パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

英語の発音

2017年06月11日 | ヒッポファミリークラブ

チャオ、昨日交換留学から帰って来た高校生の子の体験を聞いたのですが、

 

たった、一言、HELLO 

という音を聞いた途端 びっくりしました その音の綺麗さに

 

えっつ、これ カタカナでは絶対書けない音が沢山入っている

ハローではなく、ヘイローではなく、ヘロウでもなく

とにかく フロリダで毎日言っていたであろう

HELLO なんでしょうね。

 

 

日本を発つ前の英語と全然違っていました。

どういうメカニズムなんでしょう。

結論的には目の前の人が話している音をそのまま言っているだけなんでしょうけど

まだまだ解明の余地はありますが、スポーツ選手の事を考えていました。

アメリカ大リーグに行って いつも通訳を付けている選手たち

何年いても、中々うまくならない英語

かたや・・・

モンゴルや、ブルガリアやら相撲界も今や沢山の

海外の力士がいますが

相撲部屋で毎日朝から晩まで親方たちと共に寝起きし、チャンコと稽古で鍛えられて

相撲取りはほぼ全員 日本人と区別がつかない日本語を話せるようになる。

 

これを考えると、ホームステイをしながら、高校に通いどっぷりと

浸ることで、そんな音が身に着くのでしょうか。

 

そこで、ある貴重な意見も出ました。

日本の学校の英語の授業でnativeなみの発音をすると

茶化されたりする現実

今はどうかわかりませんが、昔は確かにそうでしたよね。

 

とういことは受け手も含めてその音に変化していかないと

日本人はなかなかnativeなみの音にはなっていかないのでしょうか。

いくら単語や文法を勉強しても。

 

でも、世界の英語はインドの人の巻いている英語や

韓国、中国、マレーシア、シンガポールとそれにオーストラリアもそれぞれだし。

色々あっていいのかもしれません。

 

全然まとまりませんが、

たった一言のHELLOを聞いただけで、

色々考えた次第でした。

 

 


無事帰国 交換留学

2017年06月10日 | ヒッポファミリークラブ

ハーイ! 

昨日の夜、アメリカ、カリフォルニアに10ヵ月 高校の交換留学プログラムに

参加していた、ツルギが帰国しました。

行く前は、すらっとして、線の細い、大人しいイメージだった彼が が が

 

なんだか、すっごい垢ぬけて、殻がやぶれた感じ!

かっこよくなって、胸板も厚くなり、体つきもしっかりして。

アメリカでの充実ぶりがそこからも伝わりました。

 

「あと3年居たかったーー」って帰りたてのことばに

向こうでの生活が輝いていたんでしょうね。

 

もちろん色々あったと思いますが、

それよりなにより、話がとまらなくて、とまらなくて とまらなくて

あれ、彼はこんなにおしゃべりだった?というぐらい

ずーーーーっと話してました。

たまに向こうの誰かの名前や

土地の名前になると、英語そのままの発音になるので、

すると そこから英語モードになり、日本語が出なくなる。

 

見えないけど、きっと脳の中ではいろんなことが起きてるんだろうなって

しみじみその頭を見てしまいました。

 

ヒッポでは、帰国報告会というのがありますが、

帰りたての、まだ混沌として、時系列も脈絡もない

その時だけしか聞けない話も、新鮮で超、面白いもの。

 

そこで 日曜日には「だらだら報告会」を行います。

5時間かけて、ずーっと話すのですが、聞いている私達も

アメリカ高校生活に浸れるのではないかと楽しみにしています。

 

 


氷の洗濯?

2017年06月07日 | 今日の小ネタ

パッキーです。

先日 数学が大好きという人と話をしました。

話しをすると言っても、私に数学の引き出しがないから、

接点を設けることができず、会話も弾まず、

どうしたもんかと考えていたら、

ヒッポで前に、ドーナツとコーヒーカップの穴が・・・・みたいな話がでてきたのを

思いだして、「あの、ドーナツのアナとコーヒーカップ」ぐらいしか

キーワードが浮かばなかったのですが、

すぐに、「あっつ、それはトポロジーですね」と素早く嬉しそうに反応

 

今まで、あんなに会話が盛り上がらなかったのに、

これはちょっとヒットしたかなって

思っていたら、それ以上話は広がらず、

 

 

あとは、私の中の数学と言ったら・・・・一生懸命絞り出すと

全くの受け売りで、

「答が合っているかというより

答えを導きだすプロセスが面白いらしいですね」

とどこかで聞きかじったことを

自分としては内野ゴロぐらいの話題ですが、出してみたら、これが大ヒットして

 

「そうなんですよ、どうやったらそれを解明できるか、それが面白いんです

 

それ以降はすっかりスイッチが入ったようで、大人しい人かと思いきや

もう沢山話すは、話すは、すごい嬉しそうで、

 

そして、私はといえば、

そうなんですかーーーそうなんですかーー

という、壊れた機械のような あいずちしか打てず、

すると 

 

こんな話はどうですか?

トマトは野菜だけど、トマトサラダは野菜サラダか?

これを数学的に証明するんですよ

とかとか。

馬は動物だけど、馬の骨は動物の骨?

とかとか、まあどうしてこんな どーでもいい(失礼)ことが問題になるのか?

 

そして、どうしてトマトが数式になるのか

ホントわからない世界にどんどん入っていって

 

最後には、「はーひーふーえーほーー。

みたいな、なんとも情けない、私の返事。

 

そして徐々に意識が遠のいて

「選択公理 なんですよ」って言葉が登場するころには

えっつ、氷を洗濯すると、透明になるのかな?って

妄想まで、見えてしまい、

あっつ、いやいや選択といっても、洗濯ではありませんからね!と

我が心のうちを読まれたりって感じで、ちゃんと説明してくれましたが、

いやあー 日本語なのに日本語がわからず。

はーひーふーへーほー な 私。

 

こう考えると、徹子さんはホントいろんな分野の人の話を

しっかりと引き出すことができて、すごい

私には「徹子の部屋」はできないなーーって頼まれたわけでもないけどね。


なりきり・・・

2017年06月03日 | 今日の小ネタ

今年3月、4月は我家の全面リフォームと親の介護で実家に引っ越していたのですが、

実家では一人ぐらしの父親のペースで生活していました。

 

夜は寝るのが7時ぐらい  

テレビはNHKのみ、たまに民放では、新婚さんいらっしゃい と アタックチャンス

でおなじみのクイズ番組 ぐらいで

あーー民放のお笑い見て くだらなく 笑いたい と思う日々

 

 

しかし、 夜の7時に寝るのはどうも厳しく 

自室にこもり、母親が好きだった本がたくさんあったので、

時間つぶしに読書なるもの何年ぶりかで、トライしてみました。

 

遺っていた本は

山崎豊子、水上勉、松本清張 などなど 気楽に読めるというよりは

けっこう重たい作品でしたが、

すっかりはまってしまい、特に推理小説に没頭し

気が付いたら真夜中ってこともありました。

 

すると、すると、例の第2持病(第1は二日酔い)

第2持病の「なりきり」が発病 

 

思い起こせば、ミュージカルを見たあとは、

あーー あーやって踊って歌って、  やってみたーい!

 

又吉の「火花」を読んだ後は、

あーー 小説書いてみたい!

 

で、今度は推理小説にはまり、仮想と現実の区別がつかなくなり

凄惨な殺人現場の場面を読んだ翌朝には、ついつい新聞で、

あの殺人事件出てるかな?って探してしまい

あっつ、いやいや あれは小説、小説 と現実にもどり 

 

電車に乗れば 

「ホームの柱の陰に立っていた女は、怪しげなマナザシをその男に向けていた」

などなど、そこにフツーに立っている知らない女の人を見ながら

突然 文章が脳内に降りて来たりと 

おっと、症状進行 危ない 危ない 

 

そして極めつけは

これ、ホントですが、

街を歩いていたら、前方から おまわりさんが 3人歩いてきました。

たぶん、交番勤務の交代時間という雰囲気でしたが、

それを見た私 一瞬ドキッとして

ヤバイ サツだ 逃げないと  と一瞬まじで逃げそうになり 

いやあーかなり重症だわ。