先回娘と明治村に行ったときに挑戦した謎解き宝探しゲームが途中までで帰宅時間がきてしまったので中途半端状態ということもあり、それを完結すべく出かけて行きました。
明治村の雰囲気、優しく流れてくる昔NHKの朝ドラでやっていた“あぐり”のテーマ曲。やっぱりいいなぁと思いながら歩いていると、娘が急にこれ今やってるから行こう!と言いだしました。
梅雨も明け暑い日々が続いていますが、こういう時期になるとイベントのひとつとして幽霊屋敷関係なるもののが多くなりますが、明治村もやっぱりそうでした
わたしは本当に苦手で、昔おばけ屋敷に友人と入ったときも入口から出口までずっと目を閉じっぱなしで、お金払って入る意味ないんじゃないの?というくらいです。そんなわたしが娘に付き合い…
『絶恐』夏期講習へ・・・
娘曰く、クイズ形式だから大丈夫だよ、とサラッとひとこと。
意を決して行き、受付のお姉さんに思わず怖くないですか?と尋ねると、導入部分くらいかなと笑顔で言われ、思ったより大丈夫かなと思いながら挑戦しました。
受付で渡された問題シートに書かれた時間が来るまで待合室で待っていると、後ろから子どもの大きな泣き声が。
どうやら、子どもも本当に怖がっているらしく、その声を聞いてよかったんだろうか…と動揺していたら、またもや受付のお姉さんが爽やかな笑顔で大丈夫だよひとりで入るわけじゃないから、と慰められ泣き声も聞こえなくなりました。
小さな子どもだって挑戦するのだからわたしがビビッてても仕方がない、と思っていると時間が来たので、いざ最初のお勉強の部屋へ。
絶恐夏季講習会場の建物が陸軍病院なので、医療関係の歴史内容の展示物があちらこちらに。まずはそれをしっかり読んで「見て」試験スタートです。試験というのは、夏季講習ということなので一応試験があるのです。試験=真っ暗闇の絶恐の場所に入るということなんですけどね。
試験会場入口にある機械にシートに印刷してあるQRコードをかざすと、進んでもOKという合図の青信号が表示されます。試験時間は10分間。
その間に回答をしながら出口まで向かわねばなりません。
ひとりでは絶対入りたくないわたしは、娘の後ろにすぐ着いていきました。
暗い…たぶんわたしひとりでは無理だっただろうなと思いながら、なんとか試験問題も無事回答し終え出口へ。
答え合わせの場所で時間を確認してもらったら、なんとか10分ギリギリでした。
っで、結果としてはわたしは1問不正解。娘は全問正解でご褒美をもらってました。ちなみに全問正解しても試験時間オーバーだとご褒美はありません。
結局のところ、この夏季講習わたしにとってひとりでは受けたくないけど、ふたりでなら大丈夫といった具合で、何より一番よかったのは音で恐怖をあおられるようなことはなかったことがよかったです。でも試験中ずっとかかってたエリック・サティのジムノペディ、(昨年2013年のトリエンナーレの一会場でも流れてました)にはちょっと癒されました。
明治村も広すぎて一気に見ることは難しいため、行くたびにひとつずつしっかり見てこようということで、今回は小熊写真館へ。
和服姿が似合うガイドの方に話をいろいろ聞くことができました。
やはり説明を聞くと、ただ単に見て終わりというよりも理解が深まって興味深く見られる点でいいですね。そういえば、6月訪れたときに呉服座(くれはざ)の見学をさせてもらいましたが、タレントの優香さん似のガイドさん(たまたま?)のおかげで普段見ることができない奈落の底を見たり説明を聞くことができてかなりよかったです。はっきりいってお勧めです
さて、広い敷地の明治村、疲れた足に休足(息)をということで…
汚い足を見せてスイマセン
夏ということもあり、100円で冷水の足湯でした。うーん、火照ってしまった足にちょうど良い
謎解き宝探しゲームも無事終え、この時期限定の冷たいカキ氷も食べたし、頭も体も使ったし…明治村は意外と面白いです。村民登録して正解だったなとつくづく思ってしまいました。