遠方から、お客さんが来られた
76歳の背筋が、シャキとした鮎釣り師
広島の公立高校出身で、その日は同窓ゴルフで広島に来られた
「広島に行った際、ステンレスピンを買いに行く」という電話が先週あった
釣友の手造りの背バリをもらって、今度は自らが造りたいという理由らしい
事務所に来られて、色々と話していると、何と、全国の河川を釣り歩かれている
定年後は、北は青森県、南は鹿児島県まで鮎釣り・・・
良いですね!
私は、定年のない立場、倒れるまで働かないと・・・
さて、その釣師さんは、鮎の冷水病対策には、天然遡上の鮎を増やし、変なところから鮎を買って放流しない
まとめると、そのようなお話だった
私自身も、「同感です!」と話すと・・・
今度は、「鮎の稚魚を沖で獲る事の禁止が、できないか」と・・・
県知事の許可があってやっているのなら、直接県知事に訴えても難しい
彼らも生活の為に仕事として、稚魚を沖で獲っているのだから
しかし、延岡沖・高知沖・和歌山沖での操業は、許可を得ているのか
色々と聞いている内に、保安庁の船が来る前に、散り散りになって逃げていた・・とか
彼方此方の話を、聞かされた
釣りあげた鮎が冷水病で、極端に細かった???と言われた時には・・・
鮎の病気一覧のパンフレットを、お渡しした
冷水病だけが鮎の病気でないことを、知ってもらった
また、冷水病の遺伝子は、もはや総ての鮎にあるという話
冷水病は、ストレスで発症する話
1時間ほど居られた間は、鮎の話で終始した
帰り際、「今日はこちらに来て良かった」と言われたのに、頭が下がりました
鮎釣りに、熱い情熱を持たれている
この気持ち、関係者に伝えたいですね