パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

国際理解授業やりました

2018年10月27日 | ヒッポファミリークラブ

チャオ  パッキーです 

先月の土曜日に地域の小学校から国際理解授業の依頼があり、学校公開の午前中に、ヒッポ仲間と授業をしてきました。

我家の近所ではありますが、「台」と名前につくぐらいの住所なので、ほんと 山の上の台地

駅からは30分ぐらいあるかな 板橋区の秘境・・・なんて住んでいる人には失礼ですが

一度夜に打ち合わせに行ったら、

渡り廊下から見下ろす夜景のきれいだったこと  ここ どこ  ここ 熱海?的な感動でした。

 

当日は学校公開とのことで父母の参加も多々あり

私たちは色々な国の言葉で挨拶をしたり、まねっこをしたりと小学生が楽しめる、

そして隣の国を越えて世界はないよ、隣のお友達の言葉も受け止めてと

国際理解授業とともに、いじめ撲滅のテーマも織り込こみ、

お話と、ゲームと交互にして、小学2年生の子供達も大盛り上がりでした。

 

そんな中、一緒に手伝ってくれたのは中国とフィリピンのお母さんでした。

そして、そのフィリピンのお母さんに

多言語の一つとしてタガログ語をみんなに紹介してほしいとお願いしました。

すると二人のお母さんが、民族衣装やグッズを持参し、子供たちが楽しめるように

一緒に場を上手に盛り上げてくれたので、こちらも嬉しくなりました。

 

 

実はうちのファミリーではタガログ語がHちゃんのおかげで普及しており、なじみがありました。

なので、タガログ語を取り入れたのですが、

普段学校行事にはあまり参加しないというそのフィリピンのお母さん、英語とは違う自分の

国の言葉ということで、

子供達と本当にうれしそうに関わり、終了後の反省会では、

「今日は本当に楽しかった、タガログ語を皆さんが良く知っているいるので、嬉しくなりました」と

すごく喜んでいました。

まあ、知っているとはいっても、挨拶と自己紹介ぐらいですが、それでも日本の中ではあまり

聞かれない言語なので嬉しかったのでしょう。

 

そんなに喜んでくれるなら、タガログ語の歌も歌えますよ

って、思わず言ってしまったパッキー。

NHKでもやっているフィンガーファミリーの曲を

お父さん指、お母さん指 などなどタガログ語で歌いました。

普段何気なく歌っているので覚えてしまったのですが、それを聞いたお母さんまたびっくり。

その歌は知っていますが、その言葉は知っていますが、そんな歌になっているとは・・・・と

またまた喜んで、本当に今日はいい文化の交流ができました、と感激 

 

学校行事には言葉の問題などもあり、なかなか参加しずらいのかもしれませんが

今回タガログ語という自分の居場所がしっかりあったからかなと思いました。

そして今回、この学校にかかわりのある、テレビでよく見るタレントお父さんも授業に参加。

イタリア語担当として、世界一周多言語挨拶ゲームでは大活躍。

元M娘の奥様も身重で見学に。

やっぱりすごくかわいくて、二人並ぶとオーラがキラキラ。

フィリピンのお母さんといい、偶然のタレントさん参加といい、

忙しかったけど、楽しかった土曜日の一日でした。

 

 

 

 


子供の言葉 面白いシリーズ

2018年08月12日 | ヒッポファミリークラブ

チャオ  パッキーです 

前回も言葉の話でしたが、今回もその続き。

 

3歳になるHちゃん、ほんとおしゃまさんで、ヒッポに来ると沢山お話してくれますが、

そんなHちゃんの言葉観察をお父さんが話してくれました。

 

今年は暑すぎてあまり活発でない蚊ですが、先日蚊に遭遇したHちゃん 

「蚊に刺された」を子供が言ってしまいがちの王道

「かにに刺された」とやっぱり言っていたとのこと。

 

ヒッポでは赤ちゃんの言葉について皆で話すベベフイールドというのがあるのですが、

そこでもよくそんな話題が出て、「蚊」だけだとなんか足りない感じがするので

「蚊にに」になってしまうのかねっていう話になり、

「血がが出た」と一つ が が多かったりして子供たちの言葉の観察は面白い。

 

だけど、今回面白かったのは

次に「蛾」が登場した時のHちゃんの反応

もしかして 蛾の場合は

「がががでた」になるのかと思いきや

蛾の場合は 「がが出た」と言っていたとのこと。

 

そしてしばらくしたら

「蚊に刺された」と言えるようにもなり

どこで、どうやって、いつ気が付くのか そして いつそれを直しながら言っているのか

子供たちの言葉の進化  不思議ですね。

 

前は間違ったな――、今回はあってるかなーー 

なんてこと考えないで、どんどん話していく子供たち 

だけど、

いつ ぐらいから 間違えを恐れる子供に変わっていくのかなーーー

そして間違えを恐れることを誰が教えているのかなーーー

ふと、考えてしまいました。

 

 


暑い夏の受け入れ

2018年07月25日 | ヒッポファミリークラブ

ミンガラーバー

毎日激熱の日々ですが、ヒッポでは交流シーズン真っ盛り。

そして先日の週末には、JICAと韓国群山の高校生の受け入れコラボ企画がありました。

 

ウガンダ、ミャンマー、ベトナム、フィリピン、タイ バングラデシュなどなど各国の研修生と

10名の韓国高校生が池袋地域にやってきました。

そして我家には2名のでかい韓国高校生がホームステイ。

 

体はでかくてもやっぱり高校生。初めての日本にすっごく嬉しそうで

着いたとたんに、「へいえーーふぁいすとたいむ」みたいなことを言っていたので???と

思いましたが、ヒッポCDそのこちゃんの タイトル 「ひっぽへ へいえなどり」 の 「へいえーー」とわかり

生 へいえ に感動.  

とにかく、日本というより、海外が初めて。

 

しかも全寮制の生活で

朝起きて勉強して、食堂で朝ご飯食べて、授業出て、食堂で昼ご飯食べて 授業出て、夕方また勉強して 食堂で夕飯食べて、

勉強して寝るという生活で 彼曰く 「プリズン」と言ってましたんで

我家での、日本での生活はまさに天国だったことでしょう。

 

ドラッグストアやら、秋葉原で大量買い物もして、楽しい時間をすごしました。

で、2泊3日があっという間に終わり、また来てねーーと挨拶を交わして笑顔で帰ろうとした瞬間

ない ない、 ない と H君の方が ほぼ泣きそうな状態で急に訴えてきました。

 

やっぱりかーー

この団体は年に2回来ていますが、大体何事もなく終わるはずのないこの学校の受け入れ。

前回は京成青砥まで、電車に忘れて帰国してしまった生徒のリュックサックをとりに行ったり

その前も東京駅忘れ物センターまでカバンを引き取りに行ったり

その前は夜中に買い物に出て迷ってしまい、先生からSOSが来て、我家の近所のステイ先の家周辺を電動チャリで探し回り

坂道の多い地域、なのに 電動チャリの電池が切れてしまい、自力でこいでいたら学生を発見した事件もあり

 

やっぱりかーー

で、何が無いのか聞いたら フィギュア とのこと 秋葉原で買った大切な $%&’#が無いと たいそう がっかり

%&$#と言われても全くわからず、結局はワンピースに出てくるキャラクターらしく 私にわかるわけないか

 

もうでかける直前でクーラーも切り 暑いサウナ状態の部屋を探しまくり、トイレから、押し入れまで見てもなく

どこかに 忘れたのかなーーとあきらめて、意気消沈で帰国の途につきました。

かわいそうに よっぽどがっかり だったのか、何度もため息を ついてましたっけ

 

だが、しかし強運な彼  駅前のコンビニを見て、

そういえば昨日ここにも帰り寄りましたと思い出し、一緒に店に行って

これこれこんな感じで、青いビニールに入った・・・と話すこちらの説明も終らないうちに

 

「これですかーー」と当たり前のように店員さんが出してきたもんだから

 

「おおおーーー」と彼は大感激 そして 「よかったーー」と思わず二人でレジ前でハイタッチ!

 

店員さんがの方がびっくりしてしまい、「これこれこーゆーわけで」と説明すると

レジ前の店員さんたちもみんな喜び!

 

H君も高校生ながら気が利いて、「ありがとうごじゃいました」とアイスコーヒーを買ってくれました。

 

暑いし暑いし結構大変なところもありましたが、今回は長男がホスト役で秋葉原観光などを友人とアテンド。

また、夕飯にすき焼きが食べたいとのことで、材料を買ってきたところでみんなこの暑さでへばっていたのですが

私が偶然最寄り駅で、元パッキーハウスの住人でアメリカ人ではありますが、韓国に長く住んでいたCさんに

ばったり出会い、これこれコーユーわけでウチ来ない?パーティーするよ!って誘って

ほぼ全部、彼にすき焼き作ってもらったりと!!沢山の関わりの中で、忙しくても楽しい受け入れができました。

ヨロブン 感謝ムニダ。

 

 

 

 

 


電車の中のミャンマー語

2018年07月02日 | ヒッポファミリークラブ

 

ミンガラーバー

先日、地下鉄にヒッポ仲間と乗っていたら、目の前にアジアンチックなおば様たちの団体が座っていました。

もう、ヒッポ仲間だから、すぐに、「これ何語だろうか」アンテナがみんなばっと立ってしまい 

 

「タイ語じゃないね、タガログ語?」などなど相談しているうちに

じゃあ、聞いてしまえって、みんながいると心強い私。

「YOUは何しに日本へ」のノリで聞いてみたところ、なんと

 

ミャンマーからの団体でした。

 

で、思い出したのが、いつもヒッポの活動に参加するとミャンマー語の自己紹介をしてくれるRちゃんの姿

そうだ、「ミンガラーバー」挨拶はミンガラーバーだった。そして

究極の名前ネタがここでも思い出され。

 

私の名前は 「戸井田」 なんですが

 

Nice to meet you これが フフフ 

ミャンマー語では

 

 

戸井田で踏んで割れ

 

 

戸井田を踏んで割るというなんて暴力的な響き 

でもすごいインパクトありで覚えやすい

 

早速 それらしく

 

トイダデフンダバレー

 

と言ってみたら これが大ヒット

みなさん、「わーーミャンマー語 勉強したんですか?」と

英語ですごい驚かれて、

 

しょうがないので、

上記ストーリーをジェスチャー付きで解説 (IN 電車の中)

私の名前は 戸井田  ⇒  それを 踏んで、割る 

大袈裟なジェスチャ―もばっちりで、一同大笑い (これも電車の中)

 

それから短い時間で急速に仲良くなり、

「おいしいはミャンマー語でなんて言うの?」と聞いてみたところ

これがまたキターーって感じで、

「やだーしげー」

みたいな音で、しょうがないから、これも日本語だとこう聞こえるよって

ヒッポ仲間Sちゃんと 吉本バリの 即興コントで説明。

 

まず、「しげ」は日本の名前でポピュラーネームと解説し

「しげ」役の私が

「ねーねーー」とSちゃんの肩を揺らすと

すかさず打ち合わせもしないのに、Sちゃんが(さすが元日本舞踊家でミュージカル経験あり)

私の手をいやそうにはらって

「やだーしげー」

そして一同大爆笑  

 

すっかり打ち解けたおば様たちに何で日本に来ているのか聞いたところ

びっくり びっくり

JICA で ロー 

JICAはよくヒッポでもホームステイの受け入れをしていますというと

実は私もこないだホームステイの応募をしたけど、短期日本滞在でできなかったと帽子のおば様がおっしゃり(急に敬語)

 

 

てっきり日本観光買い物ツアーのおば様たちの団体かと思いきや

裁判官研修に来日されているJICA招聘の立派な方々とわかり急に見る目が変わったりして

いやいや同じ人間、

すっかり仲良くなったところで、お別れ。

さよならは 「タタ」

そういえば、ヒンディー語もお同じだったなーー。

 

で、これでもかと

「タタ」に近い日本語「ただ」を解説してお別れ。

 

聞くところによると、ミャンマー語は文法も日本語と同じらしく

急にミャンマー語が近くなりました。

 

しかし、一番ウケてたのが、一緒に乗っていたヒッポ仲間たち

私とSちゃんとの立ち回りを

すごいね、打ち合わせもしないのに、即興多言語コントやるなんてと

びっくり大絶賛

 

私は単にフツーのおばさんと思って生きてきましたが、

そろそろフツーを逸脱し始めているのかも。

 

 

 


出ました。YOUは何しに日本へ!

2018年06月13日 | ヒッポファミリークラブ

オーラ  

テレ東 「YOUは何しに日本へ」 

多言語活動、ヒッポファミリークラブに参加している人はこの番組が大好きな人が沢山いますが、

 

先日、とうとうヒッポの人が出るよ!とFBなどにアップされており、楽しみにしていました。

 

毎回波乱含みの密着取材ですが、

今回はメキシコの青年が、10万円入った財布を落として所持金122円となり、

帰国の飛行機のチケットまで20日あるのに、宿もなく、食事も食べずヒッチハイクで名古屋からなんとか成田空港に着き、

途方に暮れている時に、この番組に取材されるという展開。

 

財布には本当に122円しかなく、とりあえず、取材陣が食事をごちそうして、これからどうするのーーー ってところに

救世主のように、成田空港でバイトしている青年が前日に会っていて、事情を聴いていたので、その後も心配になり

空港で探していたところ、この取材陣と出会い、番組がスタート。

 

その青年は「よかったら、うちに来て!」

と埼玉の自宅まで連れて帰り、20日間泊めてあげて、

奇跡と言っていましたが、彼にとっては本当に奇跡

お金では買えない、いや お金を落としたから出会うことができた、ピンチからの大逆転で

本当に素晴らし20日を過ごしていました。

 

 

急に知らないメキシコの青年を息子が連れてきても家族は大丈夫?と思いますが、

 

家族は、全然驚かず。そう、ヒッポのメンバーであれば、まあ あり得る光景なんです。

 

我が家も、以前子供が小学校だった時、ヒッポ本部に訪ねてきたフランス青年がステイ先も決めず来日したので、

「誰か泊めてあげられる人いますか?」

「じゃあ、うちに」 みたいなノリで受け入れをした事がありました。

その時も、息子が学校から帰ってきて

 

「このフランスのお兄ちゃんうちに泊まることになったよ」と言ったら

「あー、どうも、ボンジュー」とフランス語でフツーに挨拶してなじんでいたことを思い出しました。

 

そんな、わけで、ヒッポではホームステイの受け入れプログラムもたくさんあるので、人を泊めることに対して

こんなに敷居が低くなるのでしょうか。

 

残念ながら、テレビではヒッポの活動の様子がわかる光景はありませんでしたが、

ヒッポの人が見れば、すぐわかるスペイン語がたくさん出てきました。

 

「コラソンアビエルト」 

 

 

そして、この写真のイチゴ狩りも、知り合い映っていたりと!

ちなみに、顔が出ていませんが、右の茶色の帽子がメヒコの青年です。

 

思いもかけない財布落とし事件からの、奇跡の20日間を与えられた彼は

一生忘れない思い出ができたことでしょう。お別れの時は涙涙で、

本当に人との出会い、人のありがたさを身に染みて感じ、感動のお別れをしていました。

 

困った人を見るとつい声をかけてしまうという、その青年でしたが、

ヒッポの暖かい環境の中で、育った気持ちがそうさせたのでしょう。

 

見ていてこちらもほっこりと暖かい気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 


やってみました。

2018年04月27日 | ヒッポファミリークラブ

マガンダン ハポン

これタガログ語の挨拶です。

なぜ、タガログ語かと言うと・・・・

 

先日ひょんなことから、「スカイプによる30分の英会話無料レッスン」をやることになり、

パソコンとスカイプを設定して、その時間を自宅で待機して、ドキドキしながら待っていました。

なんたって、英会話というよりスカイプってちゃんと繋がるかな?

相手にも顔見えるんだったら、化粧とか? 部屋も映るなら、掃除?などなど そっちが気になり。

 

そして、事前に送られてきた先生の紹介を見て、ちょっと??

名前が、なんだか・・・・どう見ても、この名前どこの国だろう

南米?アフリカ? もしかしてスペイン語なまりの英語なのかな??

などなど、いろいろ気になりながらも、レッスンの時間を迎えました。

 

定刻になると、スカイプもつながり、先生がパソコンの画面に登場。

フレンドリーなきれいな英語で、一安心でしたが、

 

初めに簡単な質問しますねってことで、

How からの質問があったのですが、この「どう?」って抽象的な質問がどうも苦手な私

どうって、何がどうなの?

「ビールは好きですか?」とか 「日本酒と酎ハイならどちらが好きですか?」

 

みたいな具体的な質問なら、すぐに答えられるのですが

この「どう?」にひっかかり、再度聞くと、どうも 天気のことを聞いているらしく

天気たって、なんでそんなこと聞くんだろうって またそこにひっかかり、

私の想像では英会話だから、先生は渋谷あたりにいる!ってなぜか、勝手に決めていたんで、

なんで、天気なんて聞くのかと思いつつ、

いちいちひっかかる意外にめんどーーな自分。

 

で、「なんで天気なんか聞くの?」って聞こうかと思いつつも

「風が強いです」ととりあえず答え 結局どうしても聞きたくて

「どこにいるんですか?」と もう 英会話というより、個人的な疑問が先行 

そんな時って、もう英語で文章考えるというより

「どこにいるの?」って素の自分で聞く感じ  すると なんと、なんと、 

 

フィリピン 

 

えっつ、これフィリピンからの映像、渋谷じゃないんだ?

まあ、なんで、英会話といえば渋谷だか、自分でも勝手な想像でしたが、

国際電話でも無料だからこんなこともできるんだーーって感心しつつ

 

次に 自己紹介をしてください!ってことだったので すかさず

「マガンダンハポン クムスタカ?」って

いつもヒッポの場でHちゃんが言っているタガログ語が出てしまい

先生びっくり  「えっつ、タガログ語ですか?」ってことで

 

あっつ、そうでした、英会話!!

 

その後、趣味は?って話になり

シュミなんて、私の生活にとんとご無沙汰で、パソコン画面の例題は

旅行 → 忙しくてもう何年も行ってないし、行くとしたらヒッポの合宿ぐらいだし

映画 → 5年に一回ぐらいは見たりもするけどここ数年皆無

買い物 → 夕飯の買い物は行くけど、ショッピングを楽しむなんて、もう何年もしてないなーー

 

とういわけで、今の生活にシュミなんて言葉、とんとご縁がない自分の生活に気づいて 

なのに、追い打ちをかけるように、これから何かやってみたいことありますか?

って、質問があり、

こっちはねーー 日常のルーティンハードワークがありーの、そして今は91歳になる一人暮らしの父親の

介護で、週に何度も実家に行っているんで、大変なんですよーーって

ほとんど愚痴状態となり

先生

気の毒そうなアイヅチ 

 

あっつ、愚痴を言う場じゃないですね 

 

とういわけで、今の自分の生活って普通の人と違うんだなって、感じたのがこの英会話レッスンの成果??

 

まあ、よかったことは、ヒッポで毎日多言語を家で流しているので、

聞き取る力がすごいついているんだなってことですかね

 

相手が目の前にいるわけではなく、

しかも全く関係性のない間柄で、仮想空間で対話をするわけなんで、

相手の限られた情報の中から想像して話す

だから聞き取る力が通常の会話よりすごく要求されるけど

不思議なのは、相手が質問してきているキーワードだけはなぜか大きく聞こえる

なんでだろう。でもきっと赤ちゃんが言葉がわかる、話せるプロセスでは

全体は漠然としていても、このキーワードはちゃんと拾えているのではないかな?

全部はわからなくても大波ではわかる。

そんな赤ちゃん体験ができた30分無料体験でした。

 

なんだか、「お疲れ自分」 って感じでした。

 

 

 

 


部分と全体

2018年04月04日 | ヒッポファミリークラブ

ドーブレウートラ  パッキーです。今日は部分と全体の話です。

 

3月末に三泊四日でヒッポの活動の一環として長野県の飯山に子供から大人まで760人が集まりました。

 

雪の学校といいますが、背丈ほど雪が積もる豪雪地帯に

中国、インドネシア ロシアなど世界中からも集まり、一緒に過ごすことで交流を図ります。

しかもプログラムも自分たちで考えて決めて、宿で起こった問題もみんなで解決。

参加した子供たちの話を聞くと何か小社会体験を味わう感じです。

 

そしてこのプログラムの最大の特徴は「自分でやること」

準備も、行くのも、現地集合現地解散

いずれ海外へのホームステイを目指す子供たちにとってはその事前体験になっていると思います。

 

で、ここからが現場の話ですが、ウチの集まりからも7名が参加。そのうち上海の小学生2名も

事前にホームステイをしながら参加しました。

 

なんたって兎に角、現地集合ですが、さすがに760人中 44人が同じ池袋地域から行くので一緒に新幹線のチケットをとって

大宮までは送っていきました。

 

パッキーとしては、当日はみんなで最寄りの駅に集まり、大宮まで一緒に行ったらきっと楽しいだろうなと思い、

仕事をしている親御さんもいるので、その7人を同じ駅に朝集めて私一人で連れていく予定を立てました。

 

時間も逆算して考えて、途中の駅でピックアップする子もいて、でも もし遅刻したらピックアップできるかなとか

子供たちは携帯もない子もいるので、結構ドキドキの予定でした。

もしアクシデントでその新幹線に乗れなかったら、

なんと、飯山まで引率者がで連れていく!!(つまり私)

と言われていたので必死で予定を組みました。

 

そして事前に往復の経路を報告するのですが、

そこで、一緒に活動しているTちゃんから一見して、駄目だしが入りました。

 

「パッキー、これやめたようがいいよ。もし誰か遅刻とか、電車が遅れたとか、忘れ物したとか

何があるかわからないから、できるだけ、それぞれの親に大宮まで送ってもらったほうが絶対にいいよ!」と

過去の経験から言われました。

「もし何かアクシデントがあったら、全員が駄目になるからねーーー!」

 有事に備えて、リスク分散 

でも、まあ、板橋から大宮ぐらいだし、そんなアクシデントあるかなーーってたかをくくりつつ 

 

素直な私は、それぞれの親に現地集合を依頼し、

パッキーは同じ駅から行く、中3男子と、小学3年男子 二人だけを連れていきました。

しかし、しかし、想定内の想定外が、やっぱりあるんだわよ、

アクシデント 

 

当日朝を迎えて、遅刻もなく二人の顔を見て、よかったーーこれで安心

時間もばっちり間に合う、「忘れ物ないねーー」じゃあ行こうと出発 

遅刻もなく来た事だけで第一関門クリアーみたいな感じでしたが、

 

今にして思えば、この「忘れ物ないね」の一言が甘かった。

「切符持った?見せて」 ぐらいするべき だったかも

 

長くなるので、いきなり「落ち」から書くと

一緒に行った小学生

 

さすが小学生

 

新幹線のチケット、往復が入った財布を自宅に置いてきた!  えっつ、

 

財布って忘れるんだーーー

 

その時、

私がしたことは、ただただオロオロ  

これはドタキャン?チケット買いなおし?

遅れて私が飯山まで送る?

などなど一瞬にして、いろんなことが頭を駆け巡り、真っ白 

 

しかし、現場では、どんなことが起こったかとういうと・・・

 

大宮の駅の通路に必死で、衣類を出して調べる私を見て、

中学生が 「焦らなくていいから、もう一回よく、探してみなよ、ほら、パッキー人来るから端寄って」

付き添いのオンマが「じゃあ私駅員さんにこの場合どうしたらいいか聞いてくるよ」

一緒に行く子が、「チケット買いなおすなら、先に並んどくよ」

などなど、皆が、同じ目的だけど、自分ができる役割を瞬時に判断して、

それはまるで、細胞たちが、全体を担いながらも、部分である、自分の役割を瞬時に決めて遂行する、そんな動きでした。

 

結果的には、仮切符を発行してもらい、降車駅でその切符にハンを押してもらい、持ち帰り、

後日忘れた切符を持参して

みどりの窓口で精算してもらえるという裏技アリだそうで、

切符を買いなおし、出発10分前にホームにすべりこみ みんなに合流  セーフ

 

後から考えたら、色々反省材料はありますが、その時だれも彼を責めることなく、

皆が、どうしたら一緒に行けるかを必死で考えました。 

ほんと、ヒッポでバスでも手配してくれて、乗って降りたら、もう現地 ってツアーにしてくれたら

簡単なのに!って思いましたが、

さすが、ヒッポ。いつでも冒険!させてくれます。

以前のブログに「非効率に生きる」と書きましたが、この一見、非効率思われる企画から

今回もたくさんの、事を学びましたとさ。 やれやれ 人生は冒険だね。

 

 

 

 

 

 


言葉の持つ意味

2018年03月18日 | ヒッポファミリークラブ

アパカバール  先日クアラルンプール出身の中華系の方に会ったので、マレーシア語の挨拶です。

 

突然ですが、言葉について、いつもいろいろ考察していますが、

皆がその言い方で使うと本来の意味が変わっていくんだなってことが多々あります。

 

たとえば、「ヤバい」 とかも典型的で、本来なら、悪い状況に使っていたと思われますが、

今じゃ、すごくいい時も「ヤバい」って若い子たちは使ってますよね。

そんな感じ、意味の変化。

 

さて、この3月にヒッポでは雪の学校といって、長野県の飯山に小学3年生からの子供たちが大集結して

今年は760人参加と聞いていますが・・・・

雪の中で、自然の中で、思いっきり楽しむ!プログラムがあります。

現地集合現地解散という 斬新な発想で、子供たちは自力で長野まで行くという、そこからすでに冒険ですが、

私の主催するファミリーからも上海からの子供も受け入れをしながら参加するので7人が飯山に行きます。

 

そして、先日直前の持ち物、プログラム、詳細などが書かれた手紙が送られてきて

いよいよ気持ちもアップしてきた、A君。

持ち物の中に、「あると便利なものリスト」がありました。防寒対策としてカイロや、もろもろ書いてあったのですが、

それをみんなで頭を突き合わせてワイワイと読んでいたところ

「えーーー」と突然A君 びっくり 

何に驚いていたかというと

 

「携帯トイレ」

 

「ええーー 携帯って どうやって トイレになるの?」 

 

大人には考えつかない発想ですが、

今年小学3年になるA君

これぐらいの年齢で

携帯という言葉に出会った時には

すでに 電話 を意味するものだったのでしょう。

そうすると どうして電話がトイレになるのか 確かに 不思議だわねー

 

子供たちの発想には毎回驚かされます。

そしてそんな子供たちに囲まれていると、こちらも若がえる気がして、嬉しいわ

 


交流準備会でのこと

2018年03月05日 | ヒッポファミリークラブ

ドーブレウートラ  

前回の夏の交流準備会の話ですが、

びっくりしたことがありました。

まあ、ホームステイに行くための準備会というと、世間では

持ち物の注意、現地の気温、気候、飛行機の機内持ち込みの注意  などなど、想像できますが、

ヒッポでの準備は全然違います。

 

ホームステイでのホストファミリーとの関わりをどう作るか

「目を見て話そう」とか、「大きい声で話そう」とか、基本的な注意事項

こういったところに焦点を合わせて準備会を重ねます。

これは毎年あるのですが、

これをなんと今回は全編ロシア語で説明したのです。

 

ぶわーっとロシア語。しかもヒッポ育ちで、ロシアに交換留学に行ったユース世代の子が

ロシア人かっていうぐらい、きれいな音で説明してくれました。

 

まあ、それはそれで、面白かったのですが、すっごい大事なことをロシア語でやるんだーーって

びっくり。最終的には日本語でも補足されていましたが・・・・。

 

でも、なぜそれをやったか、その意図はよくわかりました。

実はその前に、面白い実験がありました。

子供たちに、あるお話を読み聞かせて、これは何の話でしょう?と

クイズが出たのです。

 

それは昔話ですが、全編韓国語、そのあと全編スペイン語で読み聞かせて、

子供たちに これはなんのお話ですか?と質問したのです。

すると驚いたことに、子供たちが 「桃太郎だと思います、なぜなら おじいさん、おばあさんとか言ってたから」とか

ちゃんとキーワードを拾って、タイトルを当てていました。

 

第2問はロシア語の読み聞かせでしたが、

しょっぱなに 3という数字を子供たちは聞き逃さず、そのあと 狼やら、ドーマという音も拾っていて

「三匹の子豚」とすぐに当てていました。

その問題は2回目には英語で読まれたのですが、「では、次は英語で読みます」とインターン生が言ったとたんに、

なんだ英語かーー!と会場はがっかりの声。

もはや英語は、わかる言語で面白味がない的なリアクションでした。

で、話を戻して、なぜ、ロシア語で説明したかというと、

ホームステイに入ったら、もう朝から、晩までその国の言語が聞こえてきて

その国の言語の中で生活するわけで、

わからないーー!と耳も心も閉じてしまったら、

本当にわからなくなってしまいます。

 

なので、こうやって、わからなくても ぶわーーとロシア語の音の中に浸ることが

いい準備になる、そんな意図があったのでしょう。

想像力を全開にして、わかることを見つけていくことの大切さが感じられ

いい準備会でした。

思い起こせば、ヒッポに入る前、私が初めてホームステイに行った20代の頃のこと。

初めての海外で、初めての一人旅で、初ホームステイ。

ニュージーランドに行ったのですが、

一番やられたのは、英語でした。

朝から英語、夜まで英語、ホストファミリーの小さい子供も英語を話すし

おばあちゃんまで英語なので、もう それに参ってしまい、

まさか、飼ってた犬も英語話すの?と思うとすごい息苦しくなり

ずっと部屋にこもり、ほんと、へぼへぼなホームステイをしてきました。

そんな、体験があるからこそ、今のヒッポの活動ににつながっているのかなとはおもいますが。

 

まずは、知らない音の世界を楽しめることができるか、それが大事なことですね。

 

 


夏の冒険へ

2018年03月05日 | ヒッポファミリークラブ

大家好!  

パッキーです。先日浅草の墨田川のほとりの会場で、

この夏、ホームステイに参加する子供たちが集まり、盛大な準備会が行われました。

 

小学3年生から参加できる 上海交流や、5年生からの台湾、ロシア、韓国、中学生のアメリカなどなど

沢山の子供たちが集まり 熱気あふれる場となりました。

 

今回私の地域からも参加者がいたのですが、あいにく両親とも仕事とのことで、

私が代理母?として 小学3年と4年の男の子たちを連れて行きました。

 

二人ともヒッポではよく顔を合わせていますが、会ったとたんにずーーと笑いがとまらず、

本当に楽しそうでした。

 

ヒッポの子供たちは、なんだか、すぐに仲良くなるんですよね。

この術なくして、交流には出かけられないと思いますが、

逆に言うと、これさえあれば、どんな国の子とも仲良くなれるって感じます。

 

で、あまりにもゲラゲラ笑いながら道を歩くんで、

「どうしてそんなに面白いの?」と聞いたところ、

すかさず、4年生のHちゃんに

「大人にはまだ、早いよ!」って

言われてしまいました。

どんな話じゃぁーー