2011年11月11日11時11分11秒…なんてのを記念に撮ろうと朝思っていたら、すっかり忘れてしまい直前になって思い出し慌てて息子の携帯を借りて撮ったところ、秒針はないしAUTOにしていたためフラッシュがたかれてしまうし、と結局とんでもない写真となってしまいました。
それはさておき、11月11日はチーズの日、ポッキーの日、下駄の日等々いろいろあるようですが、やっぱり介護中のわたしにとっては
“いい日 いい日 毎日あったか介護ありがとう”
ということで、「介護の日」です。
先月だったか、買い物に出かけたときやはり介護を初めてまだ1ヶ月という方と話をする機会がありました。
やはり最初は何をどうしたらいいのか戸惑い、また相談するひともいないということで、一生懸命本などをみて調べたりしたということでした。
そういえば、ご家族の方が脳梗塞で倒れてしまったという方もいくつもの本を読んで勉強をされたようです。
とにかく“わからない”ことを“わかる”ようにするために情報収集をいろいろするわけです。
いつまで続くかわからない介護であるだけに、最初に気負い過ぎてやりすぎることで介護者側も大変になるし、介護される側にとっても使える体の機能を失わせることにもなりかねません。
完璧な介護なんてのはできない、それをまずは自分自身が受け止めることなのかもしれません。
そして、ふと笑える介護ができるようになればこころに余裕ができ、良い方向に向かっていくのだと思います。
でも、そこにいきつくまでわたしは3~4年はかかってます。今はすっかり安定して(介護は7年目で胃ろうは3年目に入りました)、ときどき外に行ったりしながら精神的に多少は余裕をもって介護できています。
きょうは、リハビリの先生が新婚旅行に行ったお土産ということで、母に絵葉書をくださり、声がでるまで時間はかかりましたがびっくりするほどのはっきりした声で「ありがとう」のひとことを言えました。
嫌なことや辛いこともときにはあるけど、今回のように驚きや面白い発見、そして笑いもあってそれなりにやっていけてるなと思っています。
でも、自分自身が健康であることが、何よりですね。介護は体が資本。
自分の時間を大切にして、今後も自転車に乗って体力づくりとストレス発散です。