パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

久々のお客さん

2015年06月28日 | ヒッポファミリークラブ

マガンダンハポン   フィリピンの挨拶です

 

先日久々に我家にお客様が来ました。

 

数年前にJICAの研修で フィリピンから来た マークですが

一泊のホームステイの二日目に本当のホストが都合が付かなくて

我家で次男が東京観光に案内したご縁でつながっていました。

 

32歳になった彼は当時でも子供がいて

今は3人のお父さん。

家族を残して、再度日本に来日し、ICUでマクロ経済を専攻していたとのこと。

先週無事卒業して、来週帰国、 約2年の日本滞在の中

我家に来たり、ヒッポに参加したり、パッキーハウスのクリスマス会に参加したりと

考えてみれば参加率が高かったマーク

 

先日我が家に到着した時は、玄関に入るなり

 

ただいまーーー


と言ってくれて、何だかうれしかったです。

 

短い時間でしたが、食べたり、飲んだり、笑ったり、

昨年長男がマークの一時帰国に合わせて

マークの家に行った話も盛り上がり。

マニラからかなり奥に入る、

つまりすごい山奥らしい

 

写真はこんなとこかなと、妄想で引っ張てきましたが

 

マークは是非フィリピンに来てくださいと言ってくれました。

 

帰国直前のマークとの時間はあっという間に過ぎましたが、

本当に彼は楽しかったようで、その場ですぐに写真を撮って

フィリピンの家族に様子を伝えていました。

 

日本に来てすぐの時もこの家に来て、

帰る直前もこの家来て

とても嬉しいと

本当に何度も言ってくれました。

 

 

家族と離れて長い時間、海外に住み

友達もなく 慣れない生活というのとをしたことがないので

見ず知らずの国で家に呼んでこうして

歓迎してくれる現地の家族がいるということは

とっても幸せなことなのかな。

 

いつも歓迎する側で そんな体験がない私にとっては想像もつきませんが、

パッキーハウスも含めて、少しでも喜んでもらえればと思っています。

 

 


あれから一年

2015年06月23日 | ヒッポファミリークラブ

メルハバー  トルコ語の挨拶です。

 

6月がやってきました。

あれから一年。

去年の今頃・・・・・

 

機関車の絵を4年に渡って、Kぷんが書き続け

それが、どう変化していったか、

初めは、大波の漠然とした、機関車

まる と ぼう と 線

それがだんだん進化して、

より機関車に近い絵になっていくのですが、

それが、ことばの発達のプロセスと一緒で、

初めはちゃんと言えなくても

 

だんだん 切れ込んで、ことばになっていく

 

お母さんの キョンの 仮説が

だんだんと現実味を帯びて、その通りとなってきて

 

ワークショップなどでも、発表し 

 

これから、面白くなってくるであろう

その矢先に、病に倒れ 突然逝ってしまった キョン

あれから一年たちました。

幼稚園だった Kプンは 小学校一年生になり

元気に学校に通っています。

 

そして機関車の絵も ずっと書き続けて

素晴らしく進化しています。

 

私達はその意思を受け継ぐべく

昔の絵から、最新の絵を並べ

どんな風に絵が変化していったかを見比べながら

いつか、これが本になったらいいねって話しています。

キョンも喜んでくれるかな。

作業をしているとなんだかキョンが一緒にやっているような

いつでもそばにいてくれるような感じがします。

 


どんな意味?

2015年06月22日 | ヒッポファミリークラブ

オーラ 

 先日 メキシコから交換留学で来ている高校生の話を聞きました。

 

彼は一年の滞在を終えてもうすぐ帰国するのですが

メキシコでヒッポの活動をやっていた以外は日本語の勉強はしていなかったとのこと。

 

ですが、来日一年にして、ほぼ日本人と同じ表現ができるのではないかというぐらい

日本語がうまくなっていました。

 

で、その 習得のプロセスで面白い発見を話してくれました。

 

友達やホスト家族ママはいつも 

 

なるほど、なるほど と言いますが

 

初め、なるほどに意味がわからなかったとのこと。

で、いろんな状況を重ね合わせると

なるほどは  

わかりました  ということかなと想像したそうです。

 

なるほど、  

 

良く使いますが、 こうしてあえて意味を考えると

日本人の私もうまくこたえられませんが、

 

あと、 知らない と わからない は意味が違う の 発見など

普段同じように使っていますが、そう言われるとちがうような。。。。

 

実際に話されている日本語は

単語カードのうらに意味が書いてあるのとは違い

いろんな状況から想像することが多いですね。

 

留学生と話していると、逆に日本語について

こちらも気づくことがあり、面白いです。


グレーな時間を楽しむ

2015年06月17日 | ヒッポファミリークラブ

またまた、ご無沙汰のブログですが、

激務の日々でして

そんな中、

先日、子育て中のお父さんの話で面白い話を聞きました。

 

3歳の息子が、おさかな を おかさな と言うとのこと。

 

OSAKANA

OKASANA

 

子音が入れ替わって 長さは同じですが、ついつい口が言ってしまうのか

もしかして、音の区別がつかずに、そう聞こえているのか

わかりませんが、ある年代になると、こんな

ひっくり返りの言葉が飛び出します。

 

おくすり  おすくり   テレビ テビレ  たまご たがも 

長い例では

かたしまやに のみのも のみに 行こう  って言うのも面白いですよね。

 

で、言いたいのは、うちもあるあるというのではなく、

そのお父さんの凄いところは、

おかさな  と 言っていた時は本当にわずかな期間

そして おさかな と言えるようになると

二度と 逆戻りはしない

なので、その おかさな の時代を楽しみたい

というようなことを言っていました。

 

普通だと 間違っていることは

すぐに訂正  これって世の中の常識ですが

いずれ、言えるようになるなら、

この面白い時間を楽しもう  

 

ヒッポの中にいるとよく こんな 考えを聞きます。

すぐ答えを求め

間違っていればすぐに直し

不安定な時間はできるだけ短くして安定を求める世の中ですが、

現実にはそうもいかない、グレーな時間が多いもの。

 

そんなグレータイムを楽しめるスタンス

どうなるのかなーーって答えのない時間を過ごすことも多いですが

そんな時間を楽しめたらいいなって思いました。

 


世界の挨拶

2015年06月07日 | ヒッポファミリークラブ

チャオ   今度 ヒッポで 多言語のワークショップがあり

そこで、世界の挨拶を集めてみました。

 

でも、意外に会う時と別れる時の言葉が一緒という国も多々あります。

 

まあ、言い方は色々あるみたいだけど

韓国なども 友達同士などの気軽な言い方は

会っても アンニョン

別れる時も アンニョン  

とのこと。

 

いつも行くカレーの店でも

店員さんが ヒンディー語も

会っても ナマステ

帰りも  ナマステ っていいますよ・・・・・・らしい 

 

で、その習慣を逆に考えてこんなエピソードがありました。

 

 以前 青少年交流でイタリアに行った Tルギの話で 

 

イタリアでは やはり会った時も別れる時も  チャオ 

でいいらしく。

 

ステイ中に、ホストファミリーが 日本語の挨拶は何?って聞かれたので

「こんにちは」と答えたとのこと。

 

すると 覚えたての日本語を早速使ったイタリアホストファミリーさん

 

別れる時に  「こんにちはーー」といって去っていったとのこと。

 

日本ならさしずめ 同じことばだと

会った時に  どうもーー

別れる時も  どうもーー

なんて、言うかな

 

 


すっかりごぶさた 

2015年06月04日 | ヒッポファミリークラブ

ナマステー  ヒンディー語の話題です

いろいろやること満載で、すっかりご無沙汰のブログですが、

習慣とは恐ろしいもので、せっかく書く習慣がついていたのに 

書かない習慣もあっというまに、つきました。 

 

人生は易きにながれるものですね。

 

ところで、先週のヒッポでのこと

インドでは熱波で異常な高温が続いていると報道が連日ありました。

 

そのニューズで現地の人のインタビューが出ていて

ヒンディー語の音が聞こえたよーーーと

嬉しそうに Mちゃんが話してくれました。

 

暑い暑いという話題ですからもちろん暑いという言葉が満載

 

ガルビ と聞こえたとのこと

なんだか ポテトチップみたいね と 覚えていたのですが

その後 アフターで いつものカレー屋さんに行きましたところ

その日も暑かったので、すぐ使ってみました 

 

ガルビ ガルビ と  手を扇ぐようにゼスチャーつきで

 

あーー ガラム とすぐにわかってくれましたが 

 

 

ガラムかーー

あれなんか聞いた音だわ

ガラムといえば、ガラムマサラ だわね

あのカレーに入れる 辛いの

 

暑いが ガラム  辛いも ガラムなのかな?

得意の一人妄想

 

あれ、でも 英語だと 暑いは ホット

辛いも ホット 

やっぱり辛いと暑くなるのか、同じジャンルの言葉なのかな。

ちがっていても、合っていても

妄想に妄想が膨らみ  こんな瞬間が楽しいです。