明け方早くから、同室になった女性のひとりが慌ただしく準備をして出かけていくのを、布団の中から見送りました。集合時間までまだまだあったので、わたしはゆっくりとしていましたが…
でも、いつまででも寝ていられないので布団を片付け始めていると、同室の女性が声をかけてくれ、少しだけ話をしました。
こういってしまうのもなんですが、活動家と言われるひとは本当にアツい人が多い気がします。そして、近寄りがたい存在であることもたまにあります。いつも自分がかかわっている福祉のボランティアとはあきらかに違う雰囲気。やはり、普段から世の中と闘っているせいなのでしょうか?
それはさておき、朝起きて食欲もないので、集合場所である原爆ドームへ直行。
座ってボーッと考え事をしていると、チラシ配りを手伝ってと言われて、早速チラシ(9条を守る新聞)に。いろいろなひとがいろいろなチラシを配っていました。外国のひとも配っていましたでも、慣れないみたいでなかなかひとに手渡すことが難しそうでした。わたし自身英語ができるわけでもないんで、がんばれ~大丈夫さぁって心で言いながら、笑顔でその外国のひとをみると、笑顔で返してくれましたたぶん、なんとなくわかったんじゃないのかなぁ。だって、手渡せた時になんとなく合図をくれましたからね
8時過ぎ、手元にあるチラシもなくなり、配布も終わり。
いよいよダイ・インのための座り込みです。原爆ドームまわりには、いろいろな市民活動団体の人がいて、ピースサイクルのメンバーのひとは、朝5時くらいから場所取りにでかけていました。
実はこのとき、愛知のピースサイクルで一緒だったI田さんが会いに来てくれて、なんだかふと気が抜けて泣けて来てしまいました。被爆したひとたちのことを考えたり、目的を果たすために走ってきたこと、そしてお世話になったおおさかピースサイクルのひとたちとのお別れがいよいよ近づいていること…。いろいろな想いが交錯していました。
8時15分 ダイ・イン
このときのことは6日のブログにも書きましたが、祈らずにはいられませんでした。
コクリコHPの管理人部屋「のほほんと…」の詩の中に、ちょっとこのときのことを込めて書いてみました。