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「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20061007

2006-10-07 | 矮小布団圧縮袋

○正確には6日深夜にLFを見る。ニュース映像で見たが蝙蝠傘が破壊粉砕されるような豪雨だとKISSするのも命がけだろう。レーダー図では朝から関東地方上空が黄色や緑に染まって凄い事になっていた。横浜も大丈夫だっただろうか。気をつけていただきたいものだ。深夜、残業から帰って家の片付けをしながらなんとなく「僕らの音楽」(CX系、TNC)を見ていた。私はNHK-FMも渋谷陽一的の方でなく坂本龍一や大伴良則の方だったし、BOOWYやGLAYを聴いた事がなく、イエモンやエレカシやブランキーといったJ-POPのファンでもなかったから詳しくない。しかし今日の吉井さんの新曲(WEEKENDER?)はなかなかよかった。先日からの話の読者なら察するだろう、こういう曲は私がこよなく好きで偏愛するタイプの音楽では決してなく、それこそ20年前の自分には理解できなかった方面だろうと思われるが、歌詞などは今の年齢の自分が聴くとだいぶわかるような気持ちで聴ける。一見ストレートな不良青年(中年?)の応援歌のようでもあるが、行間のやるせない陰翳のようなものも、である。よくテレビで流れているJ-POPには日本語メッセージな歌が多いなとは思っていた。生き様を歌う歌というか。私はずっと「生き様を私小説的に歌うロック」に興味がなかった。たまに根性応援ロックみたいなラップものも時々テレビから流れてくるが、あまり傾聴したことがない。生き様をメッセージにして説教してくれなくてもいいのであって、(美輪さんの話じゃないが)あとはその生き様のロックっぽいところが音楽に感じられるかどうか、かもしれない。生き様がロックかどうか、ということは音楽に限らずどの業種にもありうるから、そういうはぐれた態度でしぶとく誇り高く生きることのしんどさに「ううー、厳しいよなあ」と思いをはせつつ、関心をもって聴けるのである(そして、そういうものは確かに、少ない。テレビでは感じられなくなってきた。もっとも、“健全をめざす”らしいテレビなんかはそういうものを敬遠してて、放送できんところに本当のものはあるのかもしれんが)。…気分のよいところで押入を開けてみる。試しに一個開けると1998年4月の「Gyu!っと抱きしめたい」入りVTRと、1999年12月24日「Mステスペシャルスーパーライブ99」入りのVTRが出てきた。前者には「絵画のある部屋」「ノマ男ネガ男ポジ男(覚えてますか?^^)」のどこで笑っていいのかわからんことごとく脱力系なコントと、「路面しめ固め」作業実習のピカイチ、ジェットコースターロマンスCM、後者にはJフレンズ「Next 100 Years」なんかのあたりが入っている。このへんの頃だったら…と思って回してみると、はたして前者の番組内ランキングにDIVE TO BLUE(※さすがに投身シーンがマズいせいか画面コメント全然なし^^)、後者にLOVE FLIESとDRIVER’S HIGH生メドレー(歌詞とび暴れ気味、そしてタモさんとダム談義)入り。こうして見ると、再読可能な価値のあるテクストのごとく、再試聴ごとに感慨も違う興趣あり。引越の時に大量すぎていくら運んでも運びきれず何十個も半泣きで積み続けたダンボールのVTRの山が妙なところで役に立つかもしれない予感(涙笑)。(20061007 1:55)

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