寄り道

あれから大きな家電屋さんに寄って買い物を済ませ環七越えて
千住に向かえば下り車線は大渋滞。新橋上から西を見ると日の沈む直前。
２時の方向に富士山と思われる山のシルエット発見。
水墨画には墨色に濃中淡があり濃中淡にも濃い薄いがあるので
最低でも六色の墨色があるそうです。
確かに西方に見えた山並み付近の空は何色もの墨色でした。
帰宅途中いつも混雑している店が空いていたので寄ってみました。
入ってマスターに声を掛けられ話していると背中を見せてていた
お客さんが「パレットさん！？」
懐かしい声の主は昨年廃業なさったＳさんでした。
Ｓさんは学生時代中距離ランナーだったんですが
最近は当時の古傷が痛んで走れないそうです。
「やっぱりスポーツのやり過ぎは体に毒ですね！」と言うと
Ｓさん苦笑い。東京マラソンも走りたかったんだけどね。
僕でも１０キロなら走れますかねぇ？には７キロから先に
山があるとアドバイスしてくれました。
千住から上野までが４キロくらいだそうで１０キロは
その先の日本橋くらいなのか？
けれど逆にマスターの奥さんは５０代になってから
腰痛の手術をしてリハビリの為にダンスを始めたそうで
近年では大会にも参加するほど熱中しているようです。
先日の二次会には会が重なって一次会で別れましたが
歌も上手けりゃビジュアルも良く死角ナシ！
Ｇさん参加したんじゃ楽しかったでしょと言ってから
独学のダンスも上手いＧさんが本格的にダンスを習えば
きっと上手くなると奥さんはニランデいるようです。
僕が確認の為に「ラテン系でしょ！」と言うと
奥さん「そうねぇ～タキシードより似合うわね！」

Ｇさんゴルフからラテン系ダンスには来ないでしょうね・・・
Ｓさんは明るく穏やかな顔してたから転職成功したんだと思います。

そうそう日曜最後のＴＶは淀川長治さんの
「さよなら　さよなら　さよなら」でした。

ニイタカヤマ？

冷たい風が強く吹き雲は飛ばされ青空なんですがネットで調べたお店の中は暗くドアは閉ざされていました。
波の高い晴天に思い出すＣＭはドロップ。缶に入ったニイタカ・ドロップなんです。買いはしませんでしたが「ニイタカヤマ ノボレ」と高い波を切る軍艦がどうドロップと繋がるのか…子供ながらに疑問でした。親達が経験した悲しい時代に甘い物は乏しかったそうです。悲しい象徴で幸せの甘さを宣伝するのは今でもフに落ちません。母の作ったスイトンは正月のお雑煮の餅が団子に代わっただけで美味しかったんです。戦中戦後にスイトンを食べまくった父は僕達がコレなら毎日でめイイなんて言うと　その度に「こんなに美味しくなかった」が決まり文句でしたっけ。
さて帰宅です。夕飯出来るの待ちながら「笑点」「シャボン玉ホリデー」は日曜の定番でした。