どうってことのない話といえばそうなんですが、昨日朝植物に水やりをしていたときのこと、ほんと~に珍しいことなんですがあるおじさんが声をかけてきてくれました。
実は朝にときどき散歩されているのを以前からみかけることがときどきあったのですが、あいさつくらいはしても声をかけたことも声をかけられたことも一度もありませんでした。
大体は暑いですねぇということから会話が進んで、同じ町内のひととは年齢に関係なく言葉を交わしたりするのですが、このおじさん(お隣の自治区の方)とはそういうことは一切なし。
それが昨日は、今年は熱中症で死んだ人もいるから気を付けないとね、という感じの会話をしたんです。
どうってことはないんですが、でも、こうやって何年もみかけることはあったのに言葉を交わしたことがないひとと話すのって、ちょっとした会話でもとても新鮮味を感じてしまうわけです。
そういうことがあれば、病院の近くで炎天下の中塩大福を販売しているお兄ちゃんに、年配の女性が「こうやって頑張ってる若い人みると、ついつい応援したくなっちゃうんだよねぇ」と嬉しそうにしながら話すことを楽しみながら買い物をしている方がみえました。そして、それに応えるように、お兄ちゃんが優しそうな笑顔で「ここにまたいますから、気軽に顔を出してください、お体を大事にしてくださいね」という会話の姿をみていて、なんだか微笑ましいというのかなんというのか。
こころない言葉の会話って味気なく感じるものですが、長々会話するでもなくほんのとちょっとしたやりとり、なんだかあったかくていいもんです。