マスクの一律給付については、お金の使い方に疑問が残ります。
「耳障りの良い政策」が重視されている気がします。
一律30万円給付は・・・
・「一律」とはいえ、「一定の水準まで所得が減少した世帯」(岸田氏)ということ。(当初「一律30万円」という言葉が先行した)
・一定の水準・・・の線引きが曖昧(広報不足?)である。(30万円以下は対象外か)
・もし、減収30万円で線引きした時、300,001円と299,999円の差を当事者が納得できるのか?・・・故に曖昧にするしかないのか?
・所得減少を証明する書類持参で自己申告による給付・・・所得を証明する書類が揃うのか?
・書類は短期間で処理され、給付に至るのか。
・役所で申請の際に行列が発生し感染拡大の原因とならないだろうか・・・申請に対し何らかの対応はされるのか(消毒アルコールを置くなどと云うことではなく)
・非正規社員、パート・アルバイト、外国人労働者等一番守られるべき人たちに行き渡るのか(やはり線引き基準が問題となる)
・一人住まいも「世帯」と考えた時、元々30万円もの収入がない人はどう扱われるのか
解らないことが山積です。
どうも、狼煙だけは上げるが、具現化に対する気配りは全くといってない気がする。
「現場でよしなに・・・」か?
大鉈を振るう時には功罪はつきものだが、その説明が不十分だと「不利益」を及ぼされる人は納得しない。
すでに信頼が揺らいでいる(失墜?)今、相変わらずの説明不足は「疑問」しか浮かばない。
「隠蔽体質」とは云わないが、「批判」を気にするあまり、後手に回ることが続いているように感じる。
日常では現れない「本性」は、アクシデントに見舞われると現れてくるものです。
「耳障りの良い政策」が重視される人気取り行政が、この重大な危機に直面して、必要以上に批判を恐れる結果に繋がっているような気がします。
「政府」が見えてきました。 『巧言令色鮮し仁』ですか。
「国会」が見えてきません。 『長いものには巻かれろ』ですか。
とはいえ、私たちは国民の生命を人質に取られているのですから、文句ばっかり云っていられません。
どうにかしてほしいと祈るばかりです。・・・もとい「騒ぐばかり」です。
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