○市場で売ってる地元JA福岡の博多あまおう1パック400円なり。先週のエンドリさんゲストのラジオの値段に驚いた高級品ほど形は揃わないが、新鮮なので香りは良く甘味も強く、庶民も味わえる人生の喜びである。そんなわけで病院行った後に会社に行って今日も少し早目に仕事をやめて、夕方商店街に出た。先週来やや暖かだったこともあって1月より青果類が良くて安くなり、葉物も多いし地元の多種類な柑橘類もこれからぞくぞくと出てくる。元々寒い地方出身だから(※あったかい関東地方でも見かける、普通の家の庭先にぼこぼこレモンや夏蜜柑が生ってるような光景は、まず見ない。北東北地方では、その代わり道端や庭先にりんごが生ってる)というわけではないけれど、柑橘類は不得意分野だったのに、ここに住んでいると余りにも多種多様で、とにかくモノが良くて安い!ので味わう機会が増え、昔苦手だった地物の八朔なんかも美味いと思うようになった。今日は苺の他にポンカンと金柑も買ってきた。そのまま書店でオリスタもGET。「14万人が涙した」←えええっ!?(笑)←笑っちゃいかんか(^^)しかし音楽雑誌という感じとは違うような、なんか絶賛がえらい事になってるな。2005年からのEndless~が「堂本光一のSHOCK」という市川先生の解釈は正しいと思う。SHOCKは基本的に継承芸でこれから続く可能性もあるのかもしれないが、Endless SHOCKはこりゃあちと継承できんやろ(爆)この味は(だから、何なんだ、こいつは・笑)、と私も見て思いました。元々「これって何のジャンル?」と定義しにくい“越境的な何か”だし、まあそういう7年前には全然予想つかなかったのが、どんどんやっていっちゃったらone and onlyなKoichi役が出来ちゃった、てなことが起こってしまったわけですが、面白いんじゃないですかそういうのも。伝七捕物長っていやあ中村梅之助さんだよな、みたいなそういうやつ。違うか。(今Mステが始まったんだが、今井さんでかくなったんじゃない?・20060217)
(39)Words of Love (2003)
J-POPというかrock 投稿日:2006/02/11 00:43
アーティスト名 HYDE
どんな時に聞きたい? リラックスしたい時
ここは良かった! HYDE「666」(Ki/oon Records Inc./SME KSCL-668)(2003.12.)
ここはいまいち・・
○「666 English」、てのはないのか(2006年2月現在)。やっぱ(笑)。
○通常盤だから初回盤的にDVDが無いのは残念というべきだが、作家論無視して純粋に音のイメージを自由に楽しむにはよしとすべきだろう。
このCDの価値は? 3000円~5000円
ジャケット☆☆☆ 歌詞☆☆☆ メロディー☆☆☆☆ 総合評価☆☆☆☆
コメント
物心ついてから自分が聴くのはなぜ洋楽寄りであったか、と考えると、原因の一つには小学生頃からピアノを習っていて基本的にクラシックも歌曲でなくインストルメンタルから聴き始めていたことの影響もあると思う。また一つには、日本語の歌詞の意味がストレートに伝達されると、そのメッセージを考えてしまって意識が引っ張られて、旋律やリズムや音響効果を純粋に音として楽しめない、ということもある気がする。もっとも、抒情的な日本語の情調が音色に合わないというよりも、日本語のリズムとrockのリズムの強拍と弱拍のイントネーションのタイミングが合ってないことに違和感を感じるのだ。
だから自分の場合、日本語外国語に関わらず拍がずれてる歌詞の曲を聴くと、「空耳」現象が頻繁に起こる(笑)。ずれるくらいなら、西脇順三郎「旅人かへらず」みたいに「全く音の無い世界」の方が徹底的に美しいかもしれないと思うほどで、せっかく格好いいのに音拍がコケると、かくっ、となって笑ってしまう。英語の歌も、詞のリズムと音楽のリズムの拍が合っている歌は、よく出来てるな、と思う。そういう歌だと、意味はわからないのに知らないうちに「音」だけ無意識に語呂で口をついて歌ってたりする(お経か呪文みたいなもんである)。元々英会話に堪能な方ではないから、英語の発音が良いか悪いかは関係が無くて、言葉が音に乗ってるか乗ってないか、音楽として聴いてである。反対に、日本人が作る歌謡曲の中の英語詞などでよくあることだが、時々、えっ、その弱拍で一音節分そんなに音伸ばすのか?そげな英語あるんか?と思ってしまったりする。
だが「666」では英詞も日本詞ももうあんまり関係ない感じがしてきて、英語詞の意味を後で考えてもあまりギャップもなく、意外と抵抗感は少なかった。それはひょっとすると、前述の通りラルクは全然聴いた事の無い自分が昨日、中古CD店で偶然買ったRoentgenが、今更ながらの初聴きだが、とってもしるびあん(笑)だったからかもしれない。HYDEという人は若く見えて一見年齢不詳だが案外歳が近いのかも、中野サンプラザのBeehiveツアーとかでひょっとしたら客層群に隣り合ってたのかも、などと勝手に想像を拡げてみるのも楽しい。そうだよ、少年隊の仮面舞踏会なんかが巷を賑わしていた頃、我々は日陰どころか地下深く真っ暗に潜行してこげいなおたんびな音楽を聴いてゐたんだよ(涙笑)。それから数えて、Roentgenだの666だのがオリコン上位を騒がす程度に達するまで日本のシーンは有に15年もかかったのかっちゅー話である。ちなみにこの人はzero landmineには参加してないのだろうか。今回アルバムを通し聴いてそんな不易にして数寄の人と知った(知るのが遅い)。さすがだ。ソロアルバム1stから2ndへ、を喩えて言うとSecrets of the Beehiveからフリップよりは一気にフルシアンテと組んじゃった(笑)みたいな感じというか。でもSilver MoonとかRed Guitarとか基本ポップが好きな自分としては、瀟洒なRoentgenもいいが666ののびのびした耽美(?)の感じが単純に好きだ。ポップなのだが曲の作りがどう聴いても一筋縄では行かない憎い行き方だったりすることが多いので個人的には嬉しい。洋楽っぽい、ていうリスナーレビューが多いのもそのへんのためか。こういうのの参加クレジットに入ってるのってこっそりご満悦ではないでしょうか武田真治先生も。
又も余談だがThe Cape of Stormの方を聴きながら眠ってしまい、何故かまだうちの父が生きていた頃の学生時代の頃の夢を見た。脳の中の1985年前後の頃の記憶中枢が刺激されたんだろう。当時、夏休みに帰省して、持って帰ったTFFとかロバスミとかしるびあんとかを実家で聴いたりするわけである。そんな時、田舎の母(※今でも、テレビを家族で見ていて、昔で言うと少しニューロマ気味の顔立ちの綺麗な若い男性が映ると必ず「頭が悪そうな顔だ」と常に問題発言し婦女子の夢を叩き壊す癖のある人)は、必ず「あんた、どうしてそういう青大将みたいな声の歌が好きなの」と苦言を呈するのであった。「いい所に気がついたね(※でんじろう博士的に発声)」。それ以来我が家では、この手の英国世俗音楽的なある種の声を「青大将みたいな声」と形容する。うちの母にすればHYDE氏とかGackt氏もきっと青大将(笑)。おそらく。