「落石注意標識」は責任回避
東北自動車道で、「急カーブ注意、急勾配注意」の表示があるのには驚かされました。「こ、こ、高速道路で、急カーブはないだろう!」と。しかし、警告してくれているので、減速するなどの対処が出来るので…まあ、ありがたいですが。高速道路で減速してどーする?
「猿に注意」「カモシカに注意」「狐に注意など」、注意せよの道路標識…表示?…警告?は、所変われば品変わるでおもしろいです。ロンドンの南部を走っているとき、「カエルに注意」の道路標識を発見、写真を撮ってきたこともありました。雨の日など、道路に絨毯を敷いたようにカエルが出るので、車がスリップ事故を起こすのだそうです。
おもしろいどころではなかった例は、北海道の東部…帯広市から釧路市へ向かって走っていたときでした。暗闇に蛍の大群のように光る「目」。エゾシカの大きな群れでした。いきなり車の前に飛び出したり、並行して走ったり・・・髪の毛が総立ち…少ないながら。どうにか山間部を抜けて平野部へ出ると、ノロノロ運転の乗用車が。「もしや…」追い越しながら見てみると、フロントグリルからボンネットにへこみが。エゾシカと衝突したのでした。自力走行出来るとのことなので抜き去ってきました。エゾシカは、200kg以上ありますから、ぶつかれば車はダメージを受けます。もっとも、シカは生きてはいないでしょうけど。
「落石注意」の道路標識があります。三角形の山から、石が落ちてきているデザイン。最も無責任な、道路標識だと思います。
なぜそう思うか?「落石注意」の標識を見た後、運転者はどうすればいいのですか?下車して、崖の上を見上げて石が落ちてくるかどうか確認しますか?そんな運転者はいないでしょう。なぜなら、「落ちてくる気配がないから、進もう」と、車に乗り込んだら落ちてくるってことが十分あるからです。落石が車を直撃するまで、1秒もあれば十分。100%の運転者は、下車することなく通るでしょう。自分が犠牲者になることは誰も予想しない。
長野県大鹿村大河原の村道で落石の被害者が出た。男性が運転する乗用車の屋根を直径約85センチの落石が直撃し、助手席の女性が死亡した。このようなことが起こるのです…。
では、落石対策はどのようにしたら良いか?けもの道とかロッククライミングの話ではなく車が走る道路での話です。私は、対策も何も「落石注意」の標識自体を廃止するのが良いと考えます。
まず、落石の可能性があるなら、標識など出さずに、「通行止」にしなければならないでしょう。危険性を承知で「落石注意」の標識を掲げるのは、無責任きわまりない。落石で、被害者が出たら、「落石注意」の標識があるでしょう!道路管理者としては注意を喚起して責任を果たしているのです。ですから、通行して被害に遭った人が悪い!ということ?
可能性がないのなら、もちろん落石注意の標識は不要です。よって、「落石注意」の標識は全く不要になります。
東京では、クレーンが倒れてきました!走行中のトラックを直撃。トラックの乗員は命に別状はなかったのですが、歩行者には意識不明の重体の人も。「クレーン注意」の標識…これは、「落石注意」とは別の問題。被害者に生命の危機があるという点では同じですが。
東北自動車道で、「急カーブ注意、急勾配注意」の表示があるのには驚かされました。「こ、こ、高速道路で、急カーブはないだろう!」と。しかし、警告してくれているので、減速するなどの対処が出来るので…まあ、ありがたいですが。高速道路で減速してどーする?
「猿に注意」「カモシカに注意」「狐に注意など」、注意せよの道路標識…表示?…警告?は、所変われば品変わるでおもしろいです。ロンドンの南部を走っているとき、「カエルに注意」の道路標識を発見、写真を撮ってきたこともありました。雨の日など、道路に絨毯を敷いたようにカエルが出るので、車がスリップ事故を起こすのだそうです。
おもしろいどころではなかった例は、北海道の東部…帯広市から釧路市へ向かって走っていたときでした。暗闇に蛍の大群のように光る「目」。エゾシカの大きな群れでした。いきなり車の前に飛び出したり、並行して走ったり・・・髪の毛が総立ち…少ないながら。どうにか山間部を抜けて平野部へ出ると、ノロノロ運転の乗用車が。「もしや…」追い越しながら見てみると、フロントグリルからボンネットにへこみが。エゾシカと衝突したのでした。自力走行出来るとのことなので抜き去ってきました。エゾシカは、200kg以上ありますから、ぶつかれば車はダメージを受けます。もっとも、シカは生きてはいないでしょうけど。
「落石注意」の道路標識があります。三角形の山から、石が落ちてきているデザイン。最も無責任な、道路標識だと思います。
なぜそう思うか?「落石注意」の標識を見た後、運転者はどうすればいいのですか?下車して、崖の上を見上げて石が落ちてくるかどうか確認しますか?そんな運転者はいないでしょう。なぜなら、「落ちてくる気配がないから、進もう」と、車に乗り込んだら落ちてくるってことが十分あるからです。落石が車を直撃するまで、1秒もあれば十分。100%の運転者は、下車することなく通るでしょう。自分が犠牲者になることは誰も予想しない。
長野県大鹿村大河原の村道で落石の被害者が出た。男性が運転する乗用車の屋根を直径約85センチの落石が直撃し、助手席の女性が死亡した。このようなことが起こるのです…。
では、落石対策はどのようにしたら良いか?けもの道とかロッククライミングの話ではなく車が走る道路での話です。私は、対策も何も「落石注意」の標識自体を廃止するのが良いと考えます。
まず、落石の可能性があるなら、標識など出さずに、「通行止」にしなければならないでしょう。危険性を承知で「落石注意」の標識を掲げるのは、無責任きわまりない。落石で、被害者が出たら、「落石注意」の標識があるでしょう!道路管理者としては注意を喚起して責任を果たしているのです。ですから、通行して被害に遭った人が悪い!ということ?
可能性がないのなら、もちろん落石注意の標識は不要です。よって、「落石注意」の標識は全く不要になります。
東京では、クレーンが倒れてきました!走行中のトラックを直撃。トラックの乗員は命に別状はなかったのですが、歩行者には意識不明の重体の人も。「クレーン注意」の標識…これは、「落石注意」とは別の問題。被害者に生命の危機があるという点では同じですが。