イングランドの王妃を遍歴しているときに、巨匠ファン・ダイク描く素敵な王妃に出会った。
これまでの王妃たちはテューダー王朝の人たちだったが、ヘンリエッタ・マリアは一世紀ほどあとのスティアート王朝チャールズ一世の王妃である。清教徒革命とか王権神授説だとか高校の世界史で悩まされたあの時代の人である。
そんなことは私にとってどうでもいいので、とにかく集まった30点ほどの作品のから18 点。驚いたことにほとんどがダイクの作品。
John Russell
◎ 時間の流れは 時に優しく、時に残酷・・・・・
Cornelis Janssens van Ceulen
※ ネット上で、゜次のような文を見つけて・・・大ショック ! !
のちにハノーファー選帝侯妃となるゾフィー・フォン・デア・プファルツは、1641年に亡命中のイングランド王妃ヘンリエッタ・マリアとオランダで面会している。ゾフィーはこのときの印象を「ヴァン・ダイクが描いた素晴らしい肖像画を通じて、私はイングランドの女性は美しい方ばかりだと思い込んでいました。しかしながら驚いたことに、肖像画であれほど美しかったイングランド王妃は実際にお会いしてみると、小柄でひょろ長い痩せた腕をした出っ歯の女性でした・・・」と書き残している。
美術とは 「美化術である」
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