁ、礼儀正しさと、食文化は素晴らしい国なのです。個人の感想です。

 姑息だと思った出来事は…アジア大会のバドミントン競技の時でしたが、体育館内なのに、風が吹いておりまして…。
「昔の話しだろう。忘れたなあ」という方に、バドミントン会場での出来事を説明しますと…

 韓国選手の背に風が当たるように、強風を送ったのです。
 つまり、韓国選手のスマッシュは、風に押されて凄いスピードで伸びました。相手選手のスマッシュは、風に押し返される…。ですから、韓国選手は、楽々打ち返すことが出来る。

 また、同じバドミントン競技の組み合わせ抽選が、「密室」でいつの間にか行われていたのでした。儒教はどうしたのでしょうねえ!

 本当にそんなことをしたのかって?間違いありません。もちろん、韓国側は否定していましたがね。都合が悪いことは、真っ向から否定しますので。

 元バドミントン「オグシオ」のシオさんは、
「男子団体戦の日韓戦で、日本に不利な風が吹きました。コートチェンジがあるのに、常に風が韓国選手の背から吹いた…こんなことあるはずがないでしょう!」
 確かに!コートチェンジに合わせて韓国選手に有利なように風向きを変えた。儒教は、そんなことを教えていたのか?

 「風」と「抽選」だけでも、民度が低いなぁ、なんと姑息な!と、思っていましたら…ダメダコリャ!犯罪もどきだ!と思われる報道が…!

「選手用の弁当からサルモネラ菌が検出されたため、用意した76個をすべて廃棄処分した」(アジア競技大会でですよ)
 弁当を注文していた選手は、数時間経ってから「パンと牛乳」。陰謀じゃなかったのでしょうが、勘ぐってしまいます。

 韓国にも、立派な人がたくさんいると思います。愚かな人もいるでしょう。しかし、愚かな人だって、「国際大会」に関わる場合は、「正々堂々を演出」するでしょう?それが出来ない人が培養されている?
 これは…韓国崩壊の危機でしょう。北朝鮮の、スポーツの台頭がめざましい。まさか、韓国は、北朝鮮の後塵を拝する道を選択しようとしているのか?儒教は…もうどうでもいいのかねぇ。

 この件に対する中国人の反応。もちろん中国人一個人の評論ですがねが…
「弁当にサルモネラ菌?悪いけど、中国人には効かないよ。日頃から毒入り食品食べてるからね。韓国は、次の大会でもまたやるよ。今度は何を出してくることやら?」

 …笑えません。私自身は、「食文化」の面で好きな国なのですがね。あと、礼儀も・・・。


カンボジア…がんばってよ…

2025年02月19日 | Weblog
 カボチャの原産地は、カンボジア。ダジャレかよ!
 カボチャの原産地は、アメリカ大陸です。種がコロンブスによって、ヨーロッパに持ち帰られて世界中に広がりました。
 カンボジア原産説は、カボチャがポルトガル人によって16世紀に九州に伝えられたのですが、そのとき、「カンボジアから渡来した」ということに由来しているようです。

 カンボジアへ入る前に、ホーチミン市に寄ったのですが…
「ベトナムは、希望が一杯。現在は、セコンドで走っているが、サード、トップへとつなげるだけの勢いを感じさせる域に達している」と思いました。
 そのあと訪れたカンボジアでは…
「希望があるのか?ローで走ってはいるが、ガス欠しそうだし、エンジンが焼けるのでは…」
 と、心配になりました。

 カンボジアの産業は、典型的な第一次産業(農業、漁業、林業)。そして、アンコール遺跡群に代表される観光産業。僅かですが、縫製産業も成長してきています。
 話題になったGUジーユー(ユニクロの子会社)の1,000円そこそこのジーンズは、カンボジア製です。

 カンボジアの何が良くないか・・・主産業である農業の労働生産性が低いのです。そのため、農産物は国内需要をも満たしきれない。これでは、外貨を稼ぐことなど出来ません。
 いきおい、アンコール遺跡群に依存することになります。外国人観光客には、ビザを取得させ、一人20USドル徴収する。空港利用税として、一人25USドルを徴収する。アンコール遺跡群観光パスポートは、1日券が20USドル。観光客が一人来れば、最低65USドルの売り上げ。これは大きいです。アンコール遺跡群のお膝元のシェムリアップが、近い将来カンボジア第一の都市になるという話は、夢物語ではないでしょう。

 ソフトバンクの孫社長似のガイドさんが、「この国は、観光で大きくなるんだ」と目を輝かせていました。目を輝かせるのは勝手です。暴力団でも、闇バイトでも、澄んだ瞳を輝かせております。服役しておられる皆さんも、規則正しい生活のためか、澄んだ美しい瞳をしていますよ。
 目の輝きやら、澄んだ瞳とやらで、人を判断してはいけません。私など、充血やら出血やらで濁った目です。輝きなどありません。しかし、献身と倫理に裏打ちされた立派な人間です。あくまで、自己評価です。アハハ。法に触れることはしていません!これだけが自慢。

 この「観光」ですが、副食にはなっても主食にはならないと思います。福島県のある市で、観光に大幅な予算増が提案されました。
 市長は観光に反対で、「観光客なんて、小便して帰るだけだ」と、言い放ちました。この市長さん、見識が高いです。「観光で、地方公共団体が潤う」これは、ないでしょう。カンボジアも同じです。アンコール遺跡群に頼っているだけでは、希望がない。100年経っても、子どもが学校へも行かず「物売り」をしているのではないかと思われます。

 では、どうすればカンボジアに、希望の明かりが灯るのか。 まず、カンボジアが独自で出来ることは「ない」ので、日本をはじめ世界中で支援しなければなりません。その前提の上で、どうするか?
1 農業 自給自足出来るまでに生産性を向上させる。換金作物はそのあとの話。
2 鉱業 眠っているマンガンとリンを掘る。
3 教育 識者の中には、「どうして、三番目に書いたのよ!教育が第一だろう」と、おっしゃる方がおられると思います。それは、理想。腹が減っては、勉強も出来ません。

 カンボジアの教育には、悲惨な歴史があります。20世紀の中ごろ、ようやく学校教育の形ができました。しかし、フランスに支配されていたため、学校ではフランス語でフランスの歴史や社会などが教えられたのです。
 植民地はどこでもそうだったように、カンボジアにいながら、カンボジアのことはが分からなかった。独立後、冷戦のあおりを食らってしまい、いいように振り回された。
 そして、ポル・ポトですよ!3年間で、カンボジアの人口の30%が殺害されました。
 学校は破壊され、教師は殺されました。ようやく形を整えようとしていた「教育そのもの」が破壊されたわけです。

 そして、現状は、一日二交代制の授業形態(校舎、教員数の関係から)。1日4時間程度の授業です。教員も、中学校を卒業して、小学生を教える。報酬では食っていけないので副業を持つ。副業といえば聞こえがいいが、「(観光客への)物売り」しかない。
 就学率は、小学校で約70%。中学校35%~40%。高校20%(高校自体、都市部にしかありません)。
 文字の読み書きができるカンボジア人は約40%。その数字のほとんどが都市部であって、地方の識字率は非常に低い…。

 親の収入と子の学力の相関は、今や当たり前となっています。となると、国の収入と国民の学力も相関が。カンボジアに希望は…。
 昨年6月、さいたま市の中学校から銅線ケーブルを盗んだのは、カンボジア人の男3人組。この中学校ではケーブルが盗まれた影響で停電し、給食が中止となってしまいました。この事件、いろいろ物語っていますよね。給食のメニューにカボチャが入っていたかどうかは不明です。


介護職の報酬を上げてほしい

2025年02月18日 | Weblog
 ヘルパー不足の長期化や燃料・光熱費の高止まりなど運営コストの増加が響き、2024年の「訪問介護事業者」の倒産が昨秋10月までに72件判明したという。前年より5件増え過去最多を記録した。さもありなん、ですよね。
 報酬改定に伴い訪問介護の報酬が引き下げられたことも倒産増に影響した可能性がありますねえ。

「介護」は、障害者の生活支援をすること。あるいは高齢者・病人などを介抱し世話をすること。
 この介護という言葉、軽々しく遣ってほしくないです。私は、母親をカミサンに介護してもらった経験から少しは分かっているつもりぃ…です。それはそれは大変なことです。

「支援費支給制度」「介護保険法」により、障害者、高齢者への、在宅介護サービスがかなり一般化してきました。
 しかし、サービス利用者は全体の10%程だといいます。問題点?周知法ですね。法や制度を理解し、それ普及する人が少ないというところに問題がある。この種のものの周知は、掲示物ではダメです。「人から人へ」でなければ。

 あと…介護を行う介護職(介護福祉士やヘルパー等)が低賃金。知人で、介護関係の資格を取得し一度は介護施設等に勤務していた人がおりました。彼ら彼女ら…細かな数字など分かるはずがありませんが、転職し、介護とは無関係な仕事に就いておられる人も少なくありません。
「仕事がキツイ。給料が安い。やってられません」
 そんな状況ですから、介護施設は、慢性的な人材不足。

 話の焦点がずれますが、高校の校長先生とお話する機会がありました。
「本校の生徒の進路ですが、介護の・・・」
 と、説明してくださったのですが、「介護の・・・」のあたりで、「介護ですよ、介護!凄いでしょう本校は!」という表情…。私が、いまいち関心を示さないのが不本意そうでした。おそらく、「介護・・・」と言えば、みなさん称賛しないまでも「いいことですね」とか、おっしゃられるのでしょうか。

 私は、「介護の実態をどれだけ知って進路指導しているのか?」と、問わせていただきたかったです。でも、飲み込みました。
 なぜなら、「介護職員が減っていくのがいいと考えているのか!」と、逆に問われても、自分の考え(給料のアップ)はぁ…絵に描いた餅ですから。

 介護関係の大学や専門学校へ行く生徒が多いというのは、高校としては自慢かも知れません。世の中が特に必要としている職ですから。 
 しかし、介護の資格を取得して職に就いても、辞める人が多い。どんどん辞めてしまう…その内容を生徒が理解しているのだろうか。しているはずがありません。
 介護が必要な人の「下の世話」「体位交換」「入浴」「食事」…重労働です。
 さらに、不規則な勤務、人が遊んでいても働かなければならない(土曜日、祝日の勤務)…それなのに給料が安い…そのような実態に納得して進学するのであれば、大いに結構なのですが。

「介護職」の底流には、「命の尊厳」があります。大変重要な仕事、国民が必ずと言っていいほどお世話になる。過去には、それを食い物にしようとする介護施設業者もいました。このことは、認可、監査を厳しくしたことにより、ほぼ落ち着いてきているぅ…。

 院内の殺人事件を隠蔽しようとして、「歯ブラシでの殺害」の死因が「肺炎」!逮捕された元院長が、「20カ所にも及ぶ介護関係施設」を経営している。・・・これって、ゲスの勘ぐりですが、「利用者、入所者、職員」が食い物…。不確かなことは言えませんがね。

 私自身、要介護で、カミサンに介護してもらっております。 介護保険で訪問入浴をお願いしております。すっごく楽しみです。しかし、慣れた頃、職員の方が辞めてしまう。代わりの人がなかなか入ってきません。この事業所が訪問入浴の部門を止めたら、両足がない私は、入浴できません…。


海外で学ぶという選択も…

2025年02月17日 | Weblog
 米国への日本人留学生数が、一般社団法人海外留学協議会(JAOS)の統計調査では、3年連続で減少傾向がみられるという。 2023年の 調査では米国への留学生数が17,894名でした。2024年は17,642名、微減となりました。

 私は、(アメリカだけには限りませんが)日本の若者が「留学しない傾向」に、「挑戦してよ」と、思っています。

「どこで勉強しようと、個人の自由だろう!勉強なら日本でもできる」
 だって?
 ハイハイ、自由です。

 ただぁ、日本ではできない勉強が、たくさんあります。
 ひところは、4万人以上が米国の大学へ留学していたのに、いまは1万人台。なぜ?

1 親の経済状態・・・あ、あのね、地方から東京の私大へ通わせるお金があれば、米国の大学へ行かせられます。私立はバカみたいにお金がかかりますが、州立大学なら大丈夫です。親が特別お金持ちでなくてもOK。

2 子どもが「行きたくない」と言っている・・・あ、あのね外の世界を見てはじめて、日本がどのような国なのかが解るんじゃないのかなあ?
「井の中の蛙大海を知らず。されど、空の青さを知る」…そういうのを屁理屈という。空とは、畳半畳ほどの水色のものだと知ってどうするの?

3 外国は治安が良くない・・・あらら、留学して何をする気なんだぁ?日本も、いきなり刺殺されたりする…。
 大抵の学生寮は大学の敷地内。テスト期間中は、学生食堂が24時間開いている。ハーバード大学など、ハーバード大学のみの治安に携わる警察まであります。派出所ではありませんよ。治安が悪いはずがありません!繁華街へ出て、深夜まで遊ぶなら治安も考慮しなければならないけど?勉強しに行くんでしょ?

4 就活に出遅れる・・・日本では、公務員も米国の大学卒を採っていますよ。留学して不利になることはありません。「不利益を被ったぞ!」という人がいたとすれは、それは、留学のせいではないんじゃないかなあ。

 私が企業の採用担当なら…どんな人物を採りたいか
 ○ 語学力がある 英語ぐらい話してほしい
 ○ グローバルな感覚の持ち主(井戸に住む蛙じゃダメ)
 ○ チャレンジャー精神と行動力
 ○ 豊かな経験に裏打ちされた、総合的な人間力
 これらは欠かせない要件。語学力を筆頭に挙げているのは、楽天やユニクロのように公用語を英語にする企業…会社の公用語を英語にしている会社は、楽天、ユニクロのほか、アサヒビール、シャープ、日立(毎年1,000人近く海外に派遣している)。ホンダ、資生堂など。このような会社、これからどんどん増えますよ。

 留学仲介業者の「ゲートウェイ」の破産では、千数百人の留学予定者に払い戻しがなく、被害額は9億円を超えたことがありました。留学生が激減している理由は、ゲートウエイの件があったからではないかという見方もあります…?
 あ、あ、あのね!業者に手配してもらって留学するんじゃなく、自分で手配して、自分で行く。これが大切かと。

 我が家の孫達もそうなんですが、小学校から塾通い。小中高は私立。いい大学、いい就職…。それはそれで立派です。
 ただぁ、子どもへのリスクは親が先回りして回避させているんじゃないのかなあ?で、心配なのは、危機に対処する能力が育たないんじゃないかということ。そんな大げさなことじゃないかな。

 留学は、ハイリスクです。親の保護も監視もない。初めのうちは言葉が自由ではない。自分だけが頼り。アグレッシブに生きる以外に生き延びる道はない。

「グローバル社会」猫も杓子も口にします。だったら、自分の立ち位置をグローバルにすると良い…。
 日本人が、中国、インド、韓国の後塵を拝する日をみたくないんだよなあ。

 なぬ?「成績が悪ければ留学など出来ないでしょう」だって?
 日本で学力偏差値が55もあれば、米国の大学を卒業できると言っても過言ではありません。実例多数あり。やる気があればの話しですがね。
 なお、高校を卒業して海外の大学で学ぶもよし、大学卒業後に行くのもよし、一度社会人を経験して行くのもよし。

 米国って、そういう国なのです。やる気があれば、道は多岐に分かれて待っていてくれています。


30超えたら子宮ゼロ…SFですかぁ?

2025年02月16日 | Weblog
「永遠の0」…これ、「永遠の『レイ』」とは読みませんよね。「永遠の『ゼロ』」です。
 百田尚樹さんの小説。小説太平洋戦争を舞台に旧日本軍の戦闘機、ゼロ戦の搭乗員の生きざまを描いたもの。
 この百田さん、「南京大虐殺はなかった」と、田母神さんの応援演説で話しておりました。

 この問題は私もブログに書いたことがありますが、そもそも、旧日本軍が南京占領後わずか6週間で、30万人を殺せるはずがないのです。なぜかって?その当時、南京に居たであろう人の数より、虐殺された人の数が多いってことあるのかぁ?
 諸説あるようですが、旧日本軍が殺したのはせいぜい1~2万人という説が妥当。全くなかったとは、言えないと思います。
 百田さんには、「南京大虐殺0」という小説を書いていただきたいもの。

 私になんの連絡もなく、百田尚樹さんが「日本保守党代表」になっておりまして…
 少子化への対策について聞かれて、仮定の話として…

「女性は18歳から大学に行かさない(行かせない)」
「25歳を超えて独身の場合は、生涯結婚できない法律にする」
「(女性が)30超えたら子宮摘出手術をする」

 結局は、これらの発言を撤回し、謝罪しましたがね。
「小説家って、こんなものかねえ。保守党って、おかしい人が代表なんだねえ?」
 と、がっかりしましたよ。

「080-1877-××××」を、「ゼロハチゼロイチハチナナナナ…」と読む人が多いです。私が、「レイハチレイ…」と読むと、「ゼロハチゼロですね」と、言い直されてしまったことも。
「どうして、0だけ英語読みなんですか?」
 と、意地悪質問をしても、質問の意味を理解しようとしない。「この人、わけの分からないことを言っている」と、いう程度の反応。

 1234は、「イチ,ニィ,サン,シイ」でしょう。「イチ,ツウ,サン,フォー」は、ないですよね?

「0」は「ゼロ」と読むのが日本の常識なのでしょうか?
カロリー0、コレステロール0、糖質0、アルコール0…健康志向の影響か、「0」を強調したものが目につきます。これら、全て、「ゼロ」と読ませるんでしょう?!

 ホリエモンさんの半生記、「ゼロ」…これは潔い。「0」とせずに、カタカナで、「ゼロ」。
 旧ライブドアの粉飾決算事件で服役したホリエモンさんが自らの半生などをつづっています。
 表紙の「ゼロ」というタイトルの横に、
「なにもない自分に小さなイチを足していく」
 と、あります。この意味、私の頭では理解不能ですが、きっと「すっごい意味」があるのでしょうねえ。「1」ではなく、「イチ」ってのも深いワケがありそう。

 今、一番注目の「ゼロ」は、「原発ゼロ」ですかね。
 お願いしたいゼロは…「いじめゼロ」「交通事故ゼロ」「犯罪ゼロ」…どれも、「ゼロ」は不可能かな。
 ちなみに、私が2年前まで持っていた車は、「ゼロ クラウン」。何度か買い換えを考えましたが、「名車」と高評価されていまして20年乗りました。


短足で小柄で色白のワケ

2025年02月15日 | Weblog
 アレンの法則というものがあります。また、新手の法則をもちだしたなって?ハイ。法則って、なかなか面白いのでつい。
 アレンの法則は…
「恒温動物において、同じ種の個体、あるいは近縁のものでは、寒冷な地域に生息するものほど、突出部(耳、くち、首、足、尾など)が短くなる」
 と、いうもの。

 温暖な地域では、そのような部分の拡大は、放熱量を増やすことで体温維持を容易にすることになる。解りますよー。

 寒冷な地域では、突出部が長い(大きい)と、その部分から体温を奪われる。だから、突出部は小さい。なるほど。

 そうなると日本人は、赤道周辺の人より、
「耳が小さく、口が小さく、クビが短く、足が短い」
 と、いうことになります。それで納得!ベトナムの人たち、足が長かったです。私が短足なのは、アレンの法則によるものだった事も納得しました。

 グロージャーの法則というものもあります。
「一般的に動物は北へ行くほど色が白く(明るく)、南へ行くほど黒い」
 と、いう法則。

「九州人は、色黒。東北人は色白」…グロージャーの法則からしますと、そういうことになります。

 雪男の体色ですが、「白、茶色、灰色」などの説があります。「黒とかこげ茶」がない。このことも、「北は明るい色」という法則に合っています。

 黄色人種が、カボチャを食べ過ぎたような肌の色を持つ私なのですが…バンコクのゴルフ場でキャディさん達に、「(皮膚の)色が白い」と、言われたことを思い出しました。
 日本人なので彼女らより色白なのは当たり前。タイの彼女らの関心事と、ベトナム、カンボジアの女性達の関心事は、一致しています。
「色白ほど美人」
 と、いうこと。ですから、UV対策は徹底しています。私に対して、「色が白い」と言ったのは、小馬鹿にしたわけではなく、褒め言葉だったわけです。
 いやはや、「色白だ」と褒められるとは!今後は、「美白」に励まなきゃ。

 人間は、アフリカ大陸からユーラシア大陸へ移動して来ました。アフリカに比べ、日照量の少ない地方では、皮膚は白い方がよいことになります。
 なぜなら、皮膚へ入る紫外線は、ビタミンDの合成を促進するから。だから皮膚が白くなっていった。たぶんこの説で正解だと思いますがぁ…。東京理科大学理学部の教授は…
「白い皮膚が好まれるという性淘汰の可能性」
 を、指摘しています。両方とも正解かな…。

 私が、短足で色白なのは、アレンの法則と、グロージャーの法則で理解しました。
 北日本の住人だったので、大柄でなければならないのに、少々小柄(両足切断前は、170cm、67kg。現在は、130cm、49kg 小柄だぁ!)。
 いったい、どこから来たものやら…。


小規模校 存続がいいか統合がいいか

2025年02月14日 | Weblog
 U市に、年度限りで閉校する3つの小学校がありました。3校を閉校して、新たな1校にするという。
 3つの小学校の6年生を集めて、アンティークマンに講話をお願いしたい…こういう申し出がありました。ホントホント!
「来る者は拒まず、去る者は追わず。家中捜しても、No!という言葉が載っている辞書がない」そうゆう「出しゃばり」の私でしたから、もちろんOKしました。

 で、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ですから、閉校する3つの小学校について調べました。ここまで真摯な対応を見せる講師…なかなかいないでしょう。自分で自分を褒めるなってかぁ?聴衆である子どもたちへの、レスペクトです。

 石炭産業が隆盛を極めていた頃のU市は、人口およそ7万人でした。そして、今は、2,603人。日本一人口が少ない市となっています。隆盛時は、分校も合わせると10校以上の小学校がありました。それが、新年度から…事実上1校に。
 
 石炭産業の衰退による人口減少。追い討ちをかけるかのような少子化。U市も、いろいろと手を尽くしているようですが、シャッター街のシャッターをこじ開けることはできない…。
 
 私は、学校統合には賛成です。同学年で、ソフトボールの試合ができない人数になったら統合すべきだと思っています。
 なぜかって?学校は、「教育の場」です。全校体育の時間に、ソフトボールの試合ができないのであれば、「教育の場」とは言えません。「公教育」の意味からもね。

 よく耳にするのが、「学校がなくなれば地域が寂れる」…!なにをか言わんや!誰のための、何のための学校ぞ!
 子どものことなど、なーんも考えていない。「公教育」の意味を考えていただきたいもの。子どもたちに、学習指導要領に定められている学習をさせられない…それは、学校じゃないです。

 U市の場合、失礼ながら貧乏所帯なのに、それまでよくぞ学校を存続させてきたと思います。私の考え方(ソフトボールやら、公教育やらが出来ないなら統合せよ)とは違いますがね。
 閉校して、市の財政負担を軽くしようというのではなく、学年で、ソフトボールならぬバスケットボールの試合ができなくなるまで(学年10人未満)閉校をがまんした。いいのか悪いのか、ともかく頑張った。

 国立教育政策研究所によれば、小学校2校を1校に統合すると数千万円規模、3校以上を1校に統合すると、数億円規模の人件費削減が見込まれるという(今回のU市の場合はこれに相当します)。
 但し、人件費削減効果が期待されるのは国と都道府県だけ。市町村の人件費削減にはならない。なぜかって?公立学校のほとんどの教員や事務職員の人件費は国が3分の1、都道府県が3分の2を負担しているのですから。

「学校は地域の拠点であり象徴である」…冗談じゃない。象徴のために、まともに子どもの教育ができない名ばかりの学校を存続させてどーすんの!

 さてさて、6年生に対する講話ですが…日本の現状を教えて、「このような日本に生きる君達は、どう思考し、どう行動するか?」
 素晴らしい講話になりましたよ。ウフッ。また、自画自賛!
 なぬ?「それって、卒業する6年生に対してじゃなくて、いつもの話と同じじゃないか」って?
 アハハ、私の話は、どこへ招かれても内容は大同小異。
「講話してぇ!お願いっ!」というオファーが来ていたうちが華でした。
 なお、講演料は一切いただいておりませんでした。念のため。菓子折をいただいたことはありました。おねだりしたわけではありませんでしたからぁ。念のため。


 ♪重い根駄螺(こんだら)試練の道を…

2025年02月13日 | Weblog
 「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」ちょうど今の時節のこと。人々が「異常気象」とおっしゃる気象が続いております。「気象」が七十二候を理解していなかったということか?そうじゃないと思います。気象は、地球の流れのままですね。

 フィギュアスケートの男子選手に、織田信長の末裔の方がおられます。テレビでフィギュアスケートを観ていたら、アナウンサンーが叫びました!

「織田、猿公!織田、猿公決まりましたぁ!」
 と!織田選手のことを、「猿公」呼ばわり。一生懸命演技しているのに、「猿公」ですから!とんでもないアナウンサーだなと思いました。
「猿公」ではなく、「サルコー」と名付けられた「技」だと知って…「紛らわしい名前付けるなよ!」と、思いました。嗚呼、勘違い。 
 なお、サルコーもルッツもアクセルも、最初に跳んだ人の名前なのだそう。

 貧乏学生が食堂に入った。
 安くて腹一杯になるメニューはないものか…あ、あった!「オニオンスライス」これが安い!

「ライスと書いてあるが、白飯だけでなく、オニオンの酢漬けのようなものが付くんじゃないかな?コレだ!安価で満腹になりそうだ」
 と、考え、注文した。さてさて、薄切りの玉ネギの小鉢が出てきた。
「ありゃあ?ライスは別に出てくるのかなぁ…?」
 しばらく待ったが、ライスが出てくることはなかった…。
「オニオンス ライス」と、切って読むと、カレーライスの親類かと思いますよね。ところが、「オニオン スライス」でした。嗚呼、勘違い。
 まったくそそっかしいなあって?私の経験ではありません。ある作家の逸話です。

 私の学生時代(こりゃまた古いワ)、「比留間(ひるま)」という姓の学生がおりまして…
 教 授:おーい!誰か、そのページを読め。
 比留間:はい!比留間、読みます!
 教 授:なに?
 比留間:比留間、読みます!
 教 授:い、い、いつでもいいから読んでくれ。

 教授は、比留間という姓の学生が受講していることを知らなかった。「昼間読みます」と言っていると思ったわけ。嗚呼、勘違い。
 この教授、木村禎司(ていじ)先生でした。名前が「禎司」なのに、講義はいつも延びる。「定時」に終わることがありませんでした。私は講義の終了時刻が近づくと、いつも小声で…
「禎司ぃ、定時に終われよー!」
 と言って、座席周辺の学生を笑わせていました。

「♪ウサギ美味し、かの山」・・・確かにウサギは美味しいです。ただ、歌詞は、「ウサギ追いし、かの山」ですね。嗚呼、勘違い。

 グラウンドローラーの日本名は、「根駄螺(こんだら)」だと思い込んでいた人がおりました。
 なぜそんなことになったか?
 巨人の星の主題歌…「♪思い込んだら試練の道を…」と流れるときアニメでは、星飛雄馬がグラウンドローラーを引いていました。視聴者は、「♪思い込んだら…」を、「♪重い根駄螺…」と聴きとりました。嗚呼、勘違い。

 これは昨秋、70歳前後の女性本人から聞いたもの。
 このこの女性、英会話教室に通い始めたという。「NEC外語という学校」…どうやら、「ECC外語学院」に勝手に、「N」をつけてしまったらしい。嗚呼、勘違い。確かに、NECの方が有名ですよね。

 この女性…講師に「Do you understand ?」と、問われて、無言で立ち上がった。そのあと講師が話しかけてこないので座わったという。どうゆうことかって?
「Do you understand ?」を、「Stand up !」だと思ったという。嗚呼、またまた勘違い。

 入社試験の第4次まで進んだMさん。第4次は、応接室で社長直々の面接だった。社長が手を出したので、握手した。その場にいた数人が笑った。社長もニコニコしていた。
 Mさんは、「好印象を与えられたかな?ウフフ」と、内心ほくそ笑んだ…。
 結果は、見事「採用内定」。で、面接の時、社長をはじめ居合わせた面接担当者が笑った理由は…
 社長が、「座りなさい」という意味で、サッと手を出した。その手をMさんが素早く握った…!
 笑いが出たはずです。嗚呼、勘違い。内定がもらえて良かったね。


「イソ吉草(きっそう)酸アルデヒド」かぁ…

2025年02月12日 | Weblog
 御飯を炊く文化がない国から来た人は、御飯が炊きあがって釜の蓋を開けたときの臭いが、「クサイ…」のだと。つまり、不愉快な臭い。言われてみると、独特の臭いですね。日本人は、生まれたときから慣れ親しんできた臭いなので、さして気にならないのですがね。

 納豆も…確かにクサイが…東日本の人間で、「クサイ、クサイ」と騒ぐ人はいない。
 なお、果物の王様とよばれているドリアンがクサイと評価されているようですが…大いなる誤解。鮮度が良ければ、「まったくクサクない!」。
 ドリアンを干し柿のようにしたものも売られていますが(タイの市場)、これは結構クサイです。どんな臭いかって?品性を疑われるので書けませんよ。

 で、日本酒なんですが、瓶詰めされて時間が経つと、ほんのり悪臭がしてきます。
 このニオイは、科学的に解明されていまして、「イソ吉草(きっそう)酸アルデヒド」という悪そうな名前が付いています。 どんなニオイかと言いますと、ドリアンの古いやつよりは品のいいニオイで、「蒸れた足のにおい」ですかね。

 私を、「大酒飲み・酒好き・日本酒通」と、思い込んでいる人がおりまして…。いただきものが、「日本酒」であることが多い…それはそれで有難いのですが、「高価なものをいただいても…お返しできるものがない」申し訳ないです。
 たとえば、どんな酒かって?「雪氷室一夜雫」「雪中貯蔵…」飲むのがもったいない。

「雪中貯蔵酒」この言葉は、二十数年ほど前から耳にするようになりました。
 雪室で日本酒を貯蔵すると、「イソ吉草酸アルデヒド」が出にくくなるという。雪中貯蔵酒は、足の臭いがしないということか! 
 私は、足がクサクナイので、「イソ吉草酸アルデヒド」を嗅ぐのを楽しみにしていましたが…残念なことになってきました。

 名案を思いつきました。雪室に貯蔵すると、嫌なニオイがしなくなる…こ、これは、加齢臭対策になりますぞっ!加齢臭に悩む皆さんを、雪室に閉じこめておくと、ニオイがしなくなるのではないか!
 この仮説、検証の段階で、私が雪室に幽閉されてしまうかも?
 ど、どうかご勘弁を!
 あ~あ、今日はこれから白内障の手術です。日帰り入院とはいえ、億劫ですわワ。