pacific0035'写真BBS

文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

禁制の地でキリスト教の継承 211219「小さな旅 熊本・天草諸島」NHKG.

2021年12月19日 19時31分46秒 | 放送
 禁制の地でキリスト教の継承 211219「小さな旅 熊本・天草諸島」NHKG.

天草諸島は熊本県西部に位置。
 17世紀、島原の乱が発生。「熊本県天草諸島の下島は、450年前にキリスト教が伝わった“キリシタンの里”。」と。
 「下島」は「しもしま」と読むらしい。

 厳しい宗教統制の下にあった天草の地。
 「漁に出る前、山下さんは必ず、マリア像にお神酒を捧げる」漁業者。
 「椿の花が至るところで咲き始め、(住民は)先祖からの椿畑を管理」
 「しめ縄を巻いた樫の木に鍬などを吊るし、野菜を供え、するめを添える正月飾り=『幸木飾り』」
 「明治になり信仰が認められ、いまも受け継がれる祈りの形」。

 写真は「何人もの仲間を海で失う中、山下さんの父・富士夫さんは仲間とお金を出し合って岬にマリア像」。

 地球温暖化、海に赤潮、陸に新型コロナウイルス。
 若者から「信仰が失せた」の時代。神に「安全、豊漁、繁栄」を祈る時代であるのかどうかは、ともかく。
 人類の「思い上がり」&「おごり」。神も、仏も見直される時ではあるましか。
 
(番組案内)
「聖なる島の祈り〜熊本県 天草諸島〜」
「熊本県天草諸島の下島は、450年前にキリスト教が伝わった“キリシタンの里”。いまも島民は信仰を大切に守り続けています。岬に立つマリア像を心のより所に、東シナ海の荒海へ向かう漁師。江戸時代、キリスト教が禁止される中で、信者たちが伝えてきた風習を、いまも守りつぐ人々。過酷な弾圧の歴史と島の厳しい環境の中で、信仰を守り続けてきた“キリシタンの里”を、美しい賛美歌が響きわたるクリスマスに訪ねました」。12月25日(土)午前6:05ほか 放送予定へ 。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「荒凡夫で」が「存在者とし... | トップ | 海は森に育てられる 日枝神... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

放送」カテゴリの最新記事