7月27日に出発して、8月7日に帰宅。まるっと家をあけた日数は11日間。
最初は期待より不安がいっぱいでしたが、終わってみれば本当に充実した日々を過ごしたと思います。
考えてみたら、毎日5時間以上は自転車をこいでいたわけですが(多い時は8時間?)、全然気にならなかったですね。それに、先頭のピースサイクリストのひとの後ろを遅れまいと追いかけるように走っていましたが、後続サイクリストへの気遣いがあったりしたため、安心して走り通すことができたんだと思います。
以前家族で、茶臼山や東栄町、伊勢志摩や京都に行ったときは、ただ単に自転車旅行をする観光目的でしたが、今回は“平和”というものに対して、何がいったい自分にはできるのだろうということを考える旅でした。
だから、自転車をこいでいるときは、いっぱい考えたりしたし、祈りと言うか、平和への願いを込めて走ったり、あとは歌をうたったりと平和である時間を満喫したといってもいいかもしれません。
自分の知らないことも多くて…驚きもたくさん。そして、いろいろな活動をしているひとたちのことも知り、普段自分が生活している時間と空間とはあきらかに違う…そんなのをヒシヒシと感じました。
そんな中で、わたしは決して活動家にはなれないだろうけど、大事なことはシンプルだけど、相手のことを思う想像力や思いやり、ひととひととの絆が深くなって広がっていくことなんじゃないかって、このピースサイクルで強く思いました。そして、常に信念と希望を失わないこと。
わたしは、このピースサイクルに参加できたことで、自信もついた気がします。たぶん人に話すことができる体験ができたということもあるかもしれません。
いま、このピースサイクルの存続自体、後継者不足のため危ぶまれている地域もありますが、わたしはこの活動を細々とでもいいので続けていってほしいと強く願っています。そして、できれば少しでも関心を持つひとがいれば、気軽に参加して一緒に平和への想いをペダルに込めて走れたらと思います。
最後に、このピースサイクルでお世話になった皆さんに心を込めてお礼を言いたいです。
本当にありがとうございました