結婚式に出席しました。
遅刻せぬよう最新ナビを無視して近道をした走る・・・う~ん!!!
荒川区通過時に「川の手祭り」で通行止めに遭遇・・・一気にアドレナリン放出状態。モンテカルロ・ラリー気分で遅れを取り戻さなければ・・・
マニュアル車で10年以上ぶりに後続車アリの坂道発進も経験!
飛ばしに飛ばして1分前に到着。っと思ったら勘違いで16分前だった。
式を待つ間に先輩から時代の先を読み、如何に収入を増やすかを伝授されるも上の空・・・僕への指摘も毎度の事です。私は電車だけど何で来た?と聞かれ車と答えたけど内心アレで送るのは無理だと思った。
新郎は48年間遊びもせず、趣味にのめり込む事も無く、飲み過ぎず、打ちもせずに絶対に買わない優しい真面目人間でした。30代でボストンまでMBAの資格を取りに行ったのは凄いけどオシャレでもセクシーでもなく、断じて二枚目でもない!!!あの部長ともかけ離れた雰囲気で・・・したがってマーク・エックスどころか車も運転しない。
彼を知る誰もが生涯独身と思っていたハズ(120%の確率で)
どんな?なんて想像もせずに新婦を決め付けていました。
神殿に入ってきた白無垢姿に初対面の人は皆・・・唖然!!!
女優のFさん似で彼より11歳も年下・・・
医療関係のキャリアを捨て?何より彼を選んだ心に感動しました。
新婦の父も先生と呼ばれ、新郎新婦の一番の共通点は真面目で勉強好き、遊ばずに硬過ぎるですって!!!T君・・・マイリマシタ!
世間に流される事も無く、妥協もせず・・・ T君見事です~
新婦のNさんも仕事を辞めて主婦業に専念し、独立した彼の仕事を手伝い助けたいなんて・・・
konaは遠い昔に観た「チップス先生さようなら」という映画を
思い出しました。
T君の理想を遥かに越えた女性とめぐり合えた歓びを想像しました。
T君は過日、価値観が凄く似てる女性に会えて驚きましたと言ってたけど、彼は本当の生きている意味を理解したと思います。
十代で観た印象に残る映画といえばトナさんは舟木和夫の「高原のお嬢さん」だそうで、konaはルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」です。ニーノ・ロータの音楽は今も耳に残っています。ビリー・ワイルダーのシリーズも好きで、森繁の社長シリーズを初めて観たのは最近のことです。夜中にみどりチャンの雨と混ざった黄砂(核実験反対!)を落して洗車したり、微量のシャンパンとワイン、刺激的な結婚式や運転の疲れで夕方konaは寝てしまい、カーペットの上の寝言で「理解した~い」と言ったとか言わないとか・・・???
小津安二郎の映画に出てくる笠智衆の年齢にはまだ間がある
と思ってるkonaの生涯忘れられない一日でした。
追伸:読み返してみて、我ながらなんと偏見に満ちた性格なんだろう!