またまたご無沙汰のブログです。
激暑に早速介護の父がばてていましたが、まあ、何とか復活した今日この頃です。
そんな中、ヒッポの交換留学で世界に旅立った高校生たちが帰国し
その報告会に参加しました。112名の高校生が集い、それぞれの思いを伝えたのですが、
海外でホームステイをしながら、10ヵ月現地の高校に通い、帰国した子供たちはどの子も
自信にあふれており、この歳でしか感じられない体験をしてきたんだなと
時には笑い時には涙しながら、聞いていました。
プログラムは2時間半、なので112名の中から時間の関係で3名だけ、体験談が披露されました。
1人目の女の子はスタートしても全然声が出ません。
会場はどんどん、静かになり、彼女に注目。空気がシーンとなり
皆の視線が集中される感じがしました。
彼女は手話で話していたのです。
ドイツ語の手話。 ドイツに行き、仲良くなったとってもきれいで素敵な
友達は耳が聞こえなかったとのこと。
その子と仲良くなりたくて、ドイツ語だけでなく、ドイツ語の手話も覚えたくて
今はどちらも同じぐらいうまくなりましたと、誇らしげに話していました。
そこにあったのは、何語という壁ではなく、
彼女の言いたいことは何だろう、私の伝えたいことはこれと
初めはたった一個の ダンケシェーンという 手話から
互いにわかり合いたいという気持ちのみだったとのこと。
コミュニケーションの原点はここにあるんだなと、高校生の彼女の話から
学ぶことが沢山ありました。
暑い日曜日でしたが、気持ちはすがすがしく帰宅の途につきました。