パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

とうとうクローズ パッキーハウス

2021年02月26日 | パッキーハウス

 

チャオ 2月も終わりに近くなり、

海外の人向けに運営してきた、ゲストハウス「パッキーハウス」でしたが・・・・

住人と色々協議を重ね、

というか 反対されても しょうがないし、

やはりゲストハウスをやめることになりました。

前回ブログに書いた時と、全然状況も変わらず、

先送りしてもこのコロナの環境は急激に変わることもなく、

現在の居住者4名に話をして、いずれも、納得してもらい

今月での退去となりました。

 

なんでもスタートするのもは大変だけど、

店じまいも大変で、今は、粛々と片付けをしています。

楽しかった、毎月の持ち寄り歓迎パーティ―

大活躍のホットプレートでは

いろんなものを作りました。

定番の お好み焼き、焼きそば、焼き肉、たこ焼きなどはもちろん

カットしていない一斤の食パンの中身をくりぬいてチーズを流し込み

食パンの器のチーズフォンデュにもトライ。

途中でパンの底に穴が開いてしまいチーズが流出してしまいそうになったら

ロボットの研究で来日していたエジプトの留学生が器用にアルミ箔で受け皿を作ってくれました。

 

「ホットプレートビビンバ」はクックパッドで見つけて、見栄えもいいので、やってみました。

全面にご飯を敷き詰め、その上に10cm幅で、焼き肉、ホウレンソウのナムル、もやしのナムル

ニンジン、焼き肉と縞模様に並べていくのですが、目にも鮮やかで大好評・・・でしたが 

 

そんなジャンルで、毎月こちらが楽しんでいたら、

「日本の料理はないんですから?」と言われましたっけ

 

 

というわけで、今後のことはまだ未定ですが、家屋の老朽化など、処々の事情を考えると

コロナに背中を押された感も否めませんが、勇退という感じです。

また、新生パッキーハウスも もくろんでいますが

長い間楽しませてもらいました。

 

まあ、転んでも ただでは起きぬパッキー(ころびっぱなしかっ

 

なにかと、よろず相談を受けてくれるブレーンのMチャンにこのことをぽろっと話したら、

せっかくだから、いままでのブログ記事をユーチューブに上げたらと言われ、

YouTube  顔出し無理、演技力なし、絵ごころなしで、とどめのネット音痴

そして、苦手の確定申告もまだやっていないし。

 

言い訳をしたらきりがないけど、ころびっぱなしでも人生後悔するし

楽しませてもらった記念に、何か形に残せるように一歩前に出てみようかな

 

 

 

 

 


何か事情があって・・・

2021年02月20日 | 今日の小ネタ

いきなりですが・・・

 

土曜日に断水しますと先週回覧がありました。

 

土曜日の午前9時から午後1時まで

4時間水道が出ないとのこと。

ええーー週末のまさにゴールデンタイム。

水道が出ないというと、トイレだめ、風呂、シャワーだめ、洗濯だめの洗面ダメ

料理だめ、お茶飲めず、茶碗洗えず このご時世に手も洗えず

 

まあ、なにか工事の関係らしいのですが

 

というわけで、その週末は金曜日夜から緊張して、

土曜日の朝は、早く起きて、食事、茶碗、洗濯洗い、掃除に、トイレにシャワーとすべてを9時前に終えて

ほっと一息

コーヒーでもと思いつつ、

だめだめ、トイレ行きたくなるし ひたすら我慢 

とにかく、9時までに出すものは出して、水分は取らず。

そして午後1時をひたすら待つ。

って、どんだけストレスか

しかし、どうしてこの土曜日、みんなが休みの土曜日の午前なのか、

平日の昼に なんでやってくれないの。

などなど、だんだん怒りこみ上げ。

まあ、地震の時のように突発的ではないしても、マジ不便。なぜ土曜日の午前

といろいろくすぶって考えていたのですが、

「なんか、今日じゃないとだめな事情でもあったのかも?」と長男が一言 言ったことで

急に思い出した話が。。。。。

 

ここで、またBTSですが、

メンバーのテテのお父さんのエピソードで、ソウルに上京して来て、タクシーに乗ったら

遠回りされて、料金を多く払わされた時の事、お父さんは怒らずに

「きっと何か事情があったのでは」と言っていた・・・そんな話を読みました。

 

そして、食事をした時、すぐに出るはずのハンバーガーを頼んでもなかなか出てこなかった時

イライラすることもなく、

「何か事情があるはず」と言ったとのこと。

それを聞いて、テテは「自分もそんな風に考えられる父に似ていきたい」とコメントがありました。

「似ていきたい」面白い表現ですが、

イライラして、自分側の事情ばかりを優先するのではなく、

きっと相手に何かあったのでは?と想像をめぐらすことで、自分の気持ちを落ち着かせることができ

相手に思いやりを持つこともできる。

 

毎日の暮らしの中では、自分の想像外のことも沢山あり、

どうして 理不尽な!と思うことも多々直面しますが、

こんな風に考えられると、ちょっとステキだなって思いました。

 

テテ 感謝ムニダ


PTS計画

2021年02月16日 | 今日の小ネタ

アンニョンハセヨ パッキーえよ

先日インスタのリールというのを見ていたら・・・

家族5人(夫婦と子供3人)  子供と言っても大人で??

20代的な娘さん二人と アラサー的な息子さん一人

その息子さんが、真ん中でシスターズが両サイド

そしてその後ろに 親御さん。みかけ50代ぐらいかな 別に記念写真の説明ではなく

その5人でなんと ダイナマイトを踊っているんです。サビの部分 

真ん中の息子さんが結構いけていて、その両サイドのシスターズもそこそこ踊っており

後ろのご両親もイケてるかと思いきや(失礼)まあ、それなりに動いているのですが

5人そろって踊ると、すっごく楽しそうで、特にお母さんが ほんと、生き生きしていて

ダイナマイト 楽しんでるなーーって伝わりました。

 

そうだ、これで、いいんだと私はそのリールを見て、あることを決心。

楽しくなる仕組みをつくればいいんだと

 

えっつ(脳内会議外部取締役の反応)

 

そして、向性も考えず

BTS計画を考えつきました。

あっつ、いや BTSではなく

P(Pakky)T(Toida)S(Sachie)

P T S です。<BTSまでいかず>

とりあえず、ヒッポの活動で使われている多言語の曲で、ダイナマイトをモチーフとして

踊りを考える  計画  START

さて、さて、どうなるか、お楽しみに。

 

 


無意識の偏見

2021年02月08日 | 今日の小ネタ

チャオ、パッキーです

先日こんな話を聞きました。「無意識の偏見」のエピソードで・・・

 

お父さんが運転する車にその息子も同上し、交通事故に合ってしまい、

不幸なことに、お父さんは即死、息子は瀕死の重傷で、病院に担ぎ込まれました。

一刻も争う状況で、緊急手術を受けるべく外科医が準備していましたが、

その少年を見た瞬間に、外科医は驚きを隠せず、こう言いました。

「私には、この手術は辛すぎる、なぜなら彼は私の息子だから」

というエピソードです。

 

 

えっつ、お父さん亡くなったんじゃないの 

じゃあ、継父と実父?または最近認められたきた同性婚?などなどいろいろ

瞬時に考えてしまいましたが、

無意識の偏見、  アンコンシャスバイアス というらしいですが、

このエピソード、

実は外科医はお母さんだったとのこと。

つまり、私たちは外科医と聞けば、男性と思いがち、

無意識のうちに人を先入観で見ていませんか。

男だから、力持ち、女だから料理がうまい、

パッキーだから踊りがイマイチ

あっつ これは偏見ではありませんが。

 

結構、自分の中でも、決めつけてることってあるなーと思います。

ヒッポをやっていると、世界中のいろんな人に会う機会がありますが

会ってみると、その国のイメージとは全然ちがっていたりして

やはり、その人に会ってみないとわからないものだなと思います。

 

自分の中で無意識に作っている偏見、壁などもう一度この話を聞いて

意識してみようと思いました。

 

 

 


ズームならではのクッキング講習会

2021年02月07日 | 多言語

ボンジョルノ チャオ、パッキーです。

前回パッキーハウスの危機の件を書いたところ、色々ご連絡いただき、

テダニ 感謝ムニダ 結果はまだ未定状態ですが・・・・

さて、今回はクッキングのお話で、

コロナ禍、出かける事もままならない昨今ですが、

逆にこの環境をエンジョイするべく

ズームでの世界がまたまた広がりました。

 

今回は、なんと金沢のヒッポちんぐーからのお誘いで、

鹿児島で開かれる イタリア料理ズーム講座。

まさにズームの申し子のような講座です

 

日本に住んでいるイタリアの男性が中継しながら教えてくれて

しかもズーム上には一緒に家の台所で作る人も数件あり 臨場感あふれる場。

 

写真は、あさりを使ったボンゴレを作った写真をいただきました。(私は見る専)

時々に口をつくイタリア語を聞きながら、イタリアンな雰囲気に浸れていい感じ

 

しかし実際に作るところをリアルで見ていると

いやあぁー 料理の本に書いてある文章のその行間と裏には

沢山のプロセスが隠れているんだなと感じました。

 

「パスタを茹でる」の一言で終わる文章ですが 

私にとっては

この歳で衝撃的な状況を目にしました。

兎に角、「パスタを茹でる」に命懸けかっていうぐらい神経張り巡らされてました。

まず、パスタの量に鍋の大きさ、水加減の厳格な量、そしてそれに対する塩の量は

もちろんのこと(塩が意外に多いのにびっくり)

そして、なんと初めてみた光景ですが、

その、パスタを茹でるお湯の味見をしていたんです。

 

茹でるお湯の味見??

味もしないのに と思ったら、塩加減を見るらしく。

すごいは、このパスタに駆けるエネルギー

その後何度も、茹で加減を確認して、そして、

ゆであがったら ソースとあえて

時間をおかずにすぐに食せるようにするための、副菜のタイムスケジュールの

綿密さなど、本当に 食にこだわり、おいしく食べるという

気合が感じられました。

 

レシピを読むだけではこの緊迫感と気合と臨場感は

なかなか味わえないものですが、

ズームならではのいい経験をさせてもらいました。

 

で、結局私は、まだ作っていませんが、みんなのコメントが・・・

本当にすっごく、おいしかった、今まで作っていたものより

格段においしいなどなど、

やはり、結局は手間暇、気合 が大事なんですね。

 

 

 


パッキーハウス存続の危機

2021年02月01日 | パッキーハウス

マガンダンハポン

 

最近このブログにはパッキーハウスのことが全然登場しません。

 

なぜ 

 

 

実家が空き家になってしまい、どうしたものかと悩んでいる時に

折角 多言語活動をしているのだし、海外の人向けのゲストハウスを

やったらどうかと2008年のリーマンショックの月にスタートし 今年13年目。

各部屋は個室ですが、キッチン、リビング、シャワー、トイレ、などは共通で

週に2回ぐらい掃除という言う名のもと、

我家からは自転車で40分ぐらいかかるのですが、雑巾、洗剤、備品などを積んで

掃除をしに行きながら沢山の人と交流してきました。

 

初めての入居はタイからの学生で、私が玄関でお迎えをしてタイ語で挨拶したら

タイジンデスカ?と聞かれたっけ

韓国の女の子は日本語に自信がなく、内見に来た時もおとなしかったのですが、

私が韓国語で挨拶して、部屋を案内したら、「ここ気に入りました、住みたいです」と

すぐに決めてくれました。

 

そのほかにもこの13年の間に

タイ、ロシア、アメリカ、イギリス、フランス、韓国、ドイツ、グリーンランド、

フィリピン インド、ネパール、カナダ、メキシコ、パナマ、オーストラリア、スウェー

デン 中国、香港、スペイン・・・・書き上げたらきりないけど

 

日本生まれの中華系アメリカ人、

コックニーというイギリスで話される英語を話すNさんの英語は一緒に住んでいたアメリ

カの人もよくわかからないと言われていたっけ

日本語の勉強に来たのに、日本でタイの彼女ができて日本語はうまくならないのに、

タイ語がうまくなったイギリスの彼 

共同生活なのに何かと自己主張していたアメリカの女性弁護士

彼女は「Youは何しに日本へ」にも登場していましたっけ

普段はおとなしいのに、サッカーの試合でパナマが出たら性格変わったかの如く

すごい応援をしだしたパナマ青年。

料理がすごく上手でイタリアで日本料理店を経営して

いる中国の彼女は私が掃除をしていたら、パスタを作ってくれました。ボーノ

 

本当に思い出すだけでも楽しい日々でしたが、

しかし、ここにきて、大打撃 

まず、海外からの人が来日できず、

大学も近いのでずいぶん留学生も来たのですが

今はそれもままならず、研修生、留学生も全く来ず、

むしろ来日がないので、家賃引き下げ合戦で、安い方に

移った人もいたり、

住人でも給料を下げられたり、中には突然解雇され

帰国を余儀なくされた人もいて、去年はそれでもなんとかやってきましたが

この先どれぐらいまで続くのか見当もつかず、

ほんと、ゲストハウスは厳しい業界となりました。

いつも紹介してくれる不動産屋からも見学の申し込みも来ず。

不安な日々のパッキーハウス。

 

去年は恒例の集金パーティ―もできなかったし。

あーあ、このブログの過去の記事読むと、ほんと楽しかったな~~

このブログもパッキーハウスの事を書くために立ち上げたんだし。

ずっと続くと思っていた楽しい日々もあっけなく、終わりを告げて

なんか歌の歌詞みたいです