下町のパンを食べてみませんか?

千住、緑町ゆうやけ通り下町のパン屋パレット

白いねこ

2008-02-11 05:25:33 | 夢見るお年頃
以前、屋根からサイドミラーを伝って地面に降りた白い猫を見ました。
このドアミラーが手動であることを知っているかのように。
初めて運転席に座った時にドアミラーの電動スイッチを探しました。
何処にも見当たらなくて手動だと気が付くのに暫らく時間を要したんです。
もしかして白い猫の飼い主は同じ車に乗っていたんでしょうか?
「100万回生きたねこ」(作、絵・佐野洋子・講談社)
ネコもこんな白い猫を見たのでしょうか?
どんな暮らしにも、どれほど可愛がられても生まれ変わってきた
とらねこが恋した白いねこ。
飼い主の気持ちはさて置いて死を恐れず悲しまず誰よりも自分を好きだった猫はこの白いねこに出会って生きる意味や素晴らしさ自分以上に大切なものを知り生きていたいと思ったんですね。
誰の心の中にもネコは住んでいるのかも知れません。
生き返らないネコもいれば人間社会のシガラミや洗脳によって
ネコは眠っていたり動かなかったりしているだけかも知れませんし
心の中で彷徨っているネコもいたりして・・・
もしも「生活が安定すると思った?よく働くと考えた?病気なんか
しないと思った?残念だったね~。好きでもないけど仕事仲間だから
逆チョコ無くても まぁいいかぁ・・・もし違うと言うなら逆チョコの
一つくらい くれるもんだ・・・」なんて事を女性に言われたら
子供の頃に「北風と太陽」を読まなかったんだと思うしかありませんね。
それに言われた事が当たらずといえど遠からずだとしたら責任を取って
相手の希望を聞かなきゃならんと思うのです。
一度しかない人生の残りが少なくなってきたら100万回までに
残り少ない人生で到達するには多少焦りますね。
駄目なら生まれ変わって最初から課題をクリアーせねばなりませんが
言葉を覚えるのと引き換えに悲しいかな課題を忘れていくような気がします。
一つだけ希望が叶えられるなら来世では自分のコンプレックスなんか
木っ端微塵に吹き飛ばしてくれる姉を一人お願いしたいものです。

友人が何不自由の無い生活をしながらも
生活に疑問を持ったと相談されたら・・・
現実の人間社会じゃ生活していかなければなりませんから
まず第一に安定して快適な生活を将来に亘って確保しつつ
自分の持った疑問に答えを出すのは時を待つように
常識的なアドバイスをすると思います。
時が解決する事も多々あると思われますからね。
「まさか」もありますから当然のように時を待つのも
一種のギャンブルではありますけど・・・

「ねこは もう、けっして 生きかえりませんでした。」
これが この絵本の最後のページの全文です。

蔵の街・栃木市

2008-02-11 02:03:34 | 夢見るお年頃

30年くらい前に同じようなメンバーで食事をしたような気がします。
友人のご両親は今の僕達と同じ年代でした。
当時、僕達を連れて食事に行ったのと同じように今回も
大人だけでの食事でした。
僕は10年位の間毎週のように栃木の友人達と大平山近くの
テニスコートで上達抜きのボールとのお戯れをしていた時期があり
テニス倶楽部のコーチには国体選手の銀行員を配し草とはいえ
友人の尽力で景品を集め大会なども開催したんです。
今より娯楽が無かったのか?草大会には国体出場者の参加もあり
決勝はかなりのレベルだったんです。
僕や友人はまぁボクシングの4回戦ボーイ以下の三回戦止まりの
レベルでしたが当時は中国の卓球大会にコーチとして参加もした
近所の区大会最年少優勝者なんかもいましたから対戦相手の
ボールの回転なんかも見てコートサイドからアドバイスなんかも
してもらったもんです・・・・話が逸れました。
雪降るさなかにスタッドレス付きの車を借り真夜中にスタンドで
給油までしたバナ公は朝からの高めの気温にお留守番。

 
借りるのも留守番も部長の決定だから許せバナ公。
みどりチャンでの目の高さはバナ公ではシート座面の辺りか
クッションは低速から柔らかく100キロ超えるまでは
硬く落ち着かないみどチャンとは全てが違いました。
東北道の直線も首都高のカーブも同じような速度で
走れたから今回の処はみどチャン起用で正解と致します。

そうそう話の続きです。
子育て仕事の最前線から少し力の抜けた昨今、皆年を重ねたけれど
また振り出しに戻ったような子供抜きの食事会でした。
友人と彼の弟夫妻も加わって彼ら最初のお勧め昼食は蕎麦。

 

細くしっかりした食感はさすが繁盛店でした。
帰宅するとおばさん登場で昔は従業員が住み込みでいたから
24時間勤務のようで食事の用意も大変だった話など伺いながら
喫茶店にも納めていた奥様作マドレーヌに舌鼓を打ち
昔おばさんが作ってくれた美味しいナルトの載った中華蕎麦や
見てる間にテーブルで打ってくれた十割蕎麦の味を思い出しました。
今でこそ地元フラガールのメンバーでステージにも立っているようですが
今日に至るまでのおばさんの苦労話は盛り沢山で
書いても書いても終わらないような気がします。
僕は友人の家のソファでうとうと・・・ソファに掛けるとビバーク癖が出て
睡魔に襲われてしまうのです。
来客の顔をヨダレとともに心行くまで舐め倒すシュガーは昨年他界。
一人残留して目覚めると夕飯時で予約しておいてくれた店に
おじさん、おばさんのスポンサーを乗せて移動。
おじさんは昨年入院してから以前にも増して元気で書道の他にも
週に二回は近くのコースに出て息子達より元気な様子。

 窓の外には錦鯉。
つまみながらあれこれ話して小一時間が経過した頃にメインの登場。

 以前の彼らは
ご飯は大盛りを頼んでいたし子供達が食べ切れなければ
お手伝いしていたのに今では見た目少な目が適量の年齢に
なってしまったと・・・
車の中で始めて知った彼ら兄弟の通った幼稚園の話で
僕がクリスチャンの園だったねと冗談で言うと・・・当たった!
弟は退園勧告を受けるたほどのヤンチャぶりだったそうで
今の柔らかい人当たりとは別の人格があったようです。

 

僕と彼の弟はお土産のイチゴやそのジャムまで頂いて
トランク満載・・・

アトリエ 亜磁彩(あじさい)
磁器レースドール人形作品展
2月12日(火)~19日(火) 最終日は15時閉場
ホテル東日本 宇都宮 1Fギャラリー
〒320-0013
宇都宮市大曽町492-1
TEL 028(643)5500(代)

12年間
 家族を癒し続けたシュガー。
短い夏カットで痩せて見えますが体重は30キロオーバー。
コナの最も古くからの親友で言葉を何でも理解していました。
行く度に遊んでくれて ありがとう。