今年もピースサイクルの時期が来ました
自転車に乗る目的もいろいろですが、夏のこの時期、わたしにとってはどうしても平和を願いながら自転車を走らせるぞっという気持ちになります。
若い時はそれほどではありませんでしたが、歳を重ねると平和への想いがより強くなりました。
さて、ピースサイクルですが、歴史は25年も前に遡ります。
当時、郵便局に勤めていた青年たちが、平和を訴えながら自転車でオーストラリアを横断したという小さな記事を目にしたたとき、いち市民でもできる平和運動はこれだということでヒロシマに向けて走ったことが始まりだそうです。
平和への想いの意思表示のひとつとしてこの時期にピースサイクルに参加せてもらってますが、平和活動家でもないので普段は日本語しかできない、いや、それも怪しいわたしですが、世界のひとの受入れを通して草の根交流をしながら単純に多くの友人たち、子どもたちができればなぁと考えています。
ピースサイクルの県内コースですが、8月6日に合わせて各地からヒロシマに向かうため、毎年日にちは決まっているので大ざっぱに書くと
7月26日は 浜松ー豊橋ー豊川ー豊田7月27日は 豊田ーみよしー日進ー名古屋
7月28日は 名古屋ー小牧ー岐阜
こんな感じでしょうか???
役所に申し入れをしたり、ペースも普段自転車にあまり乗っていないひとに合わせてゆっくりなので、無理なくついていくことができます。
いつも大体27日の豊田から日進までという短いコースを走っていますが、母のこともあるので今年はもうちょっと考えて調整しないと難しそうです。
それにしても、平和を築くって本当に大変なことですね。
経済とか、権力とか、いろんなことやひとの考えが絡んで複雑です。
平和に至るプロセスも様々。
アメリカのオバマ大統領になって、核のない世界に向けて核軍縮をアピールしたのは喜びではあるものの、その反面高性能な新しい兵器が開発されているのだろうかと思うとゾゾッとします。
さらに日本でも6年前から言い出している経団連の武器輸出三原則の記事も気になるところです。
歴史は繰り返す、ということでまた世界戦争は起こるのかも?という不安がありますが、もし起こったら環境も破壊するでしょうし、人間も自然の摂理で淘汰されていくかもしれませんね。
ですが、今年は潘基文国連事務総長の強い希望でヒロシマを訪れるようですし、それに合わせて国連本部では千羽鶴を託そうということで折り始めているというニュースを耳にしました。
悪いニュースも聞くけれど、良いニュースもあるわけで、やっぱり希望は捨ててはならないし、理想は理想としては願うことは悪い事じゃないと思います
さっ、とにかく今年もピースサイクルに地道に参加、ですね