滝穂橋を渡っていよいよ甌穴(おうけつ)へ。※甌穴(おうけつ)…河床の岩盤の割れ目や、窪みに河の水が渦を作り、窪みを大きくする。 そこに、礫砂が入り、渦で回転し窪みを大きく掘り下げてできた穴のこと。
橋を渡って左に行けば甌穴に行くための階段と駐車場があるはずということで、自転車を走らせますが。。。
↑地図にもそう書いてあったはずなのに、行けども駐車場らしきものも何もなし。見落としているのかもと少し引き返してみると、なんとっ!駐車場は閉鎖され階段もどうやら撤去してしまったらしいのです。何かの理由があってのことなんでしょうけど、もしかしたらBBQなどでゴミなど散らかし放題にしてしまうとか、川の増水で危険だとか、とにかく閉鎖しなければならないような困ったことがあったのでしょうね。
残念すぎるということで、せめて道路から甌穴を写真に収められないかと思い走り出すと、ちょうどいいポイントがあり(自転車ならではですね)そこで写真を撮りながらも、もう少し近くで見られたらもっとよかったのになぁと思いふと道路に目をやると、茶色い小さな看板があるではないですか。早速近寄って見てみると、なんと甌穴の説明が書かれた看板だったんです。絶対車で走っていたら見落とししてしまうでしょうし、停めてみることはできない場所に。
この看板の横に自転車ならなんとか停められそうなスペースがあり、そこから川にまで降りられるような道というか、たぶんいろいろなひとが降りたためにできた道があり、ちょっと急でしたが行ってみることにしました。
やはり道路からみるのと、すぐそばでみるのとはかなり違いますね。
石の曲線がなんだかすごすぎる!いったいどれくらいの時を経てこの形が出来上がっていくのでしょう。
ポットホール(なべ状の穴)が本当にいくつかあり、確かに礫砂が入って掘り下げている様子がわかりますよね。
きっともっと探していけばいろいろな穴が見つかりそうですが、ここへきて蛇が川中で死んでいるのを見てしまい早々に退散しました
今回自転車で走っていても、道で死骸になっていた蛇をよく見かけ、とても苦手なわたしとしてはギョッと何度なったことやら
生きている蛇には一度だけでしたが、これだけ遭遇するとかえって何かいいことがあるのかもしれない、とそう思うしかないかぁ
~つづく~