〇今日は朝から夕方までフルで会議。通常モードに頭を戻しつつある。
岩手青森方面や北海道方面も相当台風が強いようで、お気をつけください。
写真は先週の東京で通った途中の景色にて:
思いっきり京急平和島駅前である。地名表示「大森北六丁目」(!)でお気づきのとおり
「隠蔽捜査」#7の爆弾犯を追う話で、戸高刑事がタクシーの運ちゃんに一台一台根気よく聞き込みをしてたのは、第一京浜の見える駅前のこの道の(キイロイトリも通ってみた)辺りでございましょう。
(BGM:「迷宮」 隠蔽捜査 サントラより)
ドラマを何回か見てるうちに、なんか東京に来た時にまた見に来てしまった。もちろん帰ってから再確認(爆)
出張で使うビジネスホテルの関係で品川区や大田区付近はよく通るものの、ここで降りるのは随分久しぶりかも。
改めて見渡すと、いやー、このスーパーとかドラッグストアとか100均とか青果店とかちっちゃい居酒屋とかがごちゃごちゃ並んでいる商店街の感じが、なんとなく「普通の生活感」に溢れており、(ああ、ここだったら帰りがけに、買物してってもいいわ)と思える値段の相場感がするのですな。渋谷駅あたりからここに来て下りると、自分などはようやくほっとする方だ。(いや、日本中の都道府県の地方都市だって、だいたいこんな感じの商店街で日常生活してるもんよ普通。)
今野敏『隠蔽捜査』シリーズで「大森北署」が出てくると、架空とはいえ首都圏の人は土地勘があるから「だいたい、あのへんのエリアの感じ」という、ご当地のイメージで読めるのだろう。他の地方の人間にはその勘がなくて、字面で想像するだけだったのだが、こうして実際に来て見ると、エリートだった竜崎さんが大森北の「所轄の署長」になるっていう言葉の意味とか、スナック立てこもりの事件の話の舞台の雰囲気とか、非常によくわかる。戸高さんとか関本さんとか、いかにも、このへんをうろうろしてそうじゃないですか。
この近くの蒲田は「下町ロケット」の所だし、総じてリアルに「庶民的」なところだ。
実は品川から大田区があって多摩川を越えると川崎、という海側の感じは京急線でイメージできるのだが、そっから内陸の大田区内には田園調布とか隣に世田谷区があることとかを、いまいちよく知らない(世田谷はもっと北かと思っていたが、杉並区や練馬区と混乱していたようで、どうも北なのか西なのかがよくつかめていない気がする)。
地方在住者にはよく読めていないコードは他にもいろいろありそうで、折に触れて日々勉強である。(20160830)