7月のピースサイクルに参加した際、新しくなったみよし市の庁舎の免震構造をみる機会に恵まれました。
職員の方に案内されて庁舎の地下へ。
一般の方が見学できる場所ではないということなので、貴重な体験です。
建物を支えているのは、鉄でもコンクリートでもありません。
黒い部分がタイヤのゴムと同じ材質とのこと
フロア全面はこんな感じ↓
さらに横揺れにも対応するために伸縮できるようになってました
そして、水道などの配管なんですが
天井にすべて吊ってあり、
よくみると配管を通す壁の穴にもゆとりをもたせてありました。
これくらいの穴の大きさで大丈夫かちょっと心配
あくまでも免震ということなので、例えば震度5が軽減されて震度3になる…そんな感じでした。
日本の建物の免震、耐震構造はすごいなと思っていはいるのですが、こうやって直にみるとやっぱり違います。
そして、免震構造になっている建物の外に出ると、これまたビックリ!
右側のコンクリート部分が庁舎。そして黄色い鎖の部分が道路というか歩道部分。
ちょっと間が空いているのですが、これがミソなんです。
地震が起こるとこの建物が動くので、そのための空間をあけてあるんです。この建物が動くって…すごいというのか、怖いっ!
建物構造の見学をさせてもらいとてもよかったのですが、同時にどうかこの建物が動かないといけないような地震が来ないことを願ってしまいました。
明日(9月1日)は防災の日。今一度見直してみなければ。
あと、きょうは“ブルームーン”。見られるといいな。