「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

10月14日(土)VIVRE HALL(福岡)

2006-10-15 | live2002-2025

(「ロマンポルシェ。」ハートフル体罰‘06 18:30~ OPアクト:デストラップ)

…いや(笑)、……出張から帰りがけ、天神駅から降りて、つい寄っちゃったじゃないか(爆)
(うえーん。まだ家帰ってこれから仕事書類残ってるってのに…これじゃ、できないよ…)(涙笑)

入口の受付嬢はどうも引き気味だった。
「…あの…ここ、今日ロマンポルシェ。のライブなんですけど?」
んん?入っちゃいけないってか?いかにも勤め帰りの社会人な格好だからか?
中年をなめるんじゃない。ワシらは25年前から現役ニューウェーブじゃ。
多分おたくが生まれる前からウルトラヴォックスやヒューマンリーグぐらいリアルタイムで聴いとるんじゃわい(^^)。
と内心思いつつも「そう?そうですよ、おねがいします」と上品に入場。


オープニングアクトは地元のメタル?3ピースバンドらしいデストラップ。
曲は???(^^)ながら、ギターはかっこよく重く攻めようと言う心意気。
ブラックサバス啓蒙はわかった。しかし「しんじまえ」で始まり
ラストナンバーが「ごめんなさい」とか、気が強いのか弱いのかわからない(笑)。
その後、BGMがいかにも(!)懐かしい、どっかで絶対聴き覚えのある(^^)な、ぴこぴこ物に変わり(※あとで聴くと、出演の先生方が編集したコンピレーションアルバムらしく、後ろで売ってた^^。今回は緊張して買えなかったので、あとでCD店で探そう)いよいよ登場。

確かに「説教と演奏」(爆)のステージが始まる。
「平日に働く!そんなことは、女子供のすることだあああ!」
このへんの説教から笑いすぎで腹が痛い。
そして流れる音楽。これがまぎれもなく80年代前半頃のエレクトリックニューウェーブ(><)
ううむ確かに、こーゆーので育ってるから音素が血肉と化してて知らず知らず揺れるぜ(爆)。そして
おお、いかにも80年代なブライアンフェリーやD.Bowieや初期のP.Burnsなどを彷彿とさせる低い囁きと「うおおお」と地獄の底から轟く雄叫びの声質。
そして無駄に(笑)美麗でおたんびーかつロマンティックな旋律のテクノサウンド。
うわあラスト転調かよ(爆)←とにかくツッコミどころに事欠かない音楽^^
つきぬけるロマン先生の退廃的な裏声コーラスと、
絶対怪しいVocalの恍惚とした踊りのパフォーマンス。
確かにそうだよ。これは正しくニューウエーブだよ。わかったよ。
だけどなんでそこに乗っかる歌詞が「はじめまして!不審者です!」なんだよ!?(爆)
もう一ついうなら、多分つっこまれるのは、ルックスだろう(すまん^^)。私の当時の記憶するニューロマっちゅうのは、もちょっと「歌はともかく顔が異常に美形」みたいなのがやってたはずなんだが(^^)
しかしそれこそ掟先生にすれば
「そんなものは女子供の騒ぐものだ!男はそんなものは信じるなああ!」だろう(^^;;)
でも脱いだ先生はなかなか男気が爆発しており、勢いはどこか冠二郎先生の「バイキング」のようだといえなくもない(爆)
これでニューウエーブを啓蒙しようっていう熱い心意気に、全米が泣いた(笑)
…そういう感じでステージは進行し、歌詞と説教のむちゃくしゃさと、サウンドの(おおどっかで聴いた事あるじゃんか)な嬉しさとで、後ろに立っていながらくすくす笑いすぎで苦しい。
(…本当に大王製紙本社玄関に突撃にいくのだろうか???><)
アンコール前にアンコールで拍手してると「声が小さいっ!!」て怒号が来るのもいい(大笑)
ラストのトークでは、出演番組で「橋を渡らない企画」がいかに壮絶で過酷な収録であったかなどのこぼれ話を熱く語ってくれた(申し訳ない、私は番組を見てない。しかしそれでも笑える)。
「テレビは出るもんじゃないっ!!金にもならないっ!しかし俺は出る時は出る。なぜなら、面白い事をやって見せるのが俺の生き方だからっっ!」

その、文末の語尾んとこに派手にエコーつけすぎなの、ウケる(笑)

そして演奏後「帰れっっ!おまえら気をつけて帰れっっ!」の怒号とともに
ステージ後ろのTシャツとCD販売スペースの机へいきなりやってきて仁王立ちの掟ポルシェ先生
「このままただで帰れると思うなよ!!買えっ!」(場内爆笑)
このライブ、写真もOKらしく、もう最後になってくると群集が携帯カメラの嵐でわけわかんない状態。逆になかなか帰ってくれない(><)
先生曰く「…んんん?おまえら、何か違うんじゃないか??」(みんな買わないで、カメラとりまくりだから)

いったんはけて(写真)、またやってきたポルシェ先生が販売スペースでサービス。希望者には一緒に撮影やサインにも応じてくれる。
ステージ上では爆発しておっきくみえるのに、意外と小柄で華奢な方だったり。
私も家に帰ってからも聴きたいと思った下記美麗2曲の入ったCDを一枚購入、先生にサインをお願いできた。
「あの、さっき『おまえかおまえかおまえか!そっち、加齢臭もするぞ!』っておっしゃったの、加齢臭って、わたしかもしれませんねえ、すみません」と謝ると、ポルシェ先生は優しく
「いいえ、加齢臭も、魅力のうちです」嗚呼なんて男気な御方(笑)。つい握手してしまいました。
後ろにいらしたロマン先生とも握手できました。予想以上に楽しい時間をありがとうございました。
(御覧になってるとは思えませんが、ここで御礼申し上げます^^)

男気の啓蒙はともかくニューウェーブの復権と啓蒙は賛成^^
それで今、買ったばかりのシングルですが、ちゃんと私のMP3の曲順でいうとDead Or Aliveのnukleopatraの次にリスペクトも込めてリッピング編集させていただき聴いてます。
だまされたと思って一度「love me to death」と「はじめまして!不審者です!」の、泣きの旋律をお試しください。まさに「昭和の仇花」(笑)。ほらそこの明らかに平成生まれの若者、もっと踊るのよ、「101」のbehind the wheelで熱狂的に跳ねるアメリカ人のように踊るのっ!

…明らかに確信犯だと思う(笑)。ある種ネタ的には「R-35」かもしんないけど(^^)
なんだかんだ言って10代のあの当時の気持ちを音色に思い出してみたり(だまされてるな、自分^^)
ほんとに冗談じゃなくて言ったとおり音楽活動に専念してこういうのいっぱい出してください。
かっこいいのは流行り関係なくかっこいいよね。
Zepp福岡を大波にして揺らすみたいなのがいいな。(20061014)


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20061014

2006-10-14 | 矮小布団圧縮袋

○げっ、気がついたら夜11時なのに洗濯物とりこんでないし飯も風呂もまだだわ。焦る。さて金曜夜の「ナイトスクープ!」の顧問はキダタロー先生ではなくて、なんとマッキー=どんなときも=槙原先生だった。西田さんと並ぶと結構濃い映像だ。一方日テレ系に回したら「…この夫婦は揃って目の化粧の仕方が似てるのだろうか?冠婚葬祭とかで親戚一同集まったら濃ゆそうだよな…」なNEWS ZERO(爆)で、赤西仁氏の記者会見ニュースをやっている。赤西氏は数年前、一頃のKinKiのコンサートやSHOCKなどで見ている。いろいろ言われているし、いろいろあるのだろうなと思う。学業に目途がついたら復帰するのだろうか。ドラマなどはあまり見なくて知らないのだが、見た記憶ではこの人は結構「歌える」人であったという印象がある。さっきのMステの過去映像や新曲を聴くにつけても森氏の脱退はSMAPのユニゾンにとって大きい損失だっただろうとどうしても思う自分は、グループ構成が変わるとVocalにどう影響するのだろうかというようなことを考えてしまう。ちなみに8年前のつよし氏の高校卒業式の時、見ながら全然無縁な視聴者のくせに「…なんかこの人が、もし、うちの弟だったら、仕送りしてもいいし、途中で忙しくなったらやめてもいいから大学に行かせて、その糞真面目すぎ気ぃ使いすぎの考え方にちょっと余裕と、人間の幅をもたせてやりたい気もするんだがな…」と、実は密かに思ったことがなくもなかった(←!?)と白状しておこう(笑)。その後のつよしはつよちゃんなりに働きながら勉強しているのだろうとは思うが。まださっきの興奮が残って眠りにくい(^^;;)けれども、土曜は出張だから我慢して寝るように努力しよう。(20061014  0:30)

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20061013

2006-10-13 | 矮小布団圧縮袋

○…地元じゃ負け知らず、じゃなくて、GYMの横の人に似てるでもなくて(爆)♪正解はCaress of Venusでしたよあなた(ひぇぇ)。ゆらゆら♪。なMステで、生おっさんが歌うのを2ヶ月ぶりに見聴きし、きゃーユッキーとか歓声(?)を上げる夜(^^;;)。この歌はおととい(ひそひそ)まさしくYouTubeで十年前の歌う映像を見ちゃって一緒に歌っちゃったので(ニューロマみたいで、かなりキますね^^;;)2006年の御世にこれを生で聴けるというのもまたかなり一興^^。それにしても13日の金曜日、夕方会社で午後6時頃になってきたらPCを仕舞ながらもだんだん心臓がばくばくしてきて(な、なぜだっ)7時前に帰ってきてテレビの前に座っちゃったぜぃ。何かよくわかんないんだけど危ない気がするんだな(^^)。メガヒットで数十万人野外ライブの頃とか言われても「?」て感じで、2000年前後は周囲の小中学生も騒いでいるから敬遠気味で詳しく知らなかったが、こりゃ確かに追っかけなどしてたら身体に悪くて大変なバンドだったようだ(爆)と改めて知った。そこがB’zやミスチルのようなテレビでもまとまってて上手くて大丈夫ぽい優等生的な安定感(?)と違うのか。まあそこが良くって15年もこーしてはらはらさせられる懲りないファンの人なら相当鍛えられていることだろう、ということも推測された今夜だった。でも今回は、はからずもなんとなく一週間前あたりからインターネットの各所を眺めつつ「L'Arcは何を歌うのか推理ゲーム祭り」を野次馬できた行き当たり上、Cocco先生だのなかなか腹に応えるボリュームの3時間を、結構こっちまで手に汗を握りながら(笑)楽しめた。面白い。(そうか、この危ない楽しみ方でやめられなくなるのか。怖いわ^^。)全部スタジオの目の前で直接聴けるタモさんが一番うらやましい。そう言えばどっかの二人組も来年CDデビュー10周年らしいが、10年以上も続くとそろそろファンにも、ケリーのタイツの色など微細な事でいちいち驚いていてもしょうがない(笑)と思えるような胆力が要求されてくるのかもしれない。ちなみに予想通りというかリクエスト上位には手堅く硝子の少年やフラワーや愛愛あたりが来ていた。やはり何よりも今後の課題として、楽曲のレベルが最大懸念事項なんじゃないかと思う。どうですかお客さん。あ、今の「世界の車窓から」のBGM、Marmaladeの「I See the Rain」だ。かっこいい♪。(20061013)
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20061012

2006-10-12 | 矮小布団圧縮袋

○…結局また眠れなくてしんどい(KBC水曜深夜)で10代女子と原宿ウォーカーの回を見てしまった。どの人も10歳年上のおじさんによくついてくる、できた子たちだ(笑)。夕方ローソンでフリーペーパーをもらい、しんどいグラビア連載のTVガイドを買う。さらに、ここ数年「好きな男」はすっかり興味が遠のき全然買わなかったが、今年はケリーが載ってると噂のan-anも見る。おお確かにケリーだ。5~6年前に見たのとは全然趣が変わってきたように見えるが、しかし、ここでちょっと考える。これは要するにidentityの問題だ。例えば2000年頃はあのKinKiの堂本剛先生の外見だったわけだが、それは「皮」であって、中身は本当は今のケリーみたいな生き物になり始めていて、今の姿は実は本人の中のセルフイメージに近いものが素直に出てるのかも、と考えてみたらどうだろう。個人的なことだが、自分も数年前に体質改善してから、最近するようになった正直な服装と、以前は我慢して着てたが最近着なくなった服装、ってのは、実はある。私は性同一性障害まで行くのかどうかはわからないけれどもneutralなところに近いというか(そういう知人や親類や友人も居なくもなく、多数派でないそーゆーのもありだろうな、とは普通に思う)。それを人は普通「…なんか前とイメージが変わったんじゃないですか?」なんて聞いてきたりするか、やさしくスルーしてくれたりするが、自分としては元々自分はこうで、元に戻っただけだ、と思う。そういう感覚のと近いのかもしれないし、それで別にいいんじゃないかと思ったりする。それにしても、うちの会社の顧客も九割以上女性だが、「好きな男ランキング」に載っている人を「好きだ」と公言する人は、身近にほとんどない(笑)。誰が投票しているのだろうか。聞いた事あるのは、玉木さんやポルノグラフィティ、あと斉藤和義さん、とかだな^^。

ちなみにan-anランキングなどより、わかる人だけ一部熱狂的?に激論中のbetにこっそり一口のってみる。巷の下馬評はThe Fourth Avenue Cafeだが、気分的にThe Ghost in My Roomなら踊る(大して大穴でもない)。Mステの「空白」欄が実に。憎い。
そんなわけで今週は胃痛の上にずっと不眠症なんですけど(苦笑)。
(※↑そして最初に戻る:repeat) (20061012)

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20061011

2006-10-11 | 矮小布団圧縮袋

○…剛先生いわく趣味の話はデートでするとドン引きされるものですかな(どんなもんや20061011QR)。…今自分の人生をつらつら思い出してみると、親しくなる相手には自分は先にずんずん趣味の話からしてしまっていたし、また相手も最初にずんずん趣味の話から入ってくる奴ばかりだったから、デートというシチュエーションに向かう前にことごとく精神が満たされてしまっていたような気がする。楽しいがおよそ甘いムードというものに行かんので恋には程遠いのであろう。自分のすさみ壊れきったキャラクターがマズいのかもしれないが(笑)別にこの期に及んでどーでもいーよーな気もしなくもない。(20061011)
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20061010

2006-10-10 | 矮小布団圧縮袋

○今年もこの季節が巡って来た。家に帰ると郵便が来ている。しかし年度下半期に突入したっていうのに、例年ならもう社員全員にあらかた届くはずの2007年1月から3月の年度末の社内スケジュール表がまだ回ってこない。春に交代した会社経営陣の度重なる無能さを思うのはこういう時だ。従来の作業スキルを生かせず例年のレベルにも達せずして何の改革か。改悪以外の何ものでもないだろう。上の人間だけでできると思って、下の組織の人心の流れも掌握できず空気も読まず、だから先月みたいに、勝手な事やり始める部下が出て部署に残ってる者が呆れたりするのではないか。事務管理部に談判かな(涙)。てな物理的理由で計画を練る時間がかかりそうで困っている。それより自分の今週の作業が予定に追いつかないので、わき見をしないように、もっとストイックにならねばならんはずなのに、駄目だ。ああ、ついついお腹がよじれて苦しい昼休みのYouTubeが悪いのよ(泣笑)。Get Away!←何を見てるんだ(爆)。見ると、会報の表紙のつよしが異常に精悍。基本的に顔の造りがはっきりしていて濃ゆいんだなと改めて思う。どうも髪型をみずらにして袍と袴を着た格好を連想する。いやきっと1300年か1400年くらい前に奈良付近に居そうな感じの。(20061010)

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20061009

2006-10-09 | 矮小布団圧縮袋

○松中男泣(T▽T)よし来たズレータ。とか庶民が騒いでる間に放射能警戒とかふざけんな対抗武装とか八百長シナリオだったら勘弁ならねえぞこの野郎。なことを言ってるうちに貴重な祝日が過ぎるが全然仕事が進まなくて非常に困っている(泣)。実は昨日の夜中、ちょっと年甲斐もなく興奮してしまったことがあり鼻血が奔出して倒れた(笑)。いかんいかん。我に返って仕事しなきゃ(汗)。なぜ興奮したのかはそのうち語る時が来るだろう。もちろんロマンポルシェ。の事ではない(ちなみに衣裳が1983年頃のPete Burnsをおちょくっとるような感もあるが、相方がSteveとは似ても似つかないのが愛嬌だ。眼帯とかしてたりするのかね)。それはともかく『FINE BOYS』11月号の岡田君でも田口君でもない重要ポイント三題。:1、表紙に「黒!」って書いてあるでしょ?「黒!」だってのに?その流行?をものともせず鯉之堀トラジのように派手なコートの三軒茶屋つよしのゴーイングマイウェイっぷり(^^)。 2、「今まで外見ばかりが注目されがちだったのよあたしたち」って言われてもそりゃその外見に注目するなってのが無理なScissor Sisters(ついに来たか)。 3、「ロック&プレッピースタイル2週間コーデ」の寸劇ぽいセリフのキャプションに、むずがゆいものがある。むずむず(笑)。「理系のコウイチ君」と「文系のツヨシ君」。あんたらKinKi Kidsか(赤面)。(20061009)


(注)この3、かなりキテます「街でコウイチを見かけた」「ツヨシも来るはずなのに遅いなぁ」…いや、実際そういうお名前のモデルさんらしいんで本当に申し訳ないんですが、違うことを想像してしまうとだんだんきもくなっていきます(爆)どーしたらいいかわからなくなってきたのでコメントは以下控えるとして(笑)本誌記事(連載「東京・自然体」のファン読者向け?な確信犯っぽいような気もしたり^^)をともかくご参照ください。

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20061008

2006-10-08 | 矮小布団圧縮袋

○西日本スポーツは8日日曜の記事(白黒)に続編「大阪城ホール戒厳令」載ってますよん。トーチュウより一日遅かったけど読めます(昨日読めずに行った九州勢に告ぐ^^図書館の閲覧か西日本新聞関連でBNをご覧になっても)。頑丈なロスブラウンの群れも砕くと云う(爆)

まあ、公演の横浜も大阪も週末、お出かけには無事な天候のようでよかった(低気圧は相変わらず強い。東北北海道の方々、960hPa台といえば例年福岡を直撃する台風とほぼ同じです。謹んでお見舞い申し上げます)。福岡も激動の9月の事を思うともったいないような好天だが、個人的事情としては当初の予定外に3日の夜マリンメッセで騒いだ分、かなり遅れている作業と、来週からの怒涛の業務の準備で、遠出せず家と会社と近所で過ごすことにした。昨日今日とあまり作業ははかどらないものの、少し落ち着いて物を考える時間も欲しいと思い、詰め込みすぎずに洗濯や衣替や床掃除や台所掃除もやっている。時々休憩してうたたねをすると、また頭の中がぐるぐる回って10代20代30代と連続してくりかえされる奇妙な夢を見る。起き上がってまた仕事を始める。…気がついた事がある。自分はあまりにも多量なエンタテインメントの刺激を過剰摂取しすぎて、それらの影響を自分の中で醸成させる時間を欠いていたのではなかったか。案内状が届くと機械的に申し込み、意味を考えるより先にスケジュールと回数の多さばかりが人々に競われるような遊山の連続の中で、少しの刺激であってもイメージの反芻と想像の反復で充分じわじわと毒が体内に拡がっている、そういう子供の頃のような柔軟な愉楽を忘れていたような気がする。受け手でだけであっていいのなら、大量摂取して消費するだけでいいだろう。だが、自分は業務として別のものを創り表現しなければならない要素があり、受けた精神の刺激はその糧として無縁ではないのだ。先日述べたようなひょんな具合で20代の自分の日記を見直してみて、スキルや経験値、身銭を切る遊び方への行動力においては明らかに現在より劣る当時の自分が、使用言語の実感性や方法論のつかめないまま表現衝動にのみ駆られているような若さを文章に感じた。しかし、実感性や方法論が多少蓄積されてきた今の自分に再び必要なのは、むしろ当初の衝動や愉楽の醸成の方ではないのかと思うようになった。そんな気分もあって、ゆっくり考える時間が欲しくもなっている。…昨夜はかなりちゃんと眠った方なので、朝目が覚めて2日分の番組録画分を見る。…先日、「音楽に説教は求めない」と書いたのにロマンポルシェ。が歌うのを見てしまった。自称:説教7割ライブ3割(笑)。でもそれがオケからちゃんと聴くと確かに1980年代前半のぴこぴこした機械のニューウェーブっぽい音とvocal声質なんだわ(プロレスラーのように叫ぶのが難)^^。日本語の歌詞理解できない外人が聴いたらニューウェーブだって本当に思うんじゃないだろうか?ある種のパロディなのか。ああっ、14日って表稼業でフォーマルに出張営業の日だよ残念。仕事じゃなかったらVivre Hallに寄っちゃうかもしれん。おちつけ自分。(20051008)

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20061007

2006-10-07 | 矮小布団圧縮袋

○正確には6日深夜にLFを見る。ニュース映像で見たが蝙蝠傘が破壊粉砕されるような豪雨だとKISSするのも命がけだろう。レーダー図では朝から関東地方上空が黄色や緑に染まって凄い事になっていた。横浜も大丈夫だっただろうか。気をつけていただきたいものだ。深夜、残業から帰って家の片付けをしながらなんとなく「僕らの音楽」(CX系、TNC)を見ていた。私はNHK-FMも渋谷陽一的の方でなく坂本龍一や大伴良則の方だったし、BOOWYやGLAYを聴いた事がなく、イエモンやエレカシやブランキーといったJ-POPのファンでもなかったから詳しくない。しかし今日の吉井さんの新曲(WEEKENDER?)はなかなかよかった。先日からの話の読者なら察するだろう、こういう曲は私がこよなく好きで偏愛するタイプの音楽では決してなく、それこそ20年前の自分には理解できなかった方面だろうと思われるが、歌詞などは今の年齢の自分が聴くとだいぶわかるような気持ちで聴ける。一見ストレートな不良青年(中年?)の応援歌のようでもあるが、行間のやるせない陰翳のようなものも、である。よくテレビで流れているJ-POPには日本語メッセージな歌が多いなとは思っていた。生き様を歌う歌というか。私はずっと「生き様を私小説的に歌うロック」に興味がなかった。たまに根性応援ロックみたいなラップものも時々テレビから流れてくるが、あまり傾聴したことがない。生き様をメッセージにして説教してくれなくてもいいのであって、(美輪さんの話じゃないが)あとはその生き様のロックっぽいところが音楽に感じられるかどうか、かもしれない。生き様がロックかどうか、ということは音楽に限らずどの業種にもありうるから、そういうはぐれた態度でしぶとく誇り高く生きることのしんどさに「ううー、厳しいよなあ」と思いをはせつつ、関心をもって聴けるのである(そして、そういうものは確かに、少ない。テレビでは感じられなくなってきた。もっとも、“健全をめざす”らしいテレビなんかはそういうものを敬遠してて、放送できんところに本当のものはあるのかもしれんが)。…気分のよいところで押入を開けてみる。試しに一個開けると1998年4月の「Gyu!っと抱きしめたい」入りVTRと、1999年12月24日「Mステスペシャルスーパーライブ99」入りのVTRが出てきた。前者には「絵画のある部屋」「ノマ男ネガ男ポジ男(覚えてますか?^^)」のどこで笑っていいのかわからんことごとく脱力系なコントと、「路面しめ固め」作業実習のピカイチ、ジェットコースターロマンスCM、後者にはJフレンズ「Next 100 Years」なんかのあたりが入っている。このへんの頃だったら…と思って回してみると、はたして前者の番組内ランキングにDIVE TO BLUE(※さすがに投身シーンがマズいせいか画面コメント全然なし^^)、後者にLOVE FLIESとDRIVER’S HIGH生メドレー(歌詞とび暴れ気味、そしてタモさんとダム談義)入り。こうして見ると、再読可能な価値のあるテクストのごとく、再試聴ごとに感慨も違う興趣あり。引越の時に大量すぎていくら運んでも運びきれず何十個も半泣きで積み続けたダンボールのVTRの山が妙なところで役に立つかもしれない予感(涙笑)。(20061007 1:55)

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20061006

2006-10-06 | 矮小布団圧縮袋
〇西日本スポーツ(白黒)6日記事を朝駅で買う。でかっ(笑)。…この人にとっての「趣味・F1観戦」ってのは、ひょっとして社会人としてのワシの「趣味・音楽鑑賞」みたいなもんか。でも小生の方が隠れ度数的にみてツンデレってやつかもしれん(^^)。つか記事がおおっぴらすぎ(じゃなかったら特集になんねえよ・笑)明日も続くらしい。「仰天指令」(><)だとよ。はいはい(笑)。(20061006)
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