特許を少し勉強したおかげで、色々と助かる事がありました
某大手・・某超大手との意匠戦争
会社専属の特許事務所の所長は、裁判になっても勝てるから心配しないで！
一安心したものの、特許を教えていただいた先生に聞いみたら・・
「勝てる案件ですが、先方は幾らでもお金を継ぎ込んできますよ」
「時間とお金のかかる裁判になると思います」
「やめたほうが、良いと思います」
「相手が、悪すぎる」
悔しいけど、内容証明の相手は、国際特許も手掛ける専門の弁護士集団
大阪の一等地に、特許専門の弁護士事務所を構えています
一方広島では、特許専門の弁護士は、当時おりませんでした
東京都と大阪府くらいしか、特許裁判で弁護できる弁護士はおりません
泣き寝入りする事にしました
またまた、特許で敗北です
事前に、意匠を弁理士に確認していても、この始末です
「裁判しても勝てる」・・・甘い言葉に惑わされていたら
時間とお金を、失っていたと思います
内容証明の書き方も勉強し、三通作成し郵便局へ
一通は相手へ、一通は郵便局が、一通を持ち帰ります
民法は、たしか大学で聞いていました！・・ただ教室にいただけ？
今になって、あの時間がもったいなかったと思います
【もまれてもまれて、やっと世間が判るようになった頃には、鬼籍入】
さて先方からは、了解し損害賠償の訴訟は起こさない旨の内容証明が送られてきた
が、しかしその内容は、私にとって最高の教材となった
その後、鮎釣りにのめり込み
釣具の新製品を考案、実用新案・意匠登録・特許まで取得することができた
しかし、この商品を、大手がそのままコピーして販売してきた
隣の国のこと等、批判できないくらい酷かった
前回学んだ内容証明の書き方で、直接抗議した結果、和解し賠償交渉も成立した
その後もよく似た商品を出してくる会社もあり、内容証明で抗議したが
今度は意匠特許の無効審判を、仕掛けてきた
相手は、捨て身で反抗してきたのです
続く・・