行こうかどうしようか…迷いに迷って、来年がまたあるからとは限らないからということで思い切って行ってきました。
タイトルにもあるように、新美南吉記念館と彼岸花をみるためにです。
ごんの秋祭り期間中(9月19日~10月5日)だと記念館の駐車場は使えないとのことで、障がい者の車両は除くというもののたくさんのひとが来場するようなので本当に駐車場があるかどうかわからないですし、第一そこにまで渋滞で辿り着けるか状況をわかっていないわたしとしてはなるべく避けたいリスクだったので思い切って秋祭りが開催される前、きょう思い切って行ってきました。
本当は午前中から出かけたいところでしたが、訪問看護師さんがみえる大事な日。ちゃんと母をみてもらいお昼ちょっと前に家を出発しました。
いつもならお昼はスポーツドリンク400ccをベッドの上でゆっくり点滴のように胃に入れていくのですが、きょうはそれをしていたらどんどん出発時間が遅くなってしまうため、車の座席シートを倒して水分補給を1時間かけてしながら現地に向かいました。
ちょうど我が家からは1時間ちょっと。
以前というか若いころ、よく碧南の方までバンドの練習で出掛けていたこともあり、懐かしい道のりになるのではと思われましたが、さすがに30年近く経っていると雰囲気も様変わりして驚きの連続でした。ですが、そうそうここ通ったことがある…と思い出す場所もありました。
通る町並みはやはりわたしが住んでいる豊田とは様子が違うため新鮮な気持ちで車を運転していましたが、その土地土地の文化歴史があるようで、いつか機会があれば電車か自転車で訪れてゆっくり見て回ってみたいという気になりました。
さて、初めて訪れる新美南吉記念館。アスファルト上の身障用の駐車場はすでになかったため、もう1箇所の駐車場をみたらこんな感じで↓
結局そこには停めずにちょうどアスファルトの方の駐車スペース(端)があいたのでそこに停めることにしました。
車イスの乗降を考えると、どうしても端に停めた方が都合がいいのです。
ごんの秋祭り前とはいえ、彼岸花の開花状況が今年は早いためか、多くのひとが午後ではありましたが訪れていました。
記念館では新美南吉の生い立ちや、童話のジオラマなどがあったりとなかなか読み応えがありました。っが、ゆっくり見ている時間もないので足早にです。
そして、記念館から信号を渡ってすぐに矢勝川が流れており、満開とはいえないものの真っ赤に開花した彼岸花が堤防沿いにずぅ~っと遠くまで植えてあり赤い道ができていたことに驚きました。
確かにこれだけの彼岸花が咲いていれば、みんな見に来るでしょうね。
そうなると、やはりきょう来て大正解だったのかもしれません。車イスでは堤防の道(土)を押し歩きするにはちょっと辛いし(反対側はアスファルトだったような?)、ひとが多ければ気を使ってゆっくりみることも難しいかもしれません。
母と娘は祭りのために立てられたと思われる簡易テントの下で彼岸花を見ていましたが、とにかくこの雰囲気を味わうことができて本当によかったと思います。
写真も撮ることができたし、また思い出すためにもアルバムに貼っておきます。