少し前ですが、スーパーの棚から米が消えたというニュースがありました。
米の自給率は100%だと思っていた自分としては、理由がわかりませんでした。
それについての記事を読んでみると、
今回の米不足の原因として一般的にメディアで説明されているのは、1.昨年の猛暑と雨不足による不作、2.おにぎりブームとインバウンドなどによる需要増、3.南海トラフ地震臨時情報の発表による買いだめ行動・・・と記されていました。(「米不足」本当の理由がわかった…!食糧安全保障を軽視する「日本の農政」の責任)
石高が大きな意味を持っていた歴史を持つ日本で、なぜか米作りは減反政策により制限されてきました。
米価の安定を求めるのであれば、国が介入して輸出市場を開拓し、国内の流通量を調節すればいいのにと思ってました。
しかし、減反政策はすでに終わっているはずです。
でも、冷静に考えると「減反止めます。ハイ米作っていいよ」と云われても無理な気がします。
国防を「国を守ること」と捉えるならば、その視線がドンパチやる武器に囚われすぎている気がします。
天災による被害を受けた人々に、一刻も早く日常を取り戻すのも国防だし、
人口減少による国力低下を防ぐのも国防。
穀物自給率30%代から国民を守るのも国防です。
(日本を思い通りにしようとするなら、私なら弾丸を一発も使わない兵糧攻めをします。)
TPPによる関税撤廃からは例外品目として位置づけた米は、日本人の主食であることは間違いありません。
減反政策で失敗してしまった政府には、今後もこのようなことが無いようにして貰いたいものです。
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