初めてピアノを習う生徒さんに重力奏法を夢中で教えてきました。
不思議な音の国上巻から始めて下巻を修了した生徒さんはまだおりません。
下巻から始めて修了した生徒さんは2人おります。
下巻の間、奏法を順調に習得したわけではなく今もノンレガートに戻って重みで弾くことを確認することが多いです。
初めから重力奏法で習った生徒さんでも安心はできません。
癖の強い生徒さんは初めから油断できませんが、癖の強くなかった生徒さんでもいつの間にか違う弾き方になっていくことがあります。
これは想像していませんでした。
その弾き方しか知らないから大丈夫かと思っていました。
年齢が少し上の生徒さんは自己流で弾き始めることがあるので、やはり一番の基礎になるノンレガートをレガートで弾くようになってからもやる必要があると思います。
さて、新たなる挑戦。
何に挑戦するのか。
ピアノ歴の長い生徒さんにこのメソッドをしっかり伝えようと。
これまで曲の中で部分的には試してきました。
しかし、その時限り有効な状態で本当には身に付かないことがこの1年半ではっきりわかりました。
なので、ノンレガートをご自宅での練習でもしていただくために、レッスンでもその時間を設けることにしました。
但し全員にではありません。
ご本人がその必要性を感じている生徒さんにです。
ご本人も根気が要りますので主に大人の生徒さんです。
小学生は1人だけです。
私の場合、ほとんどの小学生はこのメソッドでレッスンをしているので、改めてやる人数が元々少ないのですが、普段の様子から考えてやってくれるのは彼女だけとなったわけです。
先週今週と例の紺色の楽譜「Fundamentals of Piano Technique」のノンレガートのページをやりました。
彼女は姿勢に問題があり、それが改善できれば弾き方が良くなるのではと考えていました。
腰の支えがほぼなく、足の位置も必ず右に寄っていて中心がいつもずれていました。
学年が上がりそのズレがさらに大きくなっていました。
レッスンで何度姿勢を注意しても保てません。
これは一体どういう事かと思い続けて5年生になってしまいました。
彼女は音が特別汚くもなくパサパサな音でもなかったのですが、練習量の割にテクニックも表現も直すのに時間がかかっていました。
重さが鍵盤に載っていない感じはありましたが、注意するとソコソコできます。
しかし、レッスンの度に直してはまた翌週にすっかり元に戻りの繰り返しでした。
アコースティックピアノで練習をしているのにどうして毎回こうなのだろうと疑問でした。
これは彼女にも基本からやる必要があるのではとやっと私も気付きました。
そう思ったのはこのメソッドでレッスンを始めた生徒さんでも、不思議な音の国下巻を1年かけて学んだ生徒さんでも、常にノンレガートに立ち返って確かめる必要があると知ったからです。
さて、彼女。
だいぶ前に腕を持った時に実は力みを感じておりました。
私もこのメソッドでレッスンを始めて経験が浅かったので、指の力みはないし第1関節の支えも悪くないしその内良くなるのではと思っていました。
彼女はアームスタッカートでカエルが驚くほど飛ばせなかった生徒です。
この時も今よりもずっと経験不足な身でしたので、これは教え方が良くないのだと思いました。
しかしその後、多くの生徒が何度かやるだけで前に飛ばせることを知りました。
と言うわけで、久し振りに彼女の手を持ってみましたら、全く力が抜けず私もこれをどうしたらいいものか方法が分からないことに··
これまでの手を預けくれない生徒とは全く違う力みです。
本人は力を抜こうとしているのですが前腕の内側(手首側)が固くなってどうにもなりません。
手を振っても固いまま。
立ってブラブラ腕を振って体操してみたり、私の腕を持ってもらったり、Hangingでご紹介した伸びるコイル状のキーホルダーに腕を通してもらったりと、これまで試して効果があったことをしましたが、全滅
「Fundamentals of Piano Technique」で改善できれば良いのですが可能かはまだ私にも分かりません。
先生に迷惑をかけないように自分で動かさないと、と思っているのかもしれません。と、今ふと思いました。
動かし方を直されていると勘違いしているのかもしれません。
単純に何もしないでほしいだけなのですが。
来週はそこを確かめてみようと思います。
夏休みなので、普段よりゆっくり練習できると思います。
心配なく時間を使える今が良いチャンスです。
不思議な音の国上巻から始めて下巻を修了した生徒さんはまだおりません。
下巻から始めて修了した生徒さんは2人おります。
下巻の間、奏法を順調に習得したわけではなく今もノンレガートに戻って重みで弾くことを確認することが多いです。
初めから重力奏法で習った生徒さんでも安心はできません。
癖の強い生徒さんは初めから油断できませんが、癖の強くなかった生徒さんでもいつの間にか違う弾き方になっていくことがあります。
これは想像していませんでした。
その弾き方しか知らないから大丈夫かと思っていました。
年齢が少し上の生徒さんは自己流で弾き始めることがあるので、やはり一番の基礎になるノンレガートをレガートで弾くようになってからもやる必要があると思います。
さて、新たなる挑戦。
何に挑戦するのか。
ピアノ歴の長い生徒さんにこのメソッドをしっかり伝えようと。
これまで曲の中で部分的には試してきました。
しかし、その時限り有効な状態で本当には身に付かないことがこの1年半ではっきりわかりました。
なので、ノンレガートをご自宅での練習でもしていただくために、レッスンでもその時間を設けることにしました。
但し全員にではありません。
ご本人がその必要性を感じている生徒さんにです。
ご本人も根気が要りますので主に大人の生徒さんです。
小学生は1人だけです。
私の場合、ほとんどの小学生はこのメソッドでレッスンをしているので、改めてやる人数が元々少ないのですが、普段の様子から考えてやってくれるのは彼女だけとなったわけです。
先週今週と例の紺色の楽譜「Fundamentals of Piano Technique」のノンレガートのページをやりました。
彼女は姿勢に問題があり、それが改善できれば弾き方が良くなるのではと考えていました。
腰の支えがほぼなく、足の位置も必ず右に寄っていて中心がいつもずれていました。
学年が上がりそのズレがさらに大きくなっていました。
レッスンで何度姿勢を注意しても保てません。
これは一体どういう事かと思い続けて5年生になってしまいました。
彼女は音が特別汚くもなくパサパサな音でもなかったのですが、練習量の割にテクニックも表現も直すのに時間がかかっていました。
重さが鍵盤に載っていない感じはありましたが、注意するとソコソコできます。
しかし、レッスンの度に直してはまた翌週にすっかり元に戻りの繰り返しでした。
アコースティックピアノで練習をしているのにどうして毎回こうなのだろうと疑問でした。
これは彼女にも基本からやる必要があるのではとやっと私も気付きました。
そう思ったのはこのメソッドでレッスンを始めた生徒さんでも、不思議な音の国下巻を1年かけて学んだ生徒さんでも、常にノンレガートに立ち返って確かめる必要があると知ったからです。
さて、彼女。
だいぶ前に腕を持った時に実は力みを感じておりました。
私もこのメソッドでレッスンを始めて経験が浅かったので、指の力みはないし第1関節の支えも悪くないしその内良くなるのではと思っていました。
彼女はアームスタッカートでカエルが驚くほど飛ばせなかった生徒です。
この時も今よりもずっと経験不足な身でしたので、これは教え方が良くないのだと思いました。
しかしその後、多くの生徒が何度かやるだけで前に飛ばせることを知りました。
と言うわけで、久し振りに彼女の手を持ってみましたら、全く力が抜けず私もこれをどうしたらいいものか方法が分からないことに··
これまでの手を預けくれない生徒とは全く違う力みです。
本人は力を抜こうとしているのですが前腕の内側(手首側)が固くなってどうにもなりません。
手を振っても固いまま。
立ってブラブラ腕を振って体操してみたり、私の腕を持ってもらったり、Hangingでご紹介した伸びるコイル状のキーホルダーに腕を通してもらったりと、これまで試して効果があったことをしましたが、全滅
「Fundamentals of Piano Technique」で改善できれば良いのですが可能かはまだ私にも分かりません。
先生に迷惑をかけないように自分で動かさないと、と思っているのかもしれません。と、今ふと思いました。
動かし方を直されていると勘違いしているのかもしれません。
単純に何もしないでほしいだけなのですが。
来週はそこを確かめてみようと思います。
夏休みなので、普段よりゆっくり練習できると思います。
心配なく時間を使える今が良いチャンスです。