〇(昨日のつづきで)今回は新幹線こまちに乗るキイロイトリであった。
本日のBGM:
・重版出来!#10 (終)(TBS系、RKB, 6/14 22:00~)
ED:エコー / ユニコーン
この歌を先週からずっとwalkmanに入れておいて、出張の移動中も列車や飛行機の中でシャッフル君から時々回って流れてくるのを聴いている。旅のBGMとしては、とてもいい。
自分が奥田民生さんという人を初めて見たのは2013年夏のライブでだった(鈴木慶一とか奥田民生とかレキシとかYMOとかスネークマン・ショーとか、って貴重だった)。あんな「ギター一本もって現れて歌い出した瞬間のテンションとカリスマ度」みたいなのに圧倒されるタイプの例、ってのは数少ない。Paul McCartneyはもちろん凄かったが、奥田民生も凄かった。もう、その会場の空気が、その時、一気に変わってしまうような何か、がある。後にも先にも、あれを体験できて本当によかったと思っている。その「力」を改めて思い出させる曲であって、それが毎週、濃いドラマのEDに合う。ここぞという瞬間に来るし。
可笑しさと同時に、時々切実すぎて胸が痛むような、こてこてさがあった。まさに(記録よりも)記憶に深く残る、語り伝えるべき作品に他ならない。演者からも制作側からも、いずれからもただならぬ恐るべきテンションを感じた。とても贅沢で丹念というか。曲も音楽もドラマも、ある種真っ向勝負なのだ。
そんなドラマであったが、なんか半年分の朝ドラの最終回ぐらいの密度なチーム大団円感(つか、だいたい本編10回で、朝ドラ半年一本分くらいを圧縮したような感じというか、映画みたいな脚本の練られ方だったような気がする)。(ケーブルの一挙放送特集を除くと)毎週見てるドラマというのも、新米刑事モースとかザ・ゲームとか真田丸以外では久しぶりと感じるが、最初から続けて見ていてよかったと思う。原作は数話しか読んでなくてすまんけど、今回ので三蔵山先生が最後そう来るとはな。中田くん役の永山さんという人のうまさも今回見てて知った。しかし(全員、出演者が癖のある人たちばかりなので、多分ただではすまん、何かやってくれそうな期待どおりというか)岡営業部長の反応と高畑先生の捨て台詞と安井さんのべろべろ酒乱ぶりにやっぱり噴いた(飲んでた青汁を返せww)
・MISHA 星空のラジオ(NHK FM 6/14 23:00~)
今日はそんな勢いで堂本剛くんゲスト第2回をおちついてリアルタイムで聴ける。
薔薇と太陽も渋かったけれども、ミニアルバムのブラスぽいコーラスアレンジのファンクにも、ある程度年齢を経た者は、どことなく20世紀昭和から21世紀へと一貫する「熱」っぽさみたいなのを感じる。だんだん暑くなってきた季節に聴くと、またこれが暑いんだ(><)(20160614)